最新のWi-Fi技術とWi-Fiを活用した サービスの動向について 2014年12月3日 無線LANビジネス推進連絡会 北 條 博 史 2014/12/1 1 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 無線LANビジネス推進連絡会について(1) 無線LANの認知活動・普及促進活動、参加する企業・団体等が直面する 横断的な解決を目指すべく、2013年1月に発足。（発足時会員数：58企業・団体） 会長： 小林 忠男（NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社 相談役） 副会長： 木下 剛（シスコシステムズ合同会社 ） オブザーバー： 総務省 総合通信基盤局 【Wi-Biz会員数】 58企業・団体（2013.1発足時） １０６企業・団体（2014.11.5現在） 発足から2年足らずで、既に100以上の団体に ご参加頂き活動も本格化しています 2 2014/12/1 ※会員数は2014.11.5現在 2 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 無線LANビジネス推進連絡会について(2) プレミアム会員 プレミアム会員(13 会員(13社 (13社） アルバネットワークス、NTTドコモ、NTTBP、KDDI、協和エクシオ、シスコシステムズ、ソフトバンク モバイル、ディーリンクジャパン、日本コムシス、ファーウェイ技術日本、富士通、ミライト、モト ローラ･ソリューションズ 正会員（ 正会員（28社 28社） アイコム、アイテック阪急阪神、アイランド・シックス・キャピタル・アンド・ディベロップメント、伊藤忠テクノソリューションズ、 NTTアドバンステクノロジ、NTTコムウェア、NTT西日本、ＮＴＴ東日本、沖電気工業、KCCSモバイルエンジニアリング、ぐる なび、シグマクシス、シャープ、JR東日本メカトロニクス、東陽テクニカ、日本電気、日本電業工作、ノキアソリューションズ ＆ネットワーク、パナソニックシステムネットワークス、バッファロー、ビーマップ、フォン・ジャパン、フルノシステムズ、三井情 報、三菱電機、メイエレック、U-NEXT、ワイモバイル 準会員( 会員(41社 41社） 特別会員 特別会員（ 会員（24社 24社） アンダーソン・毛利・友常法律事務所、因幡電器産業、インター ネットイニシアティブ、NECネッツエスアイ、NTTデータMSE、エレコ ム、GaiaX Interactive Solutions、キャッチネットワーク、グローバル サイト、ケイ・オプティコム、ケイティ・ジャパン、コンテック、CCJ、 ジェイズ・コミュニケーション、JTOWER、ジュニパーネットワークス、 情報通信総合研究所、ティーガイア、テクノバン、電気興業、長崎 ケーブルメディア、日本アンテナ、ネットワンシステムズ、日立製作 所、日立国際八木ソリューションズ、日立電線ネットワークス、フジ クラ、富士通コミュニケーションサービス、富士通ネットワークソ リューションズ、ブルーストーンリンクアンドサークル、ミライト・テクノロ ジーズ、ユニアデックス、菱洋エレクトロ、和興エンジニアリング 一般財団法人関西情報センター、一般社団法人情報通信ネット ワーク産業協会（CIAJ)、一般社団法人テレコムサービス協会、一般 社団法人日本インターネットプロバイダー協会（JAIPA）、一般社団法 人 日本ケーブルテレビ連盟、一般財団法人 全国地域情報化推進 協会（APPLIC)、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム （MCPC) 釜石市、群馬県、神戸市、佐賀県、静岡県、静岡市、杉並区商店 会連合会、館山市、徳島県、ニセコ町、兵庫県、福岡市、松江市、 協同組合浅草商店連合会、国立天文台、東京大学新領域創成科 学研究科、兵庫県立大学 大学院 2014/12/1 ※会員数は2014.11.5現在 3 3 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Wi-Bizに期待される役割 様々な外部団体との連携を強化 総務省 オリンピック 委員会 政財界 観光庁 一般利用者 （外国・ 外国・国内） 国内） 無線LANビジネス推進連絡会 キャリアWi キャリアWiWi-Fi フリーWi フリーWiWi-Fi 4委員会＋ 委員会＋事務局 業界団体 CIAJ、 CIAJ、テレサ協 テレサ協、 JAIPA等 JAIPA等 関係団体 【メンバー】 メンバー】 無線LAN 無線LANに LANに関わるキャリア（ わるキャリア（モバイル・固定 