表1 調査結果

表1
調査地点の概要及び調査結果
(単位:dB)
地点
番号
調査期間
調査結果
(Lden)
環境基準
(用途地域)
H26.1.8~21
58
57
(第 1 種住居地域)
H26.2.25~3.10
56
57
(第 1 種住居地域)
地点名
①
北区六が池町
②
守山区守山二丁目
(注)Lden(時間帯補正等価騒音レベル)とは
夕方・夜間の騒音を重みづけ(各飛行機の騒音に夕方は5dB、夜間は 10dB 加算)したうえで
評価した 1 日の等価騒音レベルで、以下の式により算出されます。
Lden=10log10
LAE,di
LAE,ej+5
LAE,nk+10
T0
10
10
― Σ10
+ Σ10
+ Σ10 10
T
i
j
k
LAE,di:7~19 時の i 番目の航空機騒音のエネルギー(LAE)
LAE,ej:19~22 時の j 番目の航空機騒音のエネルギー(LAE)
LAE,nk:22~7時の k 番目の航空機騒音のエネルギー(LAE)
T:1 日の時間(86,400 秒)
T0:規準化時間(1 秒)
※ 主に人が活動する昼間よりも、うるさいと感じる「夕方」や「夜間」の騒音エネルギーに
それぞれ5dB・10dB を加算し重みづけすることで、人への影響が大きい夜間の騒音が昼間
よりも大きく評価されるようにしています。
(参考)調査結果の推移
過去5年間の調査結果の推移は次のとおりです。
航空機騒音に係る環境基準の評価指標は平成 25 年4月より Lden に変更されまし
たが、経年変化を確認するため、改正前の評価指標(WECPNL)による調査結果を示
します。
(単位:WECPNL)
調査地点
①北区六が池町
②守山区守山二丁目
平成 21 年度
68
71
平成 22 年度
74
71
平成 23 年度
72
72
平成 24 年度
73
70
平成 25 年度
71
71
環境基準 ※
70
70
(用途地域)
(第1種住居地域)
(第1種住居地域)
※ 平成 24 年度までの環境基準
(注)WECPNL(加重等価平均感覚騒音レベル)とは
1日の航空機騒音のピークレベル(最大値)を平均したものに、飛行回数を時間帯ごとに重みづ
け(夕方の機数を3倍、夜間の機数を 10 倍)して加算し、航空機の1日のうるささを評価するもの
で、以下の式により算出されます。
WECPNL
=
dB(A)
+
10log10N
-
27
・dB(A):1日のすべての航空機騒音のピークレベルをパワー平均(全てのピークレベルを足
し合わせ、機数で割る)したもの
:時間帯ごとに重みづけした1日の航空機の機数で、次の式により算出したもの
・N
N=N2+3N3+10(N1+N4)
N1:夜間(午前 0 時~午前 7 時)の航空機の機数
N2:昼間(午前 7 時~午後 7 時)の航空機の機数
N3:夕方(午後 7 時~午後 10 時)の航空機の機数
N4:夜間(午後 10 時~午後 12 時)の航空機の機数
※ 主に人が活動する昼間よりも、うるさいと感じる「夕方」や「夜間」の機数を重
みづけすることで、人への影響が大きい夜間の騒音が昼間よりも大きく評価され
るようにしています。