快適な環境を目指したストレス度に関する研究

高付加価値追求型企業への産業企業競争分析
教授 大島 俊一
OSHIMA Toshikazu
経営情報学部 経営情報学科
筆者が「物流」を企業経営の研究対象にし始めた1990年代半ばの頃から
経 営 情 報 学 部
比較すると、この20年は企業経営にとっても正に生存競争に明け暮れた
激変期と指摘することができる。現在の企業活動の国際的動向は地球規模
での運輸・情報ネットワーク構築を徹底し、24時間365日営業という『高
付加価値追求型時間差的経営』を実現させながら市場規模を世界中のあら
ゆる国々へと拡大しており、最適効率化経営を志向する拠点創造事業を
展開しているゆえに、21世紀産業を牽引する経営手法となりつつあると
言える。専門の立場から国内の主要産業から研究を始めたが、世紀の転換
期にかけて米国のNNPA、FedEx、欧州ではDHL本社やベルギー、アムス
テルダムのPA、そして香港、上海、シンガポールなどの大手物流関連企業
視察を行い、現在その経験を下に国内企業の物流事業の在り方と方向性を
研究しており、その成果の一部を事業者に役立てて頂いている。
キーワード
相談に応じられる内容
地域情報分析、業界動向の概説、関連施策
グリーン物流、経営の効率化、地域活性化
快適な環境を目指したストレス度に関する研究
教授 足達 義則
ADACHI Yoshinori
経営情報学部 経営情報学科
現代社会はストレスの連続であり、適度のストレスはやる気に繋がったり、
経 営 情 報 学 部
頑張りに繋がったり、と必要なものでもある。しかし、半世紀以上前セリエ
が提唱したストレス学説以来、過度のストレスは病気の原因となり、殆ど
全ての病気は何らかのストレスから来ていることが分かっている。笑うこと
で、NK活性が上がり癌予防になると言われているように、環境により人の
心は変動し、身体の状態も左右されることが多い。我々は、環境からの
刺激が生体にどのような影響を及ぼすかについて研究を行っている。
(a) ハードロック
(b) ラベンダー
【研究テーマ】
RRI時系列データのLF/HF解析およびウェーブレット解析
指尖脈波からストレス指標の1つであるLF/HFを求め、交換神経と副交感
神経の優位性を検討している。また、ウェーブレット係数によるLF領域と
HF領域の検討を行い、各種刺激の個人的な特性と汎用的な特性を検討し、
人にやさしい環境について検討している。
画像処理による集中度・理解度の予測
脳波、特にα波に関する研究
ニューラルネットワークによる画像認識・識別に関する研究
(c) 片足上げ
キーワード
(d) 小数減算
相談に応じられる内容
ストレス度、LF/HF解析、ウェーブレット解析、集中度、
環境が及ぼすストレス対策、環境による集中度変化の測定、画像認識と識別
フラクタル次元解析