平成26年度米沢市有機EL関連事業費補助金交付要綱【PDF】

米沢市告示第57号
平成26年度米沢市有機EL関連事業費補助金交付要綱を次のように制定する。
平成26年
3月25日
米沢市長
安
部
三十郎
平成26年度米沢市有機EL関連事業費補助金交付要綱
(趣旨)
第1条
この要綱は、本市における産学官連携を機軸とした有機エレクトロ
ルミネッセンス(有機層が電気よりエネルギーを受け取り、そのエネルギーを
光として放出する発光現象を利用した素子をいう。以下「有機EL」という。)
に関連する産業の育成に資するため、本市の区域内に事務所又は事業所を有す
る事業者(以下「補助対象者」という。)が第3条の表に規定する事業に要す
る経費について、米沢市補助金等に係る予算の執行の適正化に関する規則(昭
和43年規則第10号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要 な
事項を定めるものとする。
(用語の定義)
第2条
この要綱において「有機ELパネル」とは、複数の部品で構成され、そ
の一つが有機ELである特定の機能を実現するひとまとまりの部品であって、
かつ、山形県内で生産されたものをいう。
2
この要綱において「有機EL照明」とは、有機ELパネルを光源とした照明、
灯具等をいう。
(補助対象事業)
第3条
補助金の対象となる事業(以下「補助対象事業」という。)は次の表のと
おりとする。
補助対象事業
事業の内容
1
産 学 官 連 携 共 有機ELに関する技術を活用した製品の実用化に向
同研究事業
け、産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進セン
ター又は山形大学工学部と共同で研究を行う事業
2
有 機 E L 照 明 有機ELパネルを使用した製品を開発する事業
製品開発事業
3
有 機 E L 照 明 事務所、事業所、店舗その他の人の目に触れる機会が
器具等製作事業
多い場所に設置することを想定した有機EL照明を製
- 1 -
作する事業
4
有 機 E L 照 明 山形県内で生産された有機EL照明を事務所、事業所、
製品導入事業
店舗その他の人の目に触れる機会が多い場所に設置す
る事業
(補助対象経費及び補助金の額)
第4条
補助金の対象となる経費及び補助金の額は、次の表の左欄に掲げる補助
対象事業の区分に応じ、それぞれ同表中欄及び右欄に定めるところによる。た
だし、消費税及び地方消費税(これらに相当する額を含む。)を除く。
補助対象事業
補助金の対象となる経費
1 産 学 官 連 携 共 当該事業に要する経費
同研究事業
補助金の額
当該事業に要する費用(食
糧費、交際費等当該事業に
直接要しない費用及び備品
の購入に要する費用を除
く。)の3分の1に相当する
額(この額に1,000円
未満の端数があるときは、
これを切り捨てた額)と
500,000円のいずれ
か低い額以内の額
2 有 機 E L 照 明 有機ELパネルの購入費 有機ELパネルの購入に要
製品開発事業
する費用の4分の3に相当
する額(1,000円未満
の端数があるときは、これ
を 切 り 捨 て た 額 ) と
500,000円のいずれ
か低い額以内の額
3 有 機 E L 照 明 当該事業に要する経費
有機ELパネルの購入に要
器具等製作事業
する費用の3分の2に相当
する額と有機ELパネルの
購入に要する費用以外の製
作に要する費用の2分の1
に相当する額を合計して得
た額(1,000円未満の
端数があるときは、これを
切 り 捨 て た 額 ) と
600,000円のいずれ
か低い額以内の額
4 有 機 E L 照 明 有機E L照 明 の購 入 に係 有機EL照明の購入に要す
製品導入事業
る経費
る費用の2分の1に相当す
る額(1,000円未満の
端数があるときは、これを
- 2 -
切 り 捨 て た 額 ) と
200,000円のいずれ
か低い額以内の額
2
前項の規定にかかわらず、この要綱以外の要綱等(以下「他の要綱等」とい
う。)の規定により補助金の交付を受けているとき又は受けたときは、この要
綱の補助金の対象となる経費の額は、前項に規定する補助金の対象となる経費
の額から当該他の要綱等の規定により受けている又は受けた補助金の額を差
し引いて得た額とする。
(交付申請)
第5条
規則第4条に規定する補助金等交付申請書の提出期限は、市長が別に定
める日とし、同条第4号に規定する書類は、次のとおりとする。
米沢市有機EL関連事業実施計画書(様式第1号)
収支予算書(様式第2号)
その他市長が必要と認める書類
2
補助金の交付の申請をすることができる回数は、補助対象事業を実施する年
度内において 1 回を限度とする。
(交付の条件)
第6条
規則第6条第1号及び第2号に定める軽微な変更は、次に掲げる変更以
外の変更とする。
補助対象者の変更
補助対象経費の100分の20以上の増減を伴う変更
2
補助金の交付の決定を受けた補助対象者は、前項各号に掲げる変更をしよう
とするときは、米沢市有機EL関連事業計画変更承認申請書(様式第3号)を
市長に提出し、その承認を受けなければならない。
3
補助金の交付の決定を受けた補助対象者は、補助対象事業が予定期間内に完
了しない場合又は補助事業の遂行が困難となった場合においては、速やかに、
米沢市有機EL関連事業実施状況報告書(様式第4号)を市長に提出し、その
指示を受けなければならない。
(概算払)
第7条
市長は、必要と認めるときは、補助金の概算払をすることができる。
(実績報告)
第8条
規則第12条に規定する補助事業等実績報告書の提出期限は、補助事業
- 3 -
完了の日から起算して10日を経過する日又は事業を完了した年度の翌年度
の4月1日のいずれか早い日とし、添付すべき書類は次のとおりとする。
米沢市有機EL関連事業実施報告書(様式第5号)
収支決算書(様式第2号)
その他市長が必要と認める書類
(その他)
第9条
この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附
則
(施行期日)
1
この要綱は、平成26年4月1日から施行する。
(この要綱の失効)
2
この要綱は、平成27年5月31日限り、その効力を失う。
- 4 -