数学特殊講座Ⅲ <微分⽅方程式> Lumiere 数学専門塾: 1 第1章:最も簡単な微分方程式 微分⽅方程式: の⼀一般解は、 y = dy = f ( x) dx ∫ f ( x ) dx + C ( C は任意定数) 【11】(1)次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 dy = x2 − x + 2 dx (2)この微分⽅方程式を、初期条件『 x = 1, y = 3 』のもとで解け。 【12】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 (1) dy = ey dx (2) dy = y dx 【練習問題1】 (1)次の微分⽅方程式の⼀一般解を求め、さらに、初期条件『 x = e, y = 0 』のもとで解け。 dy = log x + 1 dx (2)次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 dy = xe2 x dx 2 第2章:変数分離形微分方程式 微分⽅方程式: dy f ( x ) = dx g ( y ) の⼀一般解は、変数を分離して、 g ( y ) dy = f ( x ) dx 両辺を積分して、 ∫ f ( y ) dy = ∫ g ( x ) dx + C ( C は任意定数) 【21】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 (1) dy x = dx y (2) (1 − x ) 【22】次の微分⽅方程式を、( (1) dy + y = 0 ( x = 1, y = 1) dx dy + y2 = 0 dx )内の初期条件のもとで解け。 (2) (1 − x ) dy = x ( y + 1) ( x = 0, y = 0 ) dx 【練習問題2】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 (1) dy = e y sin x dx (2) x 2 3 dy +y=0 dx 第3章:変数分離形になおせる微分方程式 1階微分⽅方程式 dy = f ( ax + by + c ) ( b ≠ 0 ) dx において、未知関数の置換 Y = ax + by + c を⾏行行えば、これは x を独⽴立立変数、 Y を未知関数とする変数分離形になる。 【3】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 (1) dy + tan ( x + y ) + 1 = 0 dx (2) dy = x + y +1 dx 【練習問題3】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 (1) dy = x+y dx (2) ( x + y ) dy = 2 ( x + y) + 1 dx 4 第4章:同次形微分方程式 1階微分⽅方程式: dy ⎛ y⎞ = f⎜ ⎟ ⎝ x⎠ dx を同次形微分⽅方程式といい、 未知関数の変換: u= y x を⾏行行えば、これは変数分離形微分⽅方程式になる。 【4】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 (1) ( x − y ) (2) x dy + ( x + y) = 0 dx dy y = y + x tan dx x 【練習問題4】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 (1) 3x + y + x ( (2) x 2 + y 2 dy =0 dx dy + 2xy = 0 ) dx 5 第5章:線形微分方程式 dy + P ( x) y = Q( x) dx を1階線形微分⽅方程式という。 ※ これは、 y′ + u ′y = v ( y′ = dy 、 u, v は x の関数) dx の形になってると⾒見見て、『両辺に eu をかける!!』 (最初の式で⾔言えば、両辺に ∫ P ( x ) をかける!!) 【51】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 (1) dy +y=x dx (2) x dy + y = x log x ( x > 0 ) dx 【練習問題5】次の微分⽅方程式の⼀一般解を求めよ。 dy + y =1 dx (1) dy + 2y = e− x cos x (2) dx 6 ※ 特に dy + P ( x ) y = Q ( x ) において、 dx { y + f ( x )}′ = a { y + f ( x )} と変形できるときは、 y + f ( x ) = Ceax とできる!! 