モバイル・固定・ 固定・地域系、 地域系、CATV等 CATV等）、 ベンダー、 ベンダー、SIer、 SIer、通建、 通建、アンテナ、 アンテナ、代理店、 代理店、シンクタンク、 シンクタンク、自治体、 自治体、 学術・ 学術・研究機関等多様な 研究機関等多様な構成 学校等 自治体等 ARIB、 ARIB、WBA、 WBA、 WiWi-Fi Alliance等 Alliance等 オフロード 輻輳緩和 安心安全な 安心安全な 利用 災害対策 地域・ビジネス 地域・ビジネス 活性化 業界横断的 業界横断的な 横断的な課題のコンセンサスづくり 課題のコンセンサスづくり 世界最高水準 社会の 世界最高水準の 最高水準のIT社会 社会の実現 世界最高 世界最高レベルの 最高レベルの通信 レベルの通信インフラの 通信インフラの整備 インフラの整備 4 2014/12/1 4 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 無線LAN（Wi-Fi）の特徴 2014/12/1 5 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Wi-Fi （ワイファイ） とは 概要 ・WiWi-Fi とは、 とは、 無線LAN 無線LANへ LANへの接続が 接続が保証された 保証された製品 された製品であることを 製品であることを示 であることを示すブランド名 すブランド名 ・接続の 接続の保証は 保証は WiWi-Fi Alliance（ Alliance（米国に 米国に本拠を 本拠を置く業界団体） 業界団体）が実施 ① 誰でも使えるアンライセンスバンド ② 世界共通＜ﾃﾞﾌｧｸﾄｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ・上位互換＞ WiWi-Fiの Fiの 特徴 ③ 広い周波数帯域 ④ サービスエリアはスポットだが高速 6 2014/12/1 6 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Ｗｉ-Ｆｉ技術の進展 端末数の増加、使用目的の多様化、 通信速度の高速化、情報量の大容量化 通信速度 10Gbps （6.9Gbps） 第4世代 （規格上の最大値） 5GHz 802.11ac (wave2) 第3世代 802.11ac 5GHz/2.4GHz 5GHz/2.4GHz (wave1) （1.3Gbps） 1Gbps （600Mbps） 100Mbps MIMO 5GHz （54Mbps） 802.11a （11Mbps） 802.11b 10Mbps MU-MIMO 802.11n 第2世代 2.4GHz 1Mbps iPhone Android Wearable Device 802.11 Centrino PC 2.4GHz PCMCIA Card 1996 7 1998 year 2000 2002 2004 2006 2008 ・通信速度の向上 -54M⇒600M⇒6.9Gbps ・接続性・セキュリティの強化 -SIM認証 -Passpoint Rel2(HS2.0) ・ユーザビリティの向上 -OCE(*1) -ANDSF(*2) など ※上記の他 -802.11ad：短距離、大容量 -802.11ah：長距離、小容量 -802.11ax：超高密度（2020年以降） 802.11g 第1世代 （2Mbps） Wi-Fi 技術の高度化 2010 2012 *1：Optimized Connectivity Experience （Wi-Fi Alliance） ・接続時間短縮、最適AP選択などWi-Fiの ユーザビリティ改善技術 *2：Access Network Discovery and Selection Function （3GPP） ・回線情報を元にしたWi-Fi/LTEの選択技術 2014 2014/12/1 7 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Wi-Fiのセキュリティ向上 Wi-Fi オープン 暗号化 WPA2-Personal （WPA2-PSK） 【参考】 LTE WPA2-Enterprize +SIM認証 オープン AES なし PSK（共通キー）から 自動生成 自動生成 認証 WEB認証 （ID／Password） WEB認証 （ID／Password） その他 平文で通信。