1~9ページ(PDF:2473KB)

たかおか
1
1R
2015年1月号
利長くんと一緒に年賀状写真を撮ろう!(イオン高岡)
c o n t e n t s
新年のあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
■高岡で働こう!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
■街で見∼つけた
■お知らせ
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・8
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・10
高岡市ホームページ「ほっとホット高岡」http://www.city.takaoka.toyama.jp/
2015.3.14
春には、北陸自動車道の高岡砺波スマート
インターチェンジの完成が予定されており、
ドアップする年となります。
ンするなど、「まちの機能」がさらにグレー
また、子育て満足度日本一を目指した子ど
も子育て新政策の展開や、新産業創造プラッ
公園」の供用も開始する予定にしております。
ーム対応野球場を中心とする「高岡西部総合
ープンさせるほか、約1万人収容のナイトゲ
これらの交通基盤に加えて、高岡御車山の
通年展示施設となる「高岡御車山会館」をオ
でもあります。高岡の新たな時代の幕開けと
今年は、旧高岡市と旧福岡町が合併し、現
在の高岡市が発足して 年目となる記念の年
のとしてまいります。
を進め、市民の皆様の生活基盤を確固たるも
プラスネットワーク」の考え方でまちづくり
さらには、まちなかのにぎわいの核となる
高岡駅前東地区の整備など、「コンパクト
高岡市長
髙橋 正樹
通網が完成し、富山県西部地域はもとより、
トフォームの新たな展開による新しい産業と
なる年を、市民の皆様と一緒に全力で駆け抜
2
2015.1.1 たかおか市民と市政
高岡の新たな時代の幕開けとなる年に
新年明けましておめでとうございます。市
民の皆様には、希望に輝く清々しい新年をお
迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は、北陸新幹線開業に向けた都市基盤
整備が大きく前進した年となりました。高岡
駅周辺では駅舎やステーションビル、地下街
がリニューアルオープンし、私たちが慣れ親
しんだ「駅前」が、近代的で便利な「まち」
に生まれ変わりました。
また、姫野能町線(牧野大橋)をはじめ、
能町庄川線(蓮花寺‐下伏間江間)、高岡環
状線(佐野‐六家間)などの幹線道路が開通
するなど、「まちの機能」も大きく向上しま
した。
そして今年は、3月 日の北陸新幹線開業
に伴って、新高岡駅やその周辺施設がオープ
岐阜県飛騨地域や石川県能登地域を含めた飛
仕事の創出、そして歴史文化を生かした文化
けてまいりますので、本年もどうぞ宜しくお
ることになります。
10
北陸新幹線と併せて、高岡市の新しい高速交
越能地域の交通拠点としての都市機能を備え
創造都市づくりを通じて、高岡ならではの地
願い申し上げます。
北陸新幹線歓迎セレモニー(上)
ドラえもんトラム乗車30万人達成(下)
方創生を実現してまいります。
14
高岡で働こう!
~働く×暮らすinたかおか~
UターンやIターンなどで現在は高岡で暮らし、いきいきと働く人にお話を聞きました。
3 たかおか市民と市政 2015.1.1
都会での一歩、同じ歩幅でも、
として認めてもらうためには半年を
に出場。出場チームの正式メンバー
の2度にわたり、リオのカーニバル
した。その後、平成 年・平成 年
い、仕事を辞めてブラジルへ渡りま
どうせなら「本場で踊りたい」と思
したが、仕事のストレスから再開。
大阪で就職。一度はサンバをやめま
ルに入会しました。大学卒業後は、
力と華やかさに心を奪われ、サーク
いからこそ、0から選択肢を創り出
高岡にはないものです。しかし、な
サンバと勉強カフェ。都会で暮ら
せば、数ある既存の選択肢ですが、
ています。
何度も訪れ、今でも試行錯誤を続け
ではまだ珍しく、県外の既存店舗を
た、大人のための有料自習室。北陸
勉強カフェは昨年6月にオープンし
ェ」の店長としても働いています。
今は、高岡駅地下「B1勉強カフ
サンバ、勉強カフェ…
高岡で「選択肢」を
創り出すやりがい
4
2015.1.1 たかおか市民と市政
高岡では「0→1」になる醍醐味に
ダンサーとして県内外のイベント出
要します。さまざまな試練を乗り越
すことに醍醐味がある。どちらも、
演や指導を行いながら、ご縁があり
えてパレードコースに立ったときの
高岡でしか味わえないやりがいにつ
ながり、私は高岡で生きる幸せを感
聡子さん(30歳)
マネージャー 牧
大学の入学式、サンバサークルの
新入生歓迎イベントで、サンバの迫
喜びと達成感は言葉にできませんで
した。
じられているのだと思います。
