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平成27年度
長岡市新エネルギー開発支援補助金
公 募 要 領
長岡市では、地域産業のエネルギー分野への進出を促進するため、中小企業の皆さん
が取り組む同分野の新技術・新製品や、地域の技術力を生かした発電装置等の開発につ
いて事業計画を募集し、優れた事業と認められるものに対して事業費の補助を行います。
区分
対象事業
補助金額
長岡ブランド発電装置
地域産業の技術力を生かした
補助対象経費の
開発支援補助金
付加価値の高い発電装置等を
4分の3以内
開発し、概ね3箇年度以内での
(1,000万円上限)
製品化に取り組む事業
発電装置等の高効率化、主要部
補助対象経費の
品の耐久性の向上等発電装置
2分の1以内
等の付加価値を高める技術開
(800万円上限)
発、改良等で、おおむね2箇年
度以内での製品化に取り組む
事業
新エネルギー・省エネルギー
付加価値の高いエネルギー分
補助対象経費の
技術開発支援補助金
野の新技術又は新製品を開発
2分の1以内
し、新規市場への参入やシェア
(800万円上限)
拡大に取り組む事業
~留意点~
本公募は、長岡市議会での平成27年度予算成立が前提となります。このため、今後、
内容等が変更となることがありますので、予めご了承ください。
平成27年3月18日
長岡市商工部産業立地課
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制度の概要
補助対象事業は、製造業の高付加価値化に繋がるものであって、以下の区分ごとに事
業計画を募集します。
(1)長岡ブランド発電装置開発支援補助金
①地域産業の技術力を生かした付加価値の高い発電装置等(※1)
を開発し、概ね3箇年度以内での製品化に取り組む事業
補助対象事業
②発電装置等(※1)の高効率化や組み込まれる主要部品の耐久性
の向上等発電装置等の付加価値を高める技術開発、改良等で、概
ね2箇年度以内での製品化に取り組む事業
市内に事業所を有する中小企業者等(ただし、中小企業者2社以
補助対象者
上からなる任意のグループの場合は、構成員全てが市内に事業所
を有するものとします。
)
【補助対象事業①の場合】
補助対象経費の4分の3以内(1,000 万円上限)※1 万円未満端数切り捨て
(2年目は補助対象経費の3分の2以内(1,000 万円上限)
、3年
補 助 金 額(※2) 目は補助対象経費の2分の1(500 万円上限))
【補助対象事業②の場合】
補助対象経費の2分の1以内(800 万円上限)※1 万円未満端数切り捨て
(2年目も同額)
対 象 経 費(※3)
謝金、費用弁償、設備等購入費、設備等借上料、原材料費、外注
費、委託費、マーケティング調査費、消耗品費、旅費
※1 発電装置のほか、蓄電装置も含みます。
※22年目、3年目についても、事業計画を審査のうえ、交付・不交付を決定します。
※3 補助対象経費の詳細は、別紙「対象経費の適用範囲及び算定方法」をご覧くださ
い。
(2)新エネルギー・省エネルギー技術開発支援補助金
補助対象事業
付加価値の高いエネルギー分野の新技術・新製品を開発し、新規
市場への参入やシェア拡大に取り組む事業
補助対象者
市内に事業所を有する中小企業者等
補助金額
補助対象経費の2分の1以内(800 万円上限)※1 万円未満端数切り捨て
対 象 経 費(※)
謝金、費用弁償、設備等購入費、設備等借上料、原材料費、外注
費、委託費、マーケティング調査費、消耗品費、旅費
※補助対象経費の詳細は、別紙「対象経費の適用範囲及び算定方法」をご覧ください。
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(エネルギー分野の開発とは)
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定義
再生可能エネルギーとしての新エネルギー分野や、エネルギーの効率的利用による
省エネルギー分野など、地球温暖化対策に寄与する産業分野に進出するため、同分野
の技術課題を解決するための専用性の高い技術又は製品の開発
【新エネルギー】
●新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法施行令第1条に定める分野
・バイオマス燃料製造
・バイオマス熱利用
・太陽熱利用
・温度差熱利用
・雪氷熱利用
・バイオマス発電
・地熱発電
・風力発電
・中小規模水力発電
・太陽光発電
●革新的なエネルギー高度利用技術(※)
・クリーンエネルギー自動車 ・燃料電池 ・天然ガスコージェネレーション等
(※)平成 18 年 11 月、資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会新エネルギ
ー部会中間報告において、「再生可能エネルギーの普及、エネルギー効率の
飛躍的向上、エネルギー源の多様化に資する新規技術であって、その普及を
図ることが特に必要なもの」とされた分野
【省エネルギー】
エネルギーの使用の合理化に関する法律第2条に定めるエネルギーについて、効率
的利用により消費量を節約すること
・燃料:①原油、揮発油、重油、その他の石油製品
②可燃性天然ガス、石炭及びコークス、その他の石炭製品
