平成26年度FD企画運営部会年間活動計画 今年度

第21号(2014年6月25日) 発行:FD企画運営部会
CONTENTS
・平成26年度FD企画運営部会年間活動計画
・第9回公開授業開催報告
・編集後記
平成26年度FD企画運営部会年間活動計画
● 新 任 教員対象FD研修会(4月3日)
● 第2回学修アドバイザー研修会(4月15日)
● 第9回公開授業(6月4日)
● 学 長と学生による教育に関する懇談会(10月第1週)
● 第27回全学FD研修会(10月27日)
● I P Uミーティング(年5回)
● F D 通 信(第21∼25号)の発行
● 学 生を対象とした科目別満足 度調査の実施(各学期末)
● 学 生を対象とした総合満足度 調査の実施(年度末)
● F Dネットワーク つばさ 協議会への出席(年2回)
●『 教員ハンドブック(授業編)』の改訂
今 年 度のメンバーをご紹 介します。
富 田 美 加 准 教 授( F D 企 画 運 営 部 会 長 )、糸 嶺 一 郎 准 教 授( 看 護 学 科 )、浅 川 育 世
准 教 授( 理 学 療 法 学 科 ,付 属 病 院 兼 務 )、岩 崎 也 生 子 助 教( 作 業 療 法 学 科 )、藤 井
義 大 助 教( 放 射 線 技 術 科 学 科 )、庄司俊 之 嘱 託 助 手( 人 間 科 学センター )、馬 場 健
教 授( 医 科 学センター )、本 谷 忍 教 務 課 長( 事 務局)、冨 永 敬 之 主 任( 事 務局)
第9回公開授業開催報告
平 成26年6月4日(水)9時 ∼12時10分,
理 学 療 法 学 科 及び 作 業 療 法 学 科1年 生の必 修 科
目「人 体 の 構 造と機 能」(受 講 者83名,135
講 義 室)に お い て,公 開 授 業 を 開 催 しました。
今 回 の 授 業 では,腎 臓と生 殖 器 についての 講 義
が行われました。まず腎 臓に関する概 要から導 入
され,その 後,徐 々に尿 管 や 膀 胱 の 構 造,糸 球
体の微 細 構 造に至るまでが次々に解 説されていき
ました。このタブレットを活 用した 授 業では,人
体の構 造について口頭で説 明しながらカラフルな
ペン機 能を駆 使して,理 解 度を高めるというもの
でした。学生には,A3 サイズの印刷資料が配布
されており,学生たちは教員の説明を聴きながら,
スクリーンに映し出されたカラー ペンによるリア
ルタイムの書き込みを目で確 認し,それぞれ手 元
の資 料に自分で色 鉛 筆を使ってせっせと書き加え
ていくというスタイルでした。チョー クを 使った
板書ではなかなか表現の難しい鮮やかな色使いに
よって,各 器 官の説 明に合わせながら,タブレッ
トペンで色を塗ったり,説 明の文 字を加えたりす
ることができるため,即 興 のアニメーション効 果
を得ることができます。さらに,タブレットでは,
画 面を自在に拡 大 縮 小することができるため,人
体の構 造と機 能のような授 業では,特に有用であ
るといえます。また,教 員 はタブレットを抱えて
適 宜 教 室 内を移 動することもできるため,学 生に
近 寄って様 子を確 認しながら授 業を展 開すること
が 可 能になります。なお1限目及び2限目が 終了
する直 前にはそれぞれその時 間のまとめとミニテ
ストが行われ,さらに課題の提示もなされました。
授 業 終了後には,教 室 前 方で授 業 実 施 者の馬 場
健 教 授 を囲 んで 参 加 者 相 互 によるミニ 検 討 会 が
行 われました。自身の授 業でのタブレット活 用に
向 けて,機 器 構 成 や 使 い 勝 手 など具 体 的 な 質 問
が活発に飛び交いました。
FD企画運営部会は,今年度また新たなメンバーを迎えてのスタートとなりました。茨城県
立 医 療 大 学では ,平 成25年 度より第4次カリキュラムが 始まり,特 にインタープロフェッ
編集後記
ショナル教 育をコース化しているところが大きな特 徴です。多くの職 種の専 門 家たちが互い
の力を発 揮して,さまざまな課題を解決していくときに,チームワークは欠かせません。また,
チームワークは常日頃のコミュニケーションによる信頼関係が基盤になります。FD企画運営
部 会では,学内 構 成員相 互のチームワークによって,教 育 改 善に務めていきたいと考えてい
ます。
1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
(FD企画運営部会長 富田美加)