平成 26 年 12 月 9 日 「攻めのIT経営銘柄」を創設しました! 経済産業省は、東京証券取引所と共同で、経営革新や競争力の強化のためにITの積極 的活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として選定します。 「攻めのIT経営銘柄」に選定された企業については、来年 5 月頃に公表する予定です。 具体的な選定方法について、12 月 19 日(金)に、東京証券取引所において説明会を開催 いたします。 1.攻めのIT経営銘柄とは 我が国企業のIT投資においては、その目的が社内の業務効率化・コスト削減を中心とし た「守り」に主眼が置かれる場合が多いことに対して、米国などで高い収益を上げている 企業では、ITの活用による企業の製品・サービス開発強化やビジネスモデル変革を通じ て新たな価値の創出やそれを通じた競争力の強化を目指す、いわゆる「攻めのIT経営」 を積極的に行っているとされています。 IT 予算を増額する企業における、増額予算の用途 出典:一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) 「IT を活用した経営に対する日米企業の相違分析」調査結果(2013 年 10 月) これらを踏まえ、このたび、経済産業省と東京証券取引所は共同で、投資家へ企業価値 向上に関する新たな視点を提供するため、東京証券取引所の上場会社の中から「攻め の IT 経営」に積極的に取り組む企業を選定することとしました。この取組により、我が国 の資本市場における企業経営者と投資家のより良い対話が促進され、上場会社におけ る「攻めの IT 経営」への理解が深まることが期待されます。 企業の選定にあたっては、 「①経営計画における攻めのIT活用・投資の位置づけ」 「②攻めのIT活用・投資の企画に関わる社内体制及びIT人材」 「③攻めのIT活用・投資の実施状況(事業革新のためのIT活用・投資)」 「④攻めのIT投資の効果及び事後評価の状況」 「⑤攻めのIT投資のため基盤的取組」 の 5 つの観点から評価を行います。経済産業省は、企業の攻めのIT経営に関する取組 や成果の実態を把握するため、東京証券取引所の上場会社に対して調査を行い、その 分析・評価結果を銘柄選定の際の基礎資料としても利用する予定です。(委託先:一般 社団法人 日本情報システム・ユーザー協会) ※調査票に関しては、東京証券取引所上場会社のうち、外国会社、TOKYO PRO Market 上場会社以外の会社に対してお送りする予定です。 2.「攻めのIT経営銘柄」説明会の開催 「攻めのIT経営銘柄」の取組の周知のため、以下の要領で説明会を開催いたします。 日時:平成 26 年 12 月 19 日(金) 15:00~16:30 (14:30 受付開始) 場所:東京証券取引所 2 階 東証ホール(東京都中央区日本橋兜町 2 番 1 号) プログラム: 14:30~15:00 15:00~15:10 15:10~15:50 15:50~16:25 16:25~16:30 受付 開会挨拶(東京証券取引所) 基調講演 : 「攻めのIT」による稼ぐ力の飛躍的向上 伊藤 邦雄 氏(一橋大学大学院商学研究科教授) 「攻めの IT 経営銘柄」の選定方法について 野口 聡 経済産業省商務情報政策局情報処理振興課長 東京証券取引所 閉会 参加費:無料 申込方法:(東京証券取引所 HP) http://www.tse.or.jp/news/31/141209_a.html ※詳細は別紙 1「開催案内」を御覧ください。 (本発表資料のお問い合わせ先) 商務情報政策局情報処理振興課長 野口 担当者: 守谷、松本、田中 電 話:03-3501-1511(内線 3971) 03-3501-2646(直通)
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