ユーザ PSK（共通キー）が 自身での暗号化の 知られると解読可 対処が必要 能性あり （SSL／VPNなど） AESが解読されない 複数の暗号化方式 限り安全 が搭載されており、 一つが解読されて も他の方式で代替 可能 セキュリティ 強度 低 強 暗号キー 8 中 AES AES Snow 3Gなど 自動生成 802.1x認証（EAP） SIM認証 SIM認証、証明書に よる認証、等 2014/12/1 強 8 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 無線LANで用いられる周波数 【2.4GHz帯 2.4GHz帯】 干渉源 ・ＰＣだけでなく、ゲーム機、カメラなど広く普及 ・電子レンジ、産業機械、医療機器でも利用 ⇒ 電波干渉が課題 電子レンジ 温熱治療器 移動体識別 アマチュア無線 【5GHz帯 5GHz帯】 ・帯域がクリアで干渉が少ない ・5.2GHz帯／5.3GHz帯は衛星システムとの共用から屋内利用 ・5.3GHz帯／5.6GHz帯はレーダーとの共用からDFS/TPC機能の具備が必要 無線LAN 無線LAN（ LAN（2.4GHz帯 2.4GHz帯・5GHz帯 5GHz帯）の周波数割り 周波数割り当て 14ch (日本独自) 2400 2500 2.4GHz帯 （ISM帯） 期限付き利用可 （5.0GHz帯） 4900 5000 (※1) 4.9GHz帯 (IEEE802.11j) 5150 屋内限定 5250 5350 5.2GHz帯 5.3GHz帯 (W52) (W53) 5470 (※2) 5725 [MHz] 5.6GHz帯 (W56) (※2) ※1: 既存システムとの共用のため、無線局の登録が必要 ※2: レーダーとの干渉のためDFS/TPC機能が必須 9 2014/12/1 9 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 5GHz帯の割当周波数の拡大 • 米国ではW52/W53は屋外利用可。W54とW58の上位の周波数の割当を 検討中 • 日本でも9月より、総務省の調査検討会で以下の検討を開始 ① W54の新規割当 ② W58およびその上位の周波数の新規割当 ③ W52/W53の屋内制限の緩和 屋内のみ 屋外可 ③屋内制限の緩和 【日本】 ①新周波数 W52 ②新周波数 W53 W58 W56 【米国】 120MHz 5.0 5.1 5.15 5.2 5.25 5.3 5.35 5.4 75MHz 5.47 5.5 5.6 5.7 5.725 5.8 5.85 5.9 5.925 周波数（GHz） 10 2014/12/1 10 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 6.0 Wi-Fiの課題 2014/12/1 11 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 屋外環境における5GHz帯の有効性 2.4GHz帯は、屋外環境で、電波干渉が大きくスループットが低下するため、5GHｚ帯の利用が 有効となる。新宿アルタ前では5GHz帯は2.4GHz帯と比較して６倍程度のスループットを計測 【屋外環境の電波状況例】 2.4GHz帯はﾁｬﾈﾙ数が少なく、ノ イズレベルも高い。5GHz帯はﾁｬ ﾈﾙ数も多く、電波干渉も少ない。 調査端末：GALAXY Ｓ４ 【屋外AP ２．４Ｇ、５．６Ｇ帯 】 測定日：２０１４年０２月２１日（金）０９時~１１時 屋内 新宿アルタ前 (新宿アルタ アルタ前) (表参道駅改札付近) 屋外 5G帯測定結果 (新宿アルタ前) 平均値：16.7Mbps 2.4G帯 （干渉なし） 5GHz帯は、ﾁｬﾈﾙ数 が多いため、方式上 ｽﾙｰﾌﾟｯﾄ高い 2.4GHz電波状況 新宿アルタ前 (新宿アルタ アルタ前) 屋外 2.4G帯測定結果 (新宿アルタ前) 2.4GHz帯は、屋外環 境では電波干渉 電波干渉に 電波干渉によ りスループット低下 平均値：2.7Mbps 5GHz電波状況 12 2014/12/1 12 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 無線LAN品質向上の取り組み ■屋内スポットを横切った場合 Wi-Fiスポット 設置店舗 自動認証中 通信中 LTE 歩行時の状態 進行方向 切替 初期画面表示 電波レベルが低い状況では 通信不安定 Wi-Fi 切替 LTE APが端末接続を無視する または 端末はAPに切り替えない 切替開始 Wi-Fiに切り替わるものの 不安定な通信/低速通信となる ■列車で駅を出発した場合 駅停車時につかんだAP を なかなか離さない 電波レベルが急低下したら 駅 APから切断信号を送出する または 端末がすぐにAPを切断する 13 