【52】微分⽅方程式: y′ + 2y = 2x + 5 において、 { y − ( x + a )}′ + b { y − ( x + a )} = 0 を満たす定数 a, b の値を求め、⼀一般解を求めよ。 【53】2つの関数 f ( x ) , g ( x ) が、 f ′ ( x ) = g ( x ) , g′ ( x ) = f ( x ) , f ( 0 ) = 0, g ( 0 ) = 1 を満たすとき、 (1) f ( x ) + g ( x ) を求めよ。 (2) f ( x ) , g ( x ) をそれぞれ求めよ。 7 第6章:積分方程式 未知関数 f ( x ) に対して、 ∫ f ( x ) dx が⼊入っている等式が積分⽅方程式であり、 その積分区間に x が⼊入っているか否かで、次の2つの型がある。 ① ∫ f ( x ) dx 型( a, b は定数) ② ∫ f ( t ) dt 型( a は定数) a b x a 【61】 f ( x ) = x + ∫ f ( t ) dt を満たす関数 f ( x ) を求めよ。 x 1 【62】(おまけ)次の関係を満⾜足する関数 f ( x ) , g ( x ) を求めよ。 ⎧ f ( x ) = x 2 + 1 tg ( t ) dt ∫0 ⎪ ⎨ 1 ⎪ g ( x ) = e− x + x ∫ f ( t ) dt 0 ⎩ 【63】 f ( x ) = x ∫ f ( t ) dt + x を満たす関数 f ( x ) を求めよ。 x 1 【64】 ∫ x 0 {2 f (t ) − 1} dt = f ( x ) − 1 を満たす関数 f ( x ) を求めよ。 【65】 ∫ f ( t ) dt + ∫ f ( x − t ) dt = e− x − 1 を満たす関数 f ( x ) を求めよ。 x x 0 0 【練習問題6】 ∫ ( 4t + 5 ) f ( t ) dt = 3( x + 2 ) ∫ f ( t ) dt を満たし、f ( 0 ) = 1 である f ( x ) を決定せよ。 x 1 x 1 8 第7章:曲線の微分方程式 <曲線の決定・接線・法線> 接線・法線問題は、傾きを『⽬目で読み取る!!』 ⎛t ⎞ 【71】曲線 y = f ( x ) の任意の点 ( t, f ( t )) における接線が x 軸と点 ⎜ , 0 ⎟ で交わるような f ( x ) ⎝2 ⎠ の形を決定せよ。ただし、 f ( x ) は微分可能であるとする。 【72】第1象限に曲線 C : y = f ( x ) がある。C 上の任意の点 P における接線と x 軸との交点を T 、 P から x 軸に下ろした接線の⾜足を H とする。接線の傾きはつねに正で、線分 TH の⻑⾧長さは P の x 座標の逆数と等しいという。このような f ( x ) で、 f ( 2 ) = 1 を満たすものを求めよ。 【73】 (1)曲線 y = f ( x ) 上の点 ( a, b ) における接線が定点 ( −2, 3) を通るとき、 a と b の間の関係式 を求めよ。 (2)曲線 y = f ( x ) 上の任意の点における接線がつねに定点 ( −2, 3) を通り、 f ( 4 ) = 1 を満たす f ( x ) を求めよ。 9 【74】点 (1, e ) を通り、第1象限内にある曲線上の任意の点 P における接線が、 x 軸、 y 軸 と交わる点をそれぞれ A, B とするとき、点 P はつねに線分 AB を 1 : n に内分するという。 この曲線の⽅方程式を求めよ。ただし、 n は正の定数とし、 e は⾃自然対数の底とする。 <⾯面積・弧⻑⾧長の問題> 【75】曲線 y = f ( x ) ( x ≥ 0 ) は原点 O で x 軸に接し、この曲線上の O と異なる点 P における接 線と y 軸との交点を Q とし、 P から y 軸に下ろした垂線の⾜足を R とすると、 P がどこにあって も、 『△ PQR の⾯面積はこの曲線で2等分される』 という。関数 f ( x ) を求めよ。ただし、 x > 0 のとき、 f ′′ ( x ) > 0 とする。 【76】座標平⾯面上を、点が原点から曲線 y = f ( x ) に沿って動いて、 t 秒後のその点の位置、 および、原点からその点までの道のりがそれぞれ、 t − ⎞ a ⎛ at a (t, f (t )), 2 ⎜⎝ e − e ⎟⎠ で与えられたとする。このとき、関数 f ( x ) ( x ≥ 0 ) を求めよ、ただし、 a は正の定数で、 x > 0 において、 f ′ ( x ) > 0 であるとする。 10 【練習問題7】 (1)平⾯面上の点 ( 0, 2 ) を通る曲線 c 上の x ≠ 0 である任意の点 ( x, y ) について、そ ⎛ 6x 3 + 1 ⎞ , 2y⎟ を通るという。