平成26年7月7日 JETAA、安倍総理夫人を招待した七夕会を実施 7月7日の午前中、オークランドをベースとするJETプログラム参加者の同窓 会(JETAA)は、安倍総理夫人、JETAA、JENESYS2.0プログラム参加者及び Support Our KidsのNZ側の関係者を招待し、ヴィラマリア(ワイナリー)にて七 夕会を実施しました。 最初に、JETAA、JENESYS2.0及びSupport Our Kidsの日本での体験談や過去の 活動等につき、プレゼンテーションが行われ、三重県伊勢市(旧御薗村)の小中 学校で勤務したJETプログラム参加者は、「給食体験が一番印象的で、きんぴら ごぼうが好きになった」、茨城県でホームステイをしたJENESYS2.0プログラムの 参加者は、「日本での体験が忘れられず、日本を再度訪問したい。将来は日本語 教師になりたい」、また、Support Our Kidsの現地支援を行っているNZ側の関係 者は、「この活動にやりがいを感じており、NZでのホームステイの活動支援を通 じて、東北の子供たちの夢が実現するよう、これからも活動を続けていきたい」 と語りました。また、本日は七夕であったため、JETAAより七夕の物語について 説明が行われ、その後、総理夫人も参加し、笹の葉の飾り付けが行われました。 総理夫人は、Support Our Kidsの関係者に対して、東北の子供たちに夢を与え るこれまでの活動に対しお礼を述べ、JETAAやJENESYS2.0の関係者に対しては、 「これからも積極的に活動を行って、日・NZ両国の架け橋となっていただきたい」 との応援メッセージが伝えられました。 その後、和やかなムードで、懇談(質疑応答等)が行われ、会が終了した後、 参加者は、総理夫人と一緒に、ヴィラマリアに到着した安倍総理及びジョン・キ ー首相を出迎えました。 ◇注1:JETプログラムは1987年に発足し、年1回の募集による同プログラムは今年で28年目を迎え、招聘国は4カ国 から40カ国に拡大。NZからは毎年約100名前後の青年が日本各地の地方自治体及び学校へ派遣されており、これまで延べ 2,800名以上が参加している。日本から帰国した元参加者によるJET同窓会(JETAA)の支部が世界中に有り、NZにもウェ リントン、南島、オークランドで、それぞれ草の根レベルの活動を行っている。 ◇注2:JENESYS2.0:2012年で終了した最初のJENESYS事業の後継として、2013年より、日本に対する潜在的な関心 を増進させ、「クールジャパン」をはじめとした日本の強みや魅力等の日本ブランド・日本的な価値への国際理解を増進させ ることを目的に、安倍総理によって立ち上げられた3万人規模のアジア・大洋州諸国・地域との青少年交流事業。NZからは、 これまでに、5つのプログラムに計82名が既に招聘されており、本年7月に8名、さらに同9月に20名の招聘が予定され ている。 ◇注3:Support Our Kids:東日本大震災後で被災した子供たちの支援のために、各国の在日大使館の理解と協力のもとに、 10年間の継続事業として発足されたプロジェクトで、海外ホームステイプログラム等を実施。NZでのホームステイ・プログ ラムは2011年7月より毎年日本の学校の夏休み期間を利用して実施されており、第1回は50名、第2回目は14名、第 3回は10名が参加。今年も8月に予定されている。
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