2014/12/1 13 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 無線LAN品質改善機能 SIM認証によりWi-Fiが自動接続となり利用頻度が増加したが、低品質エリアへの移動/接 続による体感品質の低下が課題となっており、対策としてAPへ下記の品質改善機能を導入 原因①： エリア進入時の低品質 原因②： エリア離脱時の低品質 端末がWi-Fiエリアを横切る時のWAN回線推移 △回線変更 △回線変更 Wi-Fi LTE LTE 対策① 通信確立を遮断するためデータ レート変更と端末応答を中断 対策② 遠ざかる端末を検出した場合 に回線を切断 Wi-Fi AP 導入効果例 ローソン神田東口駅前店のWi-Fiエリア状況 コンビニへの導入効果を確認。 （漏電波による低品質エリアが発生している状況：右図） Android/iPhoneを用いて低品質エリアの削減状況を調査。 14 ライン上を歩行し 接続状況を確認 機能導入前 機能導入後 低品質エリアでの スループット 0.2Mbps未満 2.0Mbps （LTEで通信） エリア横断時の 不通時間 16秒 2秒 2014/12/1 14 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 共用APによる公衆Wi-Fiサービス 2014/12/1 15 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 無線LANビジネスの変遷 ～2012年 ～2011年 スマートフォン タブレット端末の ノートPC向けに 駅・空港・カフェ等への 爆発的普及 トラヒックのオフロードを目的とした 高速大容量のWi-Fiインフラ整備 スマホ・タブレット向けの 情報配信ビジネスの拡大 キャリア主導によるAPの大増設 1st 高速ワイヤレス 高速ワイヤレス 2nd WiWi-Fi オフロード 3rd WiWi-Fi クラウド 地下鉄 自治体 コンビニ ・特定スポット ・高速通信 高速 スタジアム Internet Wi-Fi クラウド 通信速度 携帯キャリア NW Wi-Fi NW Wi-Fi NW インターネット 認証 コンテンツ 配信 ● 外部連携 GW POI NW 携帯キャリア NW 低 狭 16 エリアカバレッジ 広範 2014/12/1 16 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 無線LANの基本機能（仮想ＡＰ） 802.11n対応 2.4GHz/5GHzデュアルバンド MIMO 2×2, 2ストリーム以上 マルチ仮想アクセスポイント Radius Radius 事業者Ａ Radius 事業者Ｂ 事業者Ｃ ｱｸｾｽﾈｯﾄﾜｰｸ マルチSSID ※1本の無線回線を論理的に複数 回線に分離 マルチRadius IPｱﾄﾞﾚｽ:A ※１つのＡＰに対して事業者毎に 異なる認証処理 IPｱﾄﾞﾚｽ:Ｂ アクセスポイント SSID:A マルチVLAN ※１本の物理ＩＦを論理的に複数の パスに分離 マルチIP A事業者 端末 SSID:B B事業者 端末 ※１つの物理ＩＦの複数のパスにそ れぞれ別のＩＰアドレスを割り当て 17 IPｱﾄﾞﾚｽ:C 2014/12/1 SSID:C C事業者 端末 17 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association NTTBPの共用型APによる設備卸事業 マルチSSID・マルチRadius・マルチVLAN・マルチIP対応させた共用型ＡＰによ り電波干渉を回避し、安定・高品質なＷｉ-Ｆｉ環境を提供 構築コストを事業者間でシェア可能、エリアオーナ等への設備提供急増中 ＜共用型APの仕組み＞ 事業者 サービス SSID 設備 ＮＴＴ東日本 物理的な回線・基地局はひとつで 複数の事業者サービスを提供可能 NTTグループ ＮＴＴ西日本 NTTBP DC 他の通信キャリア Kopticom SoftBank Wi2 （H25゜末) 駅・空港・コンビニ等生活導線をフルカバー 非通信キャリア UQ ・・・ ・・・ マルチRadius マルチVLAN マルチIP マルチSSID ＮＴＴドコモ 2014/12/1 福岡市 ｾﾌﾞﾝ&ｱｲ 任天堂 ・・・ ・・・ 東海道新幹線 車両内無線LANも提供 インターネット 借受先が増加中 POI● 6万AP→15万AP 18 事業者 設備 18 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Wi-Fiを活用したビジネス 2014/12/1 