アムロジピンOD錠 2.5mg「NS」の生物学的同等性に関する資料

アムロジピンOD錠 2.5mg「NS」の生物学的同等性に関する資料
日新製薬株式会社
1.溶出挙動の類似性
アムロジピン OD 錠 2.5mg「NS」
(日新製薬)及び標準製剤(OD 錠、アムロジピンとして 2.5mg)
のヒトでの生物学的同等性試験に先立ち、溶出挙動により両製剤の類似性を推察した。その結果、
「後発
医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン
4.溶出挙動の類似性の判定」に従い判定するとき、いず
れの場合においても溶出挙動が類似していると判定された。
【 pH1.2 50rpm 】
100
100
80
80
60
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」
40
60
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」
40
標準製剤(OD錠、2.5mg)
標準製剤(OD錠、2.5mg)
20
20
0
0
0
5
10
15
時間(min)
20
25
0
30
60
80
80
溶出率(%)
100
60
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」
120
60
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」
40
標準製剤(OD錠、2.5mg)
標準製剤(OD錠、2.5mg)
20
20
0
0
0
30
60
時間(min)
90
0
120
60
rpm 試験液
pH1.2
100
pH5.0
80
50
60
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」
40
pH6.8
標準製剤(OD錠、2.5mg)
水
20
0
0
15
30
45
時間(min)
120
180
240
300
360
時間(min)
【 pH6.8 100rpm 】
120
溶出率(%)
90
【 水 50rpm 】
120
100
40
30
時間(min)
【 pH6.8 50rpm 】
120
溶出率(%)
【 pH5.0 50rpm 】
120
溶出率(%)
溶出率(%)
120
60
75
100
90
pH6.8
平均溶出率の判定
15 分以内に平均 85%以上溶出した。
判定ポイントにおいて、試験製剤は
標準製剤の±15%の範囲にあった。
判定ポイントにおいて、試験製剤は
標準製剤の±15%の範囲にあった。
判定ポイントにおいて、試験製剤は
標準製剤の±12%の範囲にあった。
判定ポイントにおいて、試験製剤は
標準製剤の±15%の範囲にあった。
※判定ポイントにおける標準製剤の平均溶出率の±12%又は 15%の範囲を
-1-
で示す。
2.血漿中濃度比較試験
2-1.水で服用
健康成人男子 14 名に、アムロジピン OD 錠 2.5mg「NS」及び標準製剤(OD 錠、2.5mg)を、そ
れぞれ 1 錠(アムロジピンとして 2.5mg)絶食時単回経口投与(水 150mL で服用)し、14 日間以上
の休薬期間をおいた 2 剤 2 期クロスオーバー法で両製剤の血漿中濃度を比較検討した。
その結果、アムロジピンの血漿中未変化体濃度推移は以下に示したとおりで、最高血漿中濃度到達時
間Tmax はアムロジピン OD 錠 2.5mg「NS」が 6.1 時間、標準製剤が 5.8 時間で、最高血漿中濃度
Cmax はそれぞれ 1.11ng/mL、1.24ng/mL、消失半減期 T1/2 はそれぞれ 39.2 時間、39.1 時間と算
出された。
得られた薬物動態パラメータをもとに 90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、0~72 時間まで
の血漿中濃度-時間曲線下面積 AUC0-72 は log(0.8313)~log(1.0164)、Cmax は log(0.8199)~
log(0.9883)であり、後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドラインが要求する log(0.80)~log(1.25)
の範囲内であった。
血漿中濃度(ng/mL)
2
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」
1.5
標準製剤(OD錠、2.5mg)
Mean±S.D., n=14
1
0.5
0
0
薬剤名
0 hr
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」 0.000
±S.D.
標準製剤(OD錠、2.5mg)
0.000
±S.D.
-
12
2 hr
0.506
0.252
0.569
0.342
4 hr
0.780
0.164
0.762
0.296
24
6 hr
1.043
0.235
1.171
0.321
36
時間(hr)
血漿中濃度(ng/mL)
7 hr
8 hr
10 hr
0.969 0.917 0.805
0.309 0.263 0.297
0.976 1.023 0.848
0.246 0.302 0.226
-2-
12 hr
0.735
0.197
0.812
0.264
48
24 hr
0.514
0.153
0.576
0.154
60
48 hr
0.333
0.085
0.354
0.116
AUC0-72
72 hr (ng・hr/mL)
0.223
33.15
0.075
8.54
0.242
36.08
0.068
9.44
72
Cmax
Tmax
(ng/mL)
(hr)
1.11
6.1
0.26
1.6
1.24
5.8
0.30
1.4
T1/2
(hr)
39.2
8.7
39.1
8.7
(n=14)
2-2.水なしで服用
健康成人男子 13 名に、アムロジピン OD 錠 2.5mg「NS」及び標準製剤(OD 錠、2.5mg)を、そ
れぞれ 1 錠(アムロジピンとして 2.5mg)絶食時単回経口投与(水なしで服用)し、14 日間以上の休
薬期間をおいた 2 剤 2 期クロスオーバー法で両製剤の血漿中濃度を比較検討した。
その結果、アムロジピンの血漿中未変化体濃度推移は以下に示したとおりで、最高血漿中濃度到達時
間Tmax はアムロジピン OD 錠 2.5mg「NS」が 6.4 時間、標準製剤が 5.9時間で、最高血漿中濃度
Cmax はそれぞれ 1.22ng/mL、1.21ng/mL、消失半減期 T1/2 はそれぞれ 39.4 時間、40.4 時間と
算出された。
得られた薬物動態パラメータをもとに 90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、0~72 時間まで
の血漿中濃度-時間曲線下面積 AUC0-72 は log(0.8851)~log(1.0912)、Cmax は log(0.8753)~
log(1.1558) で あ り 、 後 発 医 薬 品 の 生 物 学 的 同 等 性 試 験 ガ イ ド ラ イ ン が 要 求 す る log(0.80) ~
log(1.25)の範囲内であった。
血漿中濃度(ng/mL)
2
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」
1.5
標準製剤(OD錠、2.5mg)
Mean±S.D., n=13
1
0.5
0
0
薬剤名
0 hr
アムロジピンOD錠2.5mg「NS」 0.000
±S.D.
標準製剤(OD錠、2.5mg)
0.000
±S.D.
-
12
2 hr
0.406
0.228
0.481
0.246
24
4 hr
0.812
0.276
0.851
0.238
6 hr
1.200
0.305
1.180
0.230
36
時間(hr)
血漿中濃度(ng/mL)
7 hr
8 hr
10 hr
1.107 1.042 0.844
0.289 0.252 0.199
1.094 1.011 0.852
0.244 0.303 0.225
48
12 hr
0.781
0.158
0.830
0.223
24 hr
0.564
0.128
0.588
0.175
60
48 hr
0.364
0.091
0.382
0.094
72
AUC0-72
72 hr (ng・hr/mL)
0.237
35.82
0.053
7.18
0.253
37.35
0.067
9.17
Cmax
Tmax
(ng/mL)
(hr)
1.22
6.4
0.31
0.7
1.21
5.9
0.23
1.7
T1/2
(hr)
39.4
7.5
40.4
7.7
(n=13)
3.まとめ
アムロジピン OD 錠 2.5mg「NS」と標準製剤(OD 錠、2.5mg)は生物学的に同等であり、臨床の
場においても同等の効果が期待できると判断した。
2013 年 10 月改訂
-3-