・熱
:上記燃料を熱源とする熱
・電気:上記燃料を起源とする電気
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範囲
新エネルギー分野又は省エネルギー分野に進出するため、同分野の技術課題を明確
に捉え、その課題を解決するために開発する専用性の高い新技術又は新製品であっ
て、以下のいずれかに該当するもの
(1)開発の成果が、直接同分野の最終製品になるもの
例)
・バイオマス発電設備の開発
・小型風力発電設備の開発
・高効率LED照明の開発
(2)開発の成果が、同分野の最終製品の製造工程における要素技術又は主要部分品に
なるもの
例)
・次世代自動車用部材軽量化技術の開発
・リチウムイオン二次電池電極成膜技術の開発
・燃料電池用水素ガスバルブの開発
(3)開発の成果が、同分野の最終製品を普及又は利用するための付帯技術・製品にな
るもの
例)
・燃料電池用配管加工技術の開発
・次世代自動車用小型高速充電機の開発
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中小企業者等の定義
中小企業基本法(昭和 38 年法律第 154 号)第 2 条に規定する中小企業者(個人事業主を含
みます)、その中小企業者 2 社以上からなる任意グループ又は中小企業等協同組合法(昭和
24 年法律第 181 号)第 3 条に規定する中小企業等協同組合をいいます。
ただし、資本金等又は役員構成において大企業と一定基準の関係にある中小企業は大企
業とみなし、中小企業者等に含みません。詳しくはお問い合わせください。
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補助対象期間
原則として、交付決定日から事業が完了する日(最長で平成28年3月31日)までが
対象となります。ただし、交付決定日以前に事業に着手する必要がある場合は、交付申請
日からとします。
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提出書類及び受付期間
提出書類
受付期間(※)
① 補助金交付申請書(様式 1)
② 事業計画書(様式 2)
平成 27 年 4 月 1 日(水)
③ 収支計画書(様式 3)
~
④ 株主等一覧表(様式 4)
⑤ 前年度の市税の納税証明書(法人市民税・固定資産税)
平成 27 年 5 月 11 日(月)
⑥ その他補足資料(開発品の概略図や説明図等)
※応募や予算状況により、2次募集を行う場合があります。
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採択までの流れ
(1)ヒアリング調査
提出書類の受付後、必要に応じて事業計画の内容をヒアリングします。
(2)審査会(5月下旬予定)
学識経験者等による審査会を開催します。
審査会では、申請者からプレゼンテーションしていただき、事業計画を技術面、事業化
面、波及効果の観点から審査します。
・開発の技術的課題と解決方針の明確性、妥当性
・既存製品と比較した新規性、優位性
・開発体制の明確性(役割分担、技術的課題の解決方法そのものを外注又は
委託していないか等)
・販売方針の明確性(販売ターゲット、販売方法、時期等)
・市内企業への発注割合や連携等による波及効果
(3)交付・不交付の決定
6月中旬に、申請者へ結果を通知する予定です。
なお、交付決定した場合であっても、審査の結果、予算の範囲内で補助金額を減額す
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る場合があります。
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応募方法
希望する事業区分のいずれかを選択し、補助金交付申請書及び事業計画書のほか、事
業区分ごとに定められた添付書類を直接持参又は郵送により提出してください。
平成27年5月11日(月)17時必着とします。
<提出先>
長岡市商工部産業立地課
〒940-0062 長岡市大手通2-6フェニックス大手イースト
長岡市役所大手通庁舎
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6階
交付決定後の流れ
(1)結果の通知
交付・不交付の結果は、書面でお知らせします。
なお、交付決定となった事業は、補助事業名(テーマ名)
・事業者名・所在地・連絡先
を市のホームページ等で公表します。
(2)補助金の支払い
補助事業者からの事業費執行計画に基づき、補助金の交付決定後と中間報告後の2回
に分けて概算払いが可能です。
(3)中間報告書の提出及び現地調査
事業の進捗状況について中間報告していただくとともに、現地調査及びヒアリングを
実施します。
(4)実績報告書の提出
事業の完了後、速やかに実績報告書を提出してください。実績報告書には、補助対象
経費の執行が確認できる証拠書類(領収書等)の添付が必要となります。
(5)補助金の精算
提出された実績報告書及び経費執行証拠書類等を確認後に、補助金額を確定します。
補助事業が適正と認められた場合、補助金確定通知書により通知します。
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注意事項等