高岡の人にも本場のサンバを味わっ
てほしいと、高岡駅地下でサンバス
テージを開催しました。
昨年3月には高岡に帰郷。サンバ
26
勉強カフェでは英会話や読書会など、
多数のイベントを企画。
クルン高岡B1勉強カフェ
高岡で生まれ育ち、高校卒業後、東京の大学へ進学。大阪で3年半
働き、平成26年に帰郷。同6月から、高岡駅地下のB1勉強カフ
ェ店長を務める。
24
高岡で働こう!~働く×暮らすinたかおか~
と一緒にいてくれたので、本当に助
またま東京に来ており、子どもたち
の卒園式が震災の翌日で、義母がた
家に着いたのは朝の4時でした。娘
は取れない、渋滞で車は動かない…。
そんな時、東日本大震災が発生。
電話はつながらず子どもたちと連絡
た毎日を過ごしていました。
もにも恵まれ、仕事も家庭も充実し
時代に知り合い、結婚。二人の子ど
立しました。妻は高岡出身で、学生
建設会社の設計部を経て、 歳で独
卒業後は東京のアトリエ設計事務所、
大学に進学し、造形学を学びました。
高岡工芸高校時代に建築に興味を
持ったのをきっかけに、東京の美術
その魅力を感じてほしいと思います。
大限に生かし、使う人も見る人も、
産業の技術を、建築という舞台で最
今年中には事務所を高岡に移した
いと考えています。高岡が誇る伝統
じています。
くり」に近い仕事ができていると感
ではなく、依頼者・作り手と相談し
もらっています。カタログで選ぶの
などさまざまなパーツを特注させて
の職人さんにお願いして、ドアノブ
事務所は東京ですが、高岡での仕
事もよく頂いています。金属・木工
高岡で暮らすことにしました。
れがタイミングなのかな」と思って、
ながら進めるので、本来の「ものづ
に戻って様子を見ていましたが「こ
かりました。卒園式を終えて、富山
東日本大震災をきっかけに高岡へ
人や町に寄り添いながら
自分が本当に使いたいものを
作り続けたい
5 たかおか市民と市政 2015.1.1
建設中の坂下町公民館。防災道具の
収納空間を屋根裏に作るなど、住民
の皆さんの声を大切にしています。
「伝統産業×建築」という新しい可能性を感じています
代表 大菅
洋介さん(35歳)
富山県朝日町出身、建築家。東京の美術大学を卒業後、設計事務所
や建設会社などでキャリアを積み、30歳で独立。東京と高岡を拠
点に活動。
スタジオオオスガ
東京の靴工場を賃貸物件に改修。元
の建物を極力生かし、廃材などの無
駄を作らないのが会社のコンセプト。
30
高岡に戻ってきたのは 歳の時で
す。 歳で結婚しましたが「子ども
ターとして活動していました。
は、東京と大阪を中心に、主にライ
本当に良かったと思います。卒業後
豊かな多くの仲間と過ごせたことは
芸術に触れたり、多感な時期を才能
誌を編集したり、美術や映画などの
科に在籍。学科から発行される文芸
は大阪の芸術大学に進学し、文芸学
小さい頃からものを書く仕事がし
たいと思っていました。高校卒業後
依頼者と近い距離で一緒に作ってい
企画段階から参加することも多く、
今は東京・大阪以外にも、県内の
方から仕事の依頼を多く頂いていま
していると感じています。
方々の温かい目に守られながら成長
育ってきたように、娘もご近所の
がってもらいました。自分が地域で
に宿題を教えてもらったりして可愛
いて、私も小さい頃は地域の皆さん
す。実家は 年続く八百屋を営んで
す。富山ではイベントや商品などの
気付いたら娘が
近所の方から
お年玉をいただいていたり。笑
6
2015.1.1 たかおか市民と市政
自分が生まれ育った場所で
を育てるなら高岡」と漠然と考えて
くという魅力があります。
85
の人に届けていきたいです。
賀永子さん(39歳)
代表 上野
娘の成長と仕事を楽しみたい
いました。同郷出身で、専門職であ
上市町が舞台モデルの映画「おおか
みこどもの雨と雪」山手線ラッピン
グ電車のコピーライトを担当。
㈲コトノオト
高岡市出身。大阪の芸術大学を卒業後、ライター・コピーライター
として東京・大阪を拠点に活動。現在は高岡に移り、イベント・商
品のディレクターとしても活躍。
替えて家族の時間を大切にしていま
る夫の理解も嬉しかったですね。
皆さんから伝わる熱い思いを、自
分のフィルターを通して、たくさん
28
仕事をしていても、子どもとの時
間はかけがえのないものです。切り
とやま映像祭での舞台挨拶。映画プ
ロデューサーや脚本なども行ってい
ます。人との縁が何よりの宝です。
23
高岡で働こう!~働く×暮らすinたかおか~
礎になっていると思います。
ません。あの頃の経験が今の自分の
まれ故郷・岐阜での生活が忘れられ
まれた場所で自由奔放に生きた、生
幼少の頃から、自然豊かな田舎で
の生活が大好きでした。田んぼに囲
ケを販売。高岡の元気な若者と一緒
上がればと、坂下町の朝市でコロッ
参加しました。少しでも高岡が盛り
る市民サークル「らくだらんま」に
高岡でまず友達をつくりたいとの
一心で、まちづくりを中心に活動す
