救急医療は緊急的医療です

救急医療は緊急的医療です
二次救急
普段からの₃つの心掛け
入院や手術が必要な重症状の患者さん
₁ 日ごろから「かかりつけ医」を持ちましょう。
₂ 健康診断や住民健診などにより、病気の予防や早期発見に努めましょう。
₃ 家庭で病気やけがに備えて、薬や初歩的な治療材料(ガーゼや包帯など)
を常備しましょう。
受診にあたっての₃つの心掛け
症状・緊急度
病院が閉まっている時にけがをしたり体調が悪くなった場合、どうしますか。すぐに救急車を呼びますか、救急病
院に行きますか。
救急医療は緊急的な医療です。しかし、近年、休日や夜間に二次救急医療機関(下図参照)に軽症の患者さんが集中し、
医師の負担が増えているほか、安易な救急車の呼び出しで出動件数が増加したため、重症の患者さんの搬送に困るケー
スが増加したり、救急現場への到着時間も長くなる傾向にあります。
症状に応じた救急医療機関の役割分担
救急出動件数(今治市消防本部) 平成25年 7,868件(前年比 137件減少)
三次救急
なお、昨年₁年間に救急搬送された傷病者のうち、47パーセントの方
脳卒中など特に症状の重い患者さん
●救命救急センター
が「軽症患者」となっています。
●地域の中核病院が交代で担当
初期救急
比較的症状の軽い患者さん
●休日夜間急患センター
●在宅当番医
愛媛県の救急医療体制
※東予地域の三次救急は、県立新居浜病院です
・えひめ医療情報ネット ※受診の際に役立つ情報の提供や、初期救急の実施状況や連絡先が確認できます。
ホームページ http://www.qq.pref.ehime.jp/ 携帯サイト http://www.qq.pref.ehime.jp/kt.asp
・こどもの救急ホームページ http://www.kodomo-qq.jp/
問合先 ・小児救急医療電話相談(#8000)に関すること 愛媛県保健福祉部医療対策課 ☎ 089-912-2449 FAX 089-921-8004
・救急医療に関すること 今治市健康推進課 ☎ 0898-36-1533 FAX 0898-32-5511
・救急搬送に関すること 今治市消防本部 警防課 ☎ 0898-32-6666㈹ FAX 0898-32-0119㈹
救急の日 9月7日㈰~13日㈯は救急医療週間です
9月9日は 「救急の日」および「救急医療週間」は、救急医療や救
急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めるために
制定されました。今年も全国の消防機関や医療機関を中
心とする関係機関でさまざまな行事が行われます。
全国的に AED(自動体外式除細動器)の設置が推進さ
れていますが、突然のけがや急病から大切な人の命を助
けるためには、知識以上に現場に居合わせた人の勇気と
愛情が大切です。今治市管内では、昨年各学校、事業所
などで「救命講習会」を開催し、5,140人が受講しました。
「応急手当」を多くの人に広めるために、消防本部では次
の要領で応急手当の啓発行事を開催します。
と き ₉月13日㈯ 午後₁時30分~₃時30分
ところ ワールドプラザ センターコート
内 容 ・ AED 講習(無料)
・○×クイズ、三角巾による応急手当、医療情
報カードについて、消火器の取り扱い、救急
車・消防自動車の展示など
※ AED の講習、三角巾による応急手当、消火器の使い
方講習、○×クイズを受けた子どもに「こども救命士の
証」を交付します。
問合先 消防本部 警防課
☎ 0898-32-6666㈹ FAX 0898-32-0119㈹
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お知らせ
₁ 受診は、なるべく病院の診療時間内に行きましょう。救急医療は、緊急事態への対応のため、医療スタッフが限ら
れています。通常の診療時間の方が、診療体制が整っています。
₂ 救急車はタクシーではありません。優先して診療されるとは限りません。症状によっては、受け付け順となること
もあります。
₃ 休日や夜間で症状の軽い方は、今治市医師会休日夜間急患センター(今治市医師会市民病院内)や在宅当番医を受診
しましょう。
※今治市医師会休日夜間急患センターについては、
「広報今治」₁日号または15日号の巻末に掲載されている当該月の
救急病院のページで診療時間などをご確認の上、受診されるようお願いします。
※当日の救急病院や、小児科急患診療当番、島しょ部の日曜・祝日当番は「広報今治」をご覧ください。
※休日や夜間に、どの病院に行けばよいか分からない場合には、えひめ医療情報ネットを参考にするか、消防署の音
声案内サービス(☎ 0898-32-3300)をご利用ください。
※お子さんの急な病気やけがの場合は、小児救急医療電話相談(☎ #8000)をご利用ください(利用時間 毎日午後₇時
〜翌朝₈時)
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