2014.11.13 「強み」のある農畜産物づくりセミナー 資料 ア 「 グ リ ビ ジ 強 み 」 の あ ネ る ス 創 出 フ ェ 農 畜 産 物 づ く ア り 2 セ 0 ミ 1 ナ 4 ー 〜マーケットイン型の品種・技術開発で「強み」のある農畜産物を⽣み出す〜 加⼯業務⽤需要に対応した 機械化⼀貫体系によるキャベツ⽣産の実現 農業・⾷品産業技術総合研究機構(略称:農研機構) 北海道農業研究センター・⼤規模畑作研究領域 若 林 National Agriculture and Food Research 勝 史 [email protected] Organization 農業・食品産業技術総合研究機構 1 ⿅追町におけるキャベツ⽣産 HC-10試験 120 加⼯業務 調査・試験 50 100 HC-1 試験 40 80 新型収穫機 試験 30 20 40 予冷庫 収穫搬出機 10 60 20 出荷組合設⽴ キャベツ栽培⾯積(ha) 育苗センター 全⾃動移植機 HC-141導⼊ 0 2012 2010 2008 2006 2004 2002 2000 1998 1996 1994 1992 0 1990 1⼾当たり経営⾯積(ha) 60 ⿅追町 HC-1収穫機 収穫搬出機 慣⾏収穫 National Agriculture and HC-141収穫機 Food Research HC-10収穫機 Organization 農業・食品産業技術総合研究機構 2 機械化⼀貫体系の確⽴ 均⼀な苗⽣産 移植の省⼒化 JA⿅追町育苗センター 収穫・集荷の省⼒化 全⾃動移植機 JAによる収穫作業受託 圃場から集荷場へ 収穫2台+ローダ1台体制で2セット稼動 業務加⼯⽤として コンテナのままの出荷 National Agriculture and Food Research Organization 農業・食品産業技術総合研究機構 3 機械収穫体系の効果と今後の課題 機械化体系の効果 定期定量出荷を実現(加⼯業務ニーズに対応) 機械収穫、コンテナ利⽤により⾬天時でも収穫可能に 栽培⾯積の拡⼤ 収穫作業の省⼒化・軽労化(20a/⽇・台)が図られ、作業受託を可能に 栽培⾯積は約32ha(2013)から2倍の約68ha(2014)に (うち加⼯⽤は15haから59haに増加) 今後の課題 機械操作の⽀援・⾒える化 【バックカメラ】 死⾓となる選別 コンベアの確認 【近接センサ】 搬送ベルトの 回転数把握と制御 栽培⾯積拡⼤に伴う オペレーター確保と 作業能率の向上 National 【表⽰モニタ】 選別状況やカット精度の 確認、ベルト回転数の把握 Agriculture and Food Research Organization 農業・食品産業技術総合研究機構 4
© Copyright 2024 ExpyDoc