ACD/MS Workbook Suiteカタログ

MSフラグメント解析とLC/MS成分探索をサポート!
ACD/MS Workbook Suite
新商品
先進技術
Advanced Chemistry Development(ACD/Labs)社のマススペクトル解析ソフト
ACD/MS Workbook Suiteには、構造解析に必要な機能がすべて含まれます。幅広いメーカーのフォーマッ
トにも対応しているため、どの装置で測定しても、一つのソフトで同じように解析することができます。
マススペクトルと構造式との自動帰属
組成式計算だけでなく、フラグメント予測機能も搭載されてい
ます。推定構造式とマススペクトルとの自動帰属を行うことで、
推定構造の検証やスペクトルの解釈を容易に行うことが可
能です。フラグメント、ピーク、部分構造が連動してハイライト
表示されるので、帰属結果も一目で確認できます。
また、各フラグメントの予測開裂パスウェイも表示されます。
ハイライト表示
成分情報を抽出
LC/MSデータ中の成分を自動検出
対応するクロマトグラム、
マススペクトルも簡単に確認可能
LC/MSデータから、全溶出成分の分子量と溶出時間を
自動的に特定します。特定された成分に対しては、既知
化合物との照合だけでなく、「既知成分からの変化体」
かどうかの判定も行います。検出結果はデータテーブル
に集約され、興味のあるものから優先的にデータ確認が
可能です。
抽出情報のフィルタリング
抽出された情報を効率よく確認・解釈するために、さまざまなフィル
ターにて抽出情報を絞り込むことができます。これにより、目的の情報
から効率的に確認作業を行えます。
• 12C/13Cテスト
データから抽出された同位体情報を用いて、 各ピークの12C/13C
比が許容範囲かどうかを判定します。
• マスディフェクトフィルター
親化合物に関連する成分を同定します。
• 同位体パターン解析
Cl, Br, Sを含む成分を同定し、各原子の含有量を計算します。
この情報は組成式計算の際の参考となります。
代謝物の同定ツール
ACD/Labsの提供するADME予測ソフトACD/PerceptaのRegioselectivityアルゴリズムに基づいて代謝物を生成します。
予測された各代謝物とその親化合物は、IntelliXtractの結果とマージされ、自動的に帰属・同定されます。
データベースでの管理・共有
解析後、構造式・クロマトグラム・スペクトルを1クリックでデータ
ベース化することができます。
また、代謝マップとして生体反応経路の情報や、マップ中の各構
造式とスペクトルを関連付けて格納できます。これにより、単に
薬物代謝構造式とその関連情報を記載したデータ集とくらべ、全
体像を容易に確認することができるようになります。
データベースは、スペクトル、化学構造、文字情報等、様々な情
報にて検索可能です。Excel や PDFでの管理では、不可能だっ
た実験情報の活用を容易に実現し、研究所内で情報共有を行う
事で、代謝物同定だけでなく、合成展開などの業務などもより効
率化できます。
ACD/MS Workbook Suiteの機能をもっとお知りになりたい方へ:
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詳細につきましては、下記までお気軽にお問い合わせ下さい。
富士通株式会社
テクニカルコンピューティング・ソリューション事業本部 HPCアプリケーション統括部
〒261-8588 千葉市美浜区中瀬1-9-3 幕張システムラボラトリ
TEL:043-299-3680 E-mail:[email protected]
内容の詳細はインターネットでもご覧いただけます。http://jp.fujitsu.com/solutions/hpc/app/acd/
2014.08.15