19 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Wi-Fiを活用したビジネスモデルの変遷 これまで プレイヤー 主な目的 現在、 現在、これから 国内通信キャリア 多様なエリアオーナー 高速ﾜｲﾔﾚｽﾈｯﾄ接続 特定スポットでの付加価値提供 オフロード + Wi-Fi クラウド インターネット 認証 ● ● POI POI NTTBP NW 駅・空港 カフェ 外部連携 GW NTTBP NW コンビニ 駅・空港・コンビニ等生活導線をフルカバー 20 コンテンツ 配信 駅・空港 カフェ 自治体 コンビニ エリアオーナーが自社顧客に対して 「今だけ・ここだけ・あなただけ」の情報を配信 2014/12/1 20 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Wi-Fiクラウド事業の概要 【背景】 無料Ｗｉ-Ｆｉを提供したい、情報発信したい企業や自治体等からの需要 【特徴】 ・ 「オープンアクセス」 外国人も含め誰でもが利用できる（キャリアフリー） ・ 「ダイレクトアクセス」 ネット接続後、エリアオーナーのポータル画面を表示 ・ エリアオーナー毎に、ポータル画面作成、ログ収集・報告等を実施 ＜ Wi-Fi クラウドの基本機能 ＞ コンテンツ 配信 ログ収集 WiWi-Fi クラウド プラットフォーム A B C 多言語 ＡＰを設置した企業や自治体⇒エリアオーナ 成田空港 羽田空港 インターネット シングル サインオン 認証 自治体として 観光客むけに 無料Wi-Fiを 展開したい GW ネットワーク 21 AP毎に異なる 情報を配信 ① ② ③ A B C 2014/12/1 各店舗ごとに クーポンや コンテンツを配信 したい 21 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Ｗｉ-Ｆｉクラウドの導入事例 ： 福岡市様 ・４ヶ国語対応のポータルサイトを提供 ・無料インターネット、エリア紹介、市の情報や観光情報等を配信 ・災害発生時には、緊急情報配信、無料インターネット開放が可能 ４カ国語対応 （日・英・中・韓） 外国語表示例 無料インターネットエントリー画面 ポータル画面 メールアドレス登録後、「無料インターネット」へ接続 →観光情報サイト「よかなび」へリダイレクト 観光関連情報やモデルコース、 口コミ情報などを入手可能 スタンプラリー(期間限定で提供) 例：黒田官兵衛スタンプラリー エリア紹介画面 アンケート画面 災害発生時（情報配信、無料インターネット開放） エリアによって 異なるスタンプをゲット 2014/12/1 22 全て集めたら 商品応募 22 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Ｗｉ-Ｆｉクラウドの導入事例 ： 広島市様 ・外国人観光客の滞在中のニーズに応えるため、公共施設での無料公衆無線LANサービ ス「Hiroshima Free Wi-Fi」の展開を推進。 【実証実験期間】 平成26年10月～平成27年9月 ・災害発生時は、無料インターネット開放が可能。 【「Hiroshima Free Wi-Fi プロジェクト」報道発表資料 抜粋】 （１）外国人観光客向 外国人観光客向け 観光客向け無料公衆無線LAN 無料公衆無線LANサービス LANサービスの サービスの面的拡大 （観光政策に 観光政策に基づくWi づくWiWi-Fi基盤整備 Fi基盤整備） 基盤整備） ①実証実験期間中 実証実験期間中の 実験期間中のHiroshima Free WiWi-Fiアクセスポイント Fiアクセスポイント拡充 アクセスポイント拡充 ②官民協業に 官民協業による無料公衆無線 よる無料公衆無線LAN 無料公衆無線LANサービス LANサービス” サービス”Hiroshima Free WiWi-Fi Lite” Lite”の創設と 創設と面 的拡大 ※ 災害発生時 災害発生時は は、すべての すべてのHiroshima Free WiWi-Fi拠点 Fi拠点にてインターネットへの 拠点にてインターネットへの接続 にてインターネットへの接続に 接続に係る 制限を 制限を解除する 解除する等 する等、外国人観光客の 外国人観光客の安全・ 安全・安心の 安心の確保の 確保の点からの取組 からの取組も 取組も実施。 実施。 