ファーストレスポンダー

全 員 協 議 会 資 料
報告 消1
平 成 2 6 年 (2014)5 月 2 日
消 防 本 部
警 防 課
奥田儀地区における救急初期対応者(ファーストレスポンダー)
体制の発足について
1. 背
景
消防本部では、突然の心肺停止患者に対する早期除細動による救命率向上を目的に
応急手当の普及啓発を行っている。
また、平成 23、24 年度「遠隔地 AED 設置事業」として、救急車で 20 分以上かか
る遠隔地域で、かつ AED 設置施設がない8地区(出雲 1 地区、平田 3 地区、佐田 2 地
区、多伎 1 地区、斐川 1 地区)に対し AED を設置した。
2.救急初期対応者(ファーストレスポンダー(FR))体制について
遠隔地 AED 設置地区である多伎町奥田儀地区において、地区内で心肺停止事案が
発生した場合、事前登録した FR が消防本部指令課から直接携帯メールを受け現場に
駆けつけ応急手当を実施する「FR 体制」が発足することとなった。
※ 「ファーストレスポンダー」とは、総務省消防庁が「心肺蘇生開始までの時間短縮を目的としたフ
ァーストレスポンダー体制」として推進している制度です。
【FR 体制の流れ】
① 事前に訓練を受けた人をファーストレスポンダー(FR)として事前登録する。
(奥田儀地区の住民約 30 人が FR 登録予定)
② 119 番入電時、当該地域において心肺停止事案発生を覚知した際、通報者に FR に
連絡する旨を確認後、指令課より当該地域の FR 全員に対し情報メールを発信す
る。
③ 情報メールを受け取った FR は、各個人の意思により現場への出場を判断する。
④ 出場した FR は、地域の AED を救急現場に持参し応急手当を実施する。
⑤ 救急車の誘導や救急隊への処置等の引継をおこなう。
3.発足式日時
日
時:平成26年 5月25日(日)11:00から
場
所:奥田儀地区生活改善センター
【裏面】イメージ図あり