始めましたが、2年足らずで所属部
社しました。神奈川県川崎市で働き
具メーカー・ゼオンメディカルに入
室で共同開発を行っていた、医療器
の大学に進学。大学卒業後は、研究
輪と安全安心な環境の中で、ストレ
るのも助かりましたね。地域の人の
心して預けられる保育園が数多くあ
保護者同士で情報交換しました。安
よく子育て支援センターを利用し、
平成 年に結婚し、一昨年には第
一子も誕生。子育てに困ったときは、
に活動したときは楽しかったですね。
署の移転で、縁もゆかりもない高岡
スを感じることなく、仕事や子育て
高校卒業後は「北の国から」で見
た大自然のイメージに憧れ、北海道
へ。地域の人とのつながりもなく、
に専念できる。それが高岡の魅力だ
と実感しています。
移転の手続きも大変で、当時はかな
り苦労しました。
人とのつながり、暮らしやすく安全な環境
安心して子育てできる。
仕事に専念できる。
高岡の大きな魅力だと思います
7 たかおか市民と市政 2015.1.1
30歳のときに高岡に移住し、初め
て自動車免許を取得。今では車が生
活に欠かせなくなりました。
21
ずっと求めていたものを高岡で見つけました
井上 浩太さん(37歳)
岐阜県出身。小学2年から高校卒業までを栃木県で暮らし、北海
道の大学を卒業。平成17年にゼオンメディカル㈱へ入社し、平成
19年から高岡で勤務。
ゼオンメディカル株式会社
市民サークル「らくだらんま」に参
加。八尾の小学生を高岡に招き、一
緒に遊んで、高岡の魅力を発見。
児童たちの想像力に驚嘆
市内の小・中・特別支援学校の児童が制作した作品
の展覧会「クリエイティブ・たかおか」が、12月6
日から美術館で始まりました。漆器や絵画、習字作品
など約1,
300点が展示され、来場者は豊かな想像力
で制作された感性あふれる作品に見入っていました。
展覧会は1月12日まで開催しています。
ボディーアートの美しさにうっとり
11月24日、クルン高岡のB1ステージで、ボディー
ジュエリーアートをテーマにしたイベントが開催され
ました。背中や腕、胸元などにアートを施した出演者
によるダンスやブライダルファッションショーが行わ
れ、集まった観客は「きれい」「ドレスの一部みた
い」と、新たな美の世界を楽しんでいました。
58
まちなかキッズステーション
皆さんは高岡大和8階にある高岡子育て支
援センターをご存じですか。絵本や紙芝居、
季節ごとの催しなどを行い、親子で楽しく遊
べる交流の場として親しまれています。
12月から、センター内に新たな交流スペ
ース「まちなかキッズステーション」がオー
プンしました。子どもたちがおもちゃ作りな
どを体験できる工作ルームや、高齢者や高校
生などがイベントの準備を手伝ったりするボ
ランティアルームなどがあり、さまざまな活
動の場として利用できます。
「保護者同士の情報交換やサークル活動の場
が欲しいという利用者の声をよく耳にします。
多目的に利用でき
る場にしていきた
い」と所長の井山
さんは今後の活用
に期待を寄せます。
※子育て支援セン ▲まちなかキッズステーション
ターの育児教室はP18へ。
時間 午前10時~午後4時
休館日 水曜日
問合先 高岡子育て支援センター
☎28-4114、☎21-7876
たかおか市民と市政
8
2015.1.1 地元名物・木津だいこんに舌鼓
11月24日、円通寺で名物・木津だいこんの収穫
を祝う、木津だいこんまつりが開催されました。採れ
たての木津だいこんの即売が行われたほか、ゆずみそ
味の分厚いふろふき大根が提供され、箸を入れるとホ
ロリと崩れるほど柔らかくて甘みたっぷりの大根に、
大勢の来場者が舌鼓を打ちました。
早くよくなってくださいね
12月9日、市立看護専門学校の学生88人が、市
民病院の入院患者の一日も早い快復を願い訪問する、
クリスマス慰問が行われました。サンタクロースやト
ナカイに扮した学生たちから、ハンドベルの演奏と手
作りのプレゼントが届けられ、患者の皆さんの表情か
らは笑顔があふれていました。
北陸新幹線開業記念
みんなで歌おう高岡「第九」公演
北陸新幹線の開業を祝い、開業翌日の3月15
日に市民会館で、みんなで歌おう高岡「第九」公
演が開催されます。市民ボランティア団体の市民
会館ホールサポーターの会・パープルが中心とな
9 たかおか市民と市政 2015.1.1
り、高岡の文化土壌のさらなる発展につなげよう
と企画しました。
公演は2009年の第1回、2012年の第2回に
続く3回目。公募で集まった市民約230人で結
成する「古城の森合唱団」と、高岡フィルハーモ
ニー管弦楽団が、華麗で
壮大な演奏を奏でます。
皆さんも一緒に北陸新幹
線開業を盛大にお祝いし
ませんか。
▲「古城の森合唱団」練習風景
時間 午後3時
チケット 1,
000円(当日1,
200円)
チケット発売日 1月6日㈫
チケット販売所 市民会館、生涯学習センター、
Uホール、高岡大和、アーツナビほか
問合先 市民会館☎20-1560