Wi-Fi基盤 を活用 地域活性化に 地域活性化に貢献 （２）観光情報等（ 観光情報等（観光施設、 観光施設、 飲食店等） 飲食店等）の提供サービス 提供サービス への反映 （２）無料公衆無線LAN 無料公衆無線LANサービス LANサービスの サービスの 利用実態把握 利用実態把握 （観光政策への 観光政策への活用可能性検討 への活用可能性検討） 活用可能性検討） （サービス有用性検証 サービス有用性検証） 有用性検証） 観光施設、 観光施設、及び商業施設で 商業施設でのコンテンツ提供 のコンテンツ提供 （画像、 画像、映像、 映像、おもてなし情報等 おもてなし情報等） 情報等） 23 観光政策 （１）、（２ ）、（２）の取り組み結果をデータ 結果をデータ分析 をデータ分析 することにより利用実態 することにより利用実態を 利用実態を把握 2014/12/1 23 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Ｗｉ-Ｆｉクラウドの導入事例 ： セブン＆アイ NTTBP Wi-Fiクラウドプラットフォーム 約１６,０００店舗 約１７０店舗 約１７，０００店舗 （約１７，０００AP） ※２０１４/８末現在 約３９０店舗 ２４店舗 セブン＆アイグループ店舗 サービスごとに 異なるSSID （識別子） 7SPOT Wi-Fiクラウド 24 ＦＴＴＨ （光回線） セブン＆アイグループ店舗で の提供サービス 7SPOT FLETS-SPOT NTT東日本 フレッツ・スポット docomo NTTドコモ Docomo Wi-Fi 無線LAN AP 2014/12/1 24 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 2020年に向けたビジネス拡大 2014/12/1 25 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Wi-Fiを活用した新サービス ： Push配信サービス フリー Wi-Fiアクセスポイントでのおもてなしのための観光コンテンツやクーポンの Push配信※及び情報バナーの表示 ⇒観光情報をタイムリーにPush配信※し、観光施設や商店街への誘客・周遊を促進 ※「Push配信」 ： フリーWi-Fiに接続している利用者の端末に、提供したい情報を自動的に配信できるサービス ①平和記念資料館周辺の Wi-Fiエリア内に移動 飲食店等の 情報 観光客 ③通知画面から アプリ起動 ②観光情報や周辺のお すすめに関するメッ セージをスマホ画面に 表示 26 ④平和記念資料館や周辺の 店舗に関連する情報を ダウンロードして表示 2014/12/1 ⑤周辺の店舗へ周遊 26 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association 高密度Wi-Fiソリューション（スタジアム等） ◆高密度Ｗｉ－Ｆｉ 高密度Ｗｉ－Ｆｉソリューション Ｗｉ－Ｆｉソリューション １つ1つのAPが作るエリアを小セル化し、その設置密度を上げることで 数万人規模のユーザ利用を想定した通信容量とカバレッジを確保 今までのエリア設計 までのエリア設計 西武ドームにおける 西武ドームにおける AP設置 AP設置 今後のエリア 今後のエリア設計 のエリア設計 （オリンピック関連施設等 オリンピック関連施設等） 関連施設等） ＡＰの セル 高密度な エリア設計 27 収容人員３．４万人 ⇒ＡＰ数（内外）：約１６０ＡＰ 2014/12/1 より高密度 より高密度に 高密度に 27 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association Wi-Bizと総務省・観光庁との連携 無線LANに対する社会ニーズの高まりを受け官公庁との連携が活発化 Wi-Biz 総務省・観光庁 連携 オリンピック パラリンピック 小委員会 無料公衆無線LAN 整備促進協議会 Wi-Fiに 関するもの 議長：小林会長 整備促進PT：大内委員長 周知広報PT：谷口委員長 認証連携PT：北條委員長 普及促進 委員会 総務省 2020年に向けた 社会全体の ICT化推進に 関する懇談会 運用構築 委員会 連携 運営会 総務省 新技術導入 促進委員会 地方のポテンシャルを 引き出すテレワークや Wi-Fi 等の活用に関する研究会 オブザーバ：小林会長 総務省 28 連携 リエゾン 委員会 5GHz帯無線LANシステムの 使用周波数帯の拡張に伴う周波数 有効利用に関する調査検討 研究会メンバー：北條委員長 2014/12/1 28 2014 copy right Wireless LAN Business Promotion Association
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