Client: KTZ Express HK Date: 25 June 2014 Source: tradeinfo-china http://tradeinfo-china.com/archives/5901 カザフスタン鉄道 香港に国際ビジネス開発事務所設立で日系荷主の取り込み狙う 北米の物流メディア 3PLNews によれば、カザフスタン鉄道の 100%子会社 KTZ Express は 6 月 24 日、香港に国際ビジネス開発事務所を設立した。同事務所の目的は、中国-中央アジア-欧州間 の輸出入プロモーションを通じてカザフスタン鉄道の利用促進を行うことだという。 カザフスタンは今年、鉄道インフラに 30 億ドルを投資し、国内鉄道網の整備と近隣諸国とのコ ネクタビリティーを改善するなど攻めの姿勢を見せている。 また国内だけでなく海外でも積極的な投資を行っている。例えば中国東岸の連雲港のでは 1 億 ドルを投資しインターモーダル駅と物流センターを構築したばかりだ。当施設(21 ヘクタール) は年間 50 万 TEU の処理能力を有しているおり、主に日本、韓国、東南アジア発-中央アジア 向け貨物をターゲットにしているようだ。 そして中国・カザフスタン国境では Khorgos(ホルゴス)の物流センターが建設中(保税区・ビザ不 要予定)で、成長するカザフ・中国貿易のハブとする狙いだ。 ■KTX エクスプレスとは KTZ エクスプレスはカザフスタン国営の複合一貫輸送会社で、鉄道・海・航空・陸上輸送から、 港や空港運営、倉庫業まで手広く手がけ、中央アジア全体への配送サービス行っている。同社 は中国国境にあるホルゴス東ゲートの管理も行っているという。
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