「読み・書き」についての取組 I中学校 1 指導目標 ・国語に関する総合的な理解力、表現力を高め、国語を大切にし、自身の生き方に生かそ うとする態度を育てる。 ・目的や場に応じて的確に話したり聞いたりする能力をつけ話す力・書く力を豊かにする。 (言語活動の充実) ・国語に関する正確な知識(語句・漢字・文法等)を身につける。 2 指導内容(留意事項) 3 ○ 作文指導を定期的に行う。 ○ 文章の要約や感想をまとめ、発表することで表現力を養う。 ○ 古典の文体の特徴に注意して、昔の人の思いや情景を味わう。 実践例 ○ 月4回 読売新聞「ひろば」に応募する。 ・設定した週毎のテーマについて自由に(自主的に)書かせる。 ・地域・家庭(保護者)・生徒・職員も掲載されるのを楽しみにしている。 ・新聞に掲載された作品は、校内に掲示して、文化祭・保護者会等の来校者が目にで きるように配慮している(感動・感慨を深めたり、自分の作文の参考としている) ○ 古典の暗記 ・枕草子、平家物語、徒然草、方丈記、奥の細道、万葉集を暗唱する。 ・古文を声に出して読むことで、自然に自分の感性になじみ、人間として豊かな心を 育む。 ○ 新聞記事から自分の考えをまとめよう(NIE活動:新聞を教育に活用する取組) ・視点:環境(保全・自然保護・共存・破壊・再生・・・)、生命(尊厳・死・・・) 平和(人権・戦争の悲惨さ・・・)、人権、愛など ・手順 記事をとりあげた動機・理由を述べる。 記事を読んで調べたり、考えたことを発表する。 評価(仲間が用紙で感想・採点等して本人に返す) 4 成果 ・読売新聞「ひろば」にしばしば掲載され、生徒や保護者の作文への関心が高まった。 ・コミュニケーション力が少しずつ育ってきた。 ・言語活動への意欲・意識が向上した。
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