「アムビゾーム点滴静注用50mg」の バイアル内の気圧変更について

2015年1月14日
各 位
薬剤部/薬品情報室(DI室)
DI・BOX#0785
「アムビゾーム点滴静注用50mg」の
バイアル内の気圧変更について
ポリエンマクロライド系抗真菌性抗生物質製剤「アムビゾーム点滴静注用50mg」(大日
本住友)は、製造設備の変更によりバイアル内の気圧がこれまでの「わずかな陰圧」から
「強い陰圧」へ変更となりました。
そのため、1バイアル当たりの溶解液量12mLを超える注射用水を採取し、バイアルに注
入すると、必要量以上がバイアル内に引き込まれることがあります。また、溶解操作後も
バイアル内が強い陰圧に維持されることがあります。
溶解操作の際は、注射用水12mL及び適量のエアーを採取し、バイアル1本毎に注入して
下さい。
新包装は旧包装の在庫がなくなり次第、払い出します。
アムビゾーム点滴静注用50mg
オーダ名
成分名、規格
アムホテリシンB(リポソーム製剤)、50mg/バイアル
適応症
1.真菌感染症(真菌血症、呼吸器真菌症、真菌髄膜炎、播種性真菌症)
2.真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
3.リーシュマニア症
調製方法
1バイアル中に注射用水12mLを加えて、直ちに振とうし、均一な黄色の半透明な
液になるまで激しく振り混ぜる。
このアムホテリシンB 4mg/mLの薬液を必要量シリンジに採取し、添付のフィル
ター(孔径5μm)を取り付け、フィルターろ過しながら薬液を5%ブドウ糖液
(2.5mg/kg/日未満投与の場合100mL、2.5mg/kg/日以上投与の場合
250mLが望ましい)で希釈して使用する。
外観写真
区分
注射
新包装は旧包装の在庫がなくなり次第払い出します
*詳細・不明な点につきましては医薬品情報室(3194)までお問い合わせください。
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