・他の補助金の交 付 を 受 け て い る 事 業 は 、 補 助 対 象 外 と し ま す 。
・新製品の試作開発に係る費用は補助対象経費となりますが、販売目的の製品の製造に
係る費用は補助対象外です。
(試作品を販売して利益を得た場合は、補助金返還の対象
となります。
)
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・考案・開発・設計等は自社で行い、製造を他社に委託し自社製品として販売するいわ
ゆる「ファブレス企業」も対象になります。
・補助事業により開発した成果品は、補助事業終了後の5年間、出荷及び売却等はできま
せん。
・補助事業終了後の5年間、各年における補助事業成果の事業化状況等に関する調査に協
力していただくほか、補助事業に係る帳簿及び証拠書類を保存していただきます。
・市が行う補助事業成果のPR事業(例:成果報告会での事業成果の発表やホームページ、
パンフレットを作成する際の資料の提供等)に協力していただきます。
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その他
・交付申請書等の様式は、長岡市ホームページからダウンロードできます(電子メール
等でお送りできますので、ご希望の場合はお申し出ください)。
・本補助金の申請にあたっては、本公募要領のほか、
「長岡市補助金等交付規則」及び「長
岡市新エネルギー開発支援補助金交付要綱」をご確認ください(長岡市ホームページ
にてご覧いただけます)
。
長岡市ホームページアドレス
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/
○様式等のダウンロードページへの進み方
・トップページ > 産業・ビジネス > 工業関係 > 各種補助金
・トップページ > 電子サービス「書式ダウンロード」 > 商工業
○条例・規則のページへの進み方
・トップページ > 長岡市について「条例・規則」
<問い合わせ先・申請書の提出先>
長岡市商工部産業立地課
〒940-0062 長岡市大手通2-6フェニックス大手イースト
長岡市役所大手通庁舎
6階
TEL:0258-39-2298/FAX:0258-36-7385
Eメール:[email protected]
U R L:http://www.nagaoka-kigyoritchi.jp/
まずは、お気軽にご相談ください!
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【別紙】補助対象経費の適用範囲及び算定方法
補助対象経費
謝金
費用弁償
適用範囲及び算定方法
専門的知識を有する者に専門家として依頼し、指導・相談等を受けた場
合に謝礼として支払われる経費
技術指導等を行うための旅費として依頼した専門家に支払われる経費
機械装置等の購入に必要な経費。ただし、購入価格を法定耐用年数(減
設備等購入費
価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)に定
める耐用年数)で除した額のうち、補助対象期間に相当する額
設備等借上料
原材料費
外注費
委託費
マーケティング
調査費
消耗品費
機械装置等のリース料又はレンタル料として支払われる経費。ただし、
借用期間が事業期間を超える場合は、補助事業期間分に相当する額
補助事業を遂行するために直接必要な原材料費。在庫品を使用する場合
は、庫出日における社内標準単価に使用量を乗じて得た額
機械装置又は工具器具部品の設計、製造等の外注に必要な経費
調査、分析等を委託するために必要な経費又は学術機関若しくは公設試
験研究機関から技術指導を受けるために必要な経費
ユーザーニーズ調査等を行うために専門機関に支払われる経費、市場デ
ータ等を購入する費用
消耗品を購入するために支払われる経費、図書・参考文献・資料等を購
入するために支払われる経費及び資料等の印刷費として支払われる経費
情報収集等のための旅費として社員等に支払われる経費(社内旅費支給
旅費
規程に準じて算出した額)。ただし、上記謝金から消耗品費までの合計額
に10分の1を乗じて得た額と50万円とのいずれか低い額を上限とする。
備考
消費税及び地方消費税相当額、銀行等への口座振込手数料及び自社の特許等の出願
又は登録手続に要する経費は、補助対象経費としない。
〈その他、補助対象外の例〉
○ 事務所等にかかる家賃、保証金、敷金、仲介手数料、光熱水費
○ 電話代、インターネット利用料金等の通信費
○ 商品券等の金券
○ 文房具などの事務用品等の消耗品代、雑誌購読料、新聞代、団体等の会費
○ 飲食、奢侈、娯楽、接待等の費用
○ 不動産の購入費、自動車等車両の購入費・修理費・車検費用
○ 通常の生産活動のための設備投資の費用
○ 税務申告、決算書作成等のために税理士、公認会計士等に支払う費用及び訴訟等のた
めの弁護士費用
○ 公租公課(消費税及び地方消費税額(以下、「消費税等」という。)等)
○ 各種保険料(旅費に係る航空保険料を除く。)
○ 借入金などの支払利息及び遅延損害金
○ 補助金計画書、交付申請書等の書類作成・送付に係る費用
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