物理学演習 第8回資料(平成26年度後期) Ⅲ 積分定理 6. 運動量の定理 名城大学 教員:山﨑耕造 ࢚ p2 - p1= - ࢚ ࡲࢊ࢚ (運動量変化=力積) 7. 運動量保存の法則 F=0 8. の時 (x,y,z) (r,θ,z) 運動量の定理 L2 - L1= 9. 角運動量 p = 一定 ࢚ ࢚ ࡺࢊ࢚ 角運動量 L=r×p 力のモーメント N=r×F x=rcosθ, y=rsinθ dx=cosθ dr - rsinθ dθ dy=sinθ dr + rcosθ dθ Lz=m[rcosθ{sinθ dr/dt + rcosθ dθ/dt} - rsinθ{cosθ dr/dt - rsinθ dθ/dt}] =mr2 dθ/dt =mrvθ 角運動量保存の法則 N=0 演習問題 L=r×p Lz=m(xvy-yvx) Lz=r×pθ=mrvθ の時 L = 一定 略解 Ⅲ-A6.力積: 初期 p1=(mv,0), 打撃後 p2=(0,mv) 力積=運動量変化=p2- p1=(-mv, mv),力積の大きさは 21/2mv, 初速度が零の場合には,p2=(-mv, mv) となるので,v2=(-v, v),|v2|=21/2v Ⅲ -A7 . 円 運 動 : ℓ=mrv=mr2ω = 2πfmr2 3.29×1015 (1/s), ∴ f=ℓ/(2πmr2)=0.527×10-34/(2x3.14×9.11x10-31×0.5292×10-20) = v= ℓ/mr=0.527×10-34/(9.11x10-31×0.529×10-10)=1.09×106 (m/s) . Ⅲ-B4.抵抗力: 傾斜角を θ として車にかかる斜面方向の力は 時のエネルギー率は Ⅲ-B7.回転: Mgsinθ + F であり,速度 v で上昇する (Mgsinθ + F)v≦P[w] したがって sinθ≦(P/v-F)/Mg 万有引力のポテンシャルエネルギーは U=-GMm/r である. (i) A から B への移動により UB-UA=GMm(1/a-1/b) のエネルギーの増加があるので,エネルギー保 存から,万有引力が惑星にした仕事は,ΔW= - (UB-UA)= GMm(1/b-1/a) (ii) (1/2)mv2-GMm/r = const. から (1/2)mv2-GMm/b = (1/2)mu2-GMm/a, v= [u2+2 GM(1/b-1/a)]1/2. レポート8 課題 練習問題集から Ⅲ-B8(回転) 提出場所 3 階学務センター前 レポートボックス「物理学演習(山崎) 」 提出期限 次回の講義日の前日(月)の午後 1 時まで 演習問題 ヒント Ⅲ-B8.回転:O を原点として,A(r,0), P(rcosωt,rsinωt).点 P の速度は v=(-rωsinωt, rωcosωt), ル AP は rAP=(rcosθ-r, rsinθ) であり,質点の A 点に関する角運動量の z 成分を求める. ベクト
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