平成 26 年度「多階層地球変動科学実習 II」開講通知１．日時：2014 年 9 月 22 日（月）～25 日（木）＜2 泊 3 日（信楽）＋1 日（宇治）＞２．場所：京都大学生存圏研究所信楽 MU 観測所および宇治キャンパス３．担当教員等：津田敏隆、塩谷雅人、Kazadi Sanga-Ngoie,、橋口浩之、高橋けんし、古本淳一、矢吹正教４．実習内容：信楽 MU 観測所では、直径 103m の巨大なアンテナを有する世界最高性能かつアジア域最大の大気観測レーダーである MU レーダーを中心として、大気観測の実験場として日々研究が行われています。本実習では、さまざまな大気の観測手法について、その測定原理を理解するとともに、それらの観測装置を実際に利用することを通して、地球大気の変動現象をどのように捉えることができるのかを体験することを目的としています。具体的には、レーダー・ライダーなどによる大気状態の地上からの遠隔観測、温度、湿度、風向・風速などのその場での観測、さらには GPS などを用いた衛星観測、GIS を用いた解析などについて実習してもらう予定です。宿泊施設完備の信楽 MU 観測所で、最先端の大気研究を体感して下さい。５．実習日程（予定）： 9 月 22 日（月） 13:00 宇治キャンパス総合研究実験棟セミナー室 HW525 に集合開講、オリエンテーション、ラジオゾンデ観測原理説明 14:30 信楽へ移動 16:00 信楽 MU 観測所見学ラジオゾンデ観測（期間中複数回実施） 9 月 23 日（祝）夜間ライダー原理説明／観測午前 MU レーダー原理説明 GIS 原理説明 RASS・GPS 観測原理説明午後地上気象観測原理説明／観測大気質観測原理説明／観測 9 月 24 日（水） 9 月 25 日（木） 9:00 宇治へ移動 10:30 データ解析演習 (17 時頃まで) 9:30 データ解析演習 13:30 自由討論・発表会 15:00 解散６．宿泊場所：京都大学生存圏研究所信楽 MU 観測所〒529-1812 滋賀県甲賀市信楽町神山 Tel: 0748-82-3211 Fax: 0748-82-3217 http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/mu/ ７．参加費用：食費・宿泊費などとして、初日に 8,000 円を徴収します。後日、相当額を旅費として振込みますので、実質的な費用負担はありません。宇治キャンパス・信楽 MU 観測所間の移動はジャンボタクシーを利用する予定です。８．特記事項： ※テキストは当日配布します。参考書についてはテキスト中の文献を参照してください。 ※データ解析演習で使用しますので、ノートパソコンを持ってきてください。 (持っていない方には当日お貸ししますので、参加申込み時にその旨記入してください) ※学生教育研究災害傷害保険または学生総合共済に加入していることが参加条件となります。９．本実習に関する問い合わせ先・参加申込先生存圏研究所橋口浩之 Tel: 0774-38-3819 E-mail: [email protected] ※参加申し込みの場合は、氏名・所属・学籍番号・性別をメールで送ってください。3 日以内に受領確認のメールが届かない場合は、再送するか電話で確認してください。 ※昼食・夕食は宅配弁当を頼む予定です。アレルギーなど食べ物に制限がある場合は事前にご連絡ください。 ※参加〆切は 8 月 29 日（金）としますが、宿泊施設の関係上、参加希望多数の場合には、人数を調整する場合があります。（先着順とします） (注) ゆかた・タオル・シャンプーなどは観測所に置いてあります。観測所から徒歩で行ける範囲にコンビニ・自動販売機などはありませんので、歯ブラシ・飲み物・朝食・夜食など、必要なものは持ってきてください。宇治から信楽に移動する途中で(2 日目夕方にも)、スーパー(平和堂)に立ち寄る予定ですので、そこで購入してもらっても構いません。