(社)高岡青年会議所 基本理念 高岡 JC 運動方針作成に至る背景 高岡

(社)高岡青年会議所
基本理念
我々は変革の能動者たらんとする青年として、自分たちの地域(まち)は自分たちで考え自分たちで創るという
社会的使命感と気概を持ち、市民、企業、行政、専門家のパートナーシップのもと、それぞれの志しと力を結集し、
活力ある経済基盤が確立された地域(まち)と多様性が共に調和する心豊かな地域(まち)
「たかおか」を創り上げ
る。
高岡 JC 運動方針作成に至る背景
1971年に99名の熱き思いをもった青年たちにより社団法人高岡青年会議所が設立され、本年、我々は創立
40周年という節目の年を迎えます。
我々の運動は、方向性が形成された創生期、多くの他団体・市民と連携を図り共に事業を行った発展期、考える
JCから政策提言を行うことで行動するJCへと変わっていく展開期、まちづくりに視点をおきながらも地球レベ
ルでの運動も求められてきた成熟期という経緯をたどってきました。2000年には、30周年を迎え第2創世期
として運動の方向性をより具現化し継続していくために「2000年代運動指針」を策定し、我々の10年間の社
会づくりの理念を示した高岡 JC 未来ビジョン『魅力あふれる心豊かな地域(まち)「たかおか」の創造』を作成
しました。
高岡 JC 未来ビジョンは、政治・経済・教育を政策の3本柱として運動を展開し、2005年の35周年時には
「協働パートナーシップ宣言」を発信し、協働による運動を展開してまいりました。
さらにこの10年で、地方が疲弊している経済環境、温暖化などの社会環境の変化、JC に求められる時代のニー
ズの多様化に対応すべく、我々は今までの運動に加え、更に公益性を持った団体であることを求められています。
今後は社会全体を俯瞰した上で何が必要であるかを見極め、それを成すために所定の個人や集団が持つ価値観、
思想や信条といったものにとらわれず、その地域に住む誰しもが現代の世代だけでなく将来の世代のために持続的
【持続可能な】に心豊かに安心して共に生きていける社会【共生社会】を、共につくり上げていく必要があります。
40周年を機に、高岡 JC メンバーがあらためてJCの理念、存在意義を鑑み、もっと価値ある組織へ、もっと信
頼される組織へと「志し」を結集し進化していかなければなりません。それらを踏まえ2015年までの中期的な
視点を持った高岡 JC 運動方針を作成いたしました。
高岡 JC 運動方針
高岡 JC 運動方針は、社団法人高岡青年会議所 未来ビジョン「魅力あふれる心豊かな地域(まち)たかおかの
創造」を実現するためのものです。それを実現する方法として社会づくりのテーマ「持続可能な共生社会への挑戦」
を掲げ、地域(まち)づくり、次世代(みらい)づくり、人財(ひと)づくりの3つの政策を基に運動を行ってい
きます。
運動を行っていくうえで、最も重要となる魅力あふれる心豊かな地域(まち)たかおかの発展を願う思いをメン
バー一人ひとりの「志し」として根底に持ち、公益性を持った運動を積極的に推進し、志しの理解者を拡大し、未来
ビジョン達成に繋げます。
行動規範
我々Jayceeは、よりよき社会の実現に向けて、「志し」と「使命感」を持ち、多様な価値観を認め合い、自己の
啓発と変革に努め、青年としての気概を持ち率先して行動する
三信条
綱領
「奉仕」未来を担う責任世代として率先して行動すること
「英知」互いの価値観を認め合い、知恵を育み、考え抜くこと
「修練」自ら磨き、鍛えることによって、自己の啓発と変革を行うこと
「勇気」困難を恐れず、青年らしい気概を持つこと
「友情」すべての人と共に学び、共に育み、共に感じ、共に行動すること
「情熱」より良き社会の実現に向けて、「志し」と「使命感」持つこと
(社)高岡青年会議所運動方針の構成並びに解説
(高岡 JC 運動方針は下記により構成される)
1.【高岡 JC 基本理念】
『新しい時代を迎える為の 5 年間』として、多種多様な現実の中から、理性によって立てられる論理的、経験的な理想的概念。
2.【未来ビジョン】
基本理念のもと、 2015 年までの社会づくりの理念。
3.【社会づくりのテーマ】
基本理念のもと、2015 年までの魅力あふれる心豊かな地域(まち)「たかおか」を創造していくための、あるべき地域 ( まち ) の姿の確立。
4.【政策の 3 本柱・政策テーマと方針】
あるべきまちの姿に向けての社会づくりの要素から具体的な改革を行っていくための運動の方向性を示すもの。
5.【高岡JC行動規範】
三信条(奉仕・修練・友情)と綱領(英知・勇気・情熱)に従い、高岡JCメンバーとしての規範(判断・行動の基準)を示す。
*「協働」とは市民一人ひとりの参加のもと、NPO・行政・企業が、それぞれの特性を持ち寄り、対等な立場で協力し共に働くこと。
*「共生」とは「協働」をも含み、様々な立場の市民が、例えば年齢の老若、性別の違い、国籍の違いなど、自分達と異なる市民とのかかわりの
中で相互理解をし、自分達ができることを行い他者と安心して共に生きていくこと