この曲線 c の⽅方程式を求めよ。 の点での曲線 c の接線が点 ⎜ 2 ⎝ 6x ⎠ (2) f ( x ) は x > 0 で微分可能で、 f ( x ) > 0 かつ f ′ ( x ) > 0 であるとする。曲線 y = f ( x ) 上の任意 の点 P ( x, y ) における接線と x 軸の交点を T 、 P から x 軸に下ろした垂線と x 軸の交点を H と するとき、線分 TH の⻑⾧長さは 2x であるという。このとき、 (ⅰ) y = f ( x ) の満⾜足する微分⽅方程式を作れ。 (ⅱ)曲線 y = f ( x ) が点 (1, e ) を通るように、関数 f ( x ) を定めよ。 (3)曲線 y = f ( x ) の上の任意の点 P ( x, y ) における接線と P を通り y 軸に平⾏行行な直線および x 軸 で作られる三⾓角形の⾯面積がつねに⼀一定であって、8に等しい。この曲線を求めよ。 (4)次の条件(ⅰ)、(ⅱ)、(ⅲ)を満たす曲線 c : y = f ( x ) ( x ≥ 0 ) を求めよ。 (ⅰ) c は原点 O と点 (1, 3) を通る。 (ⅱ)関数 f ( x ) は x ≥ 0 で連続、 x > 0 で微分可能であり、増加関数である。 (ⅲ)原点 O と異なる点 P ( x, y ) を曲線 c の上に任意にとり、 P から x 軸、 y 軸に下ろした垂線 の⾜足をそれぞれ H , K とする。 c と線分 PH , OH で囲まれた図形の⾯面積 S1 は、 c と線分 PK, OK で囲まれた図形の⾯面積 S2 の 1 である。 4 11 (5)曲線 y = f ( x ) 上の任意の点 ( x, y ) における接線の傾きが 1 であり、この曲線の範囲 1+ x 0 ≤ x ≤ 3 に対応する部分を x 軸のまわりに回転して得られる回転体の体積は 26π である。 この曲線を決定せよ。 (6)任意の正数 t に対して曲線 y = f ( x ) ( f ( x ) > 0 ) の区間 0 ≤ x ≤ t における弧の⻑⾧長さ l ( t ) が、曲 線 y = f ( x ) と両座標軸および直線 x = t で囲まれた図形の⾯面積 A ( t ) に等しいとする。このとき、 次の問いに答えよ。 (ⅰ)関数 y = f ( x ) が満たす微分⽅方程式を作れ。 ( ) (ⅱ)関数 g ( y ) = log y + y 2 − 1 を y で微分せよ。 (ⅲ)(ⅱ)の結果を⽤用いて、条件 f ( 0 ) = 1 を満たす(ⅰ)の微分⽅方程式の解を求めよ。 12 練習問題解答 dy = log x + 1 dx 【3】(1) ∴ ∫ log x dx = x + C = ( x log x − x ) + x + C とおけば、 【1】(1) ∴ y = x log x + C ( C は任意定数) 答 ( ⇔ log Y + 1 = x + b ⇔ Y + 1 = Ce x C = ±eb これに②を代⼊入すれば、 x + y + 1 = Ce x ( C は任意定数) 1 1 ∴ y = ∫ xe2 x dx + C = xe2 x − e2 x + C 2 4 1 = ( 2x − 1) e2 x + C 4 (2) ( x + y ) ( C は任意定数)答 dy = e y sin x ⇔ e− y dy = sin xdx dx ∫ (2) x 2 ∴ ∫ ( C は任意定数) 答 dy dy dx + y = 0 ⇔ = − 2 dx y x dy dx 1 = − ∫ 2 + b ⇔ log y = + b y x x dy = 2 ( x + y ) + 1 ① dx Y = x + y ② とおけば、 dy dY = −1 dx dx これと②を①に代⼊入すれば、 Y sin x dx + C ⇔ −e− y = − cos x − C ∴ e− y = cos x + C ) 答 dy = xe2 x (2) dx ∴ ∫ e− y dy = dy dY = −1 dx dx dY dY = Y + 1 ∴ ∫ = dx + b dx Y +1 ∫ 0 = elog e + C ⇔ C = −e 【2】(1) Y = x + y ② これと②を①に代⼊入すれば、 これに、 x = e, y = 0 を代⼊入すれば、 よって、 y = x log x − e dy = x + y ① dx dY = 3Y + 1 dx ∴∫ Y 1 1 dY dY = ∫ dx + b ⇔ ∫ dy − ∫ = x+b 3Y + 1 3 3 3Y + 1 ⇔ Y 1 − log 3Y + 1 = x + b ⇔ 3Y + 1 = Ce3Y − 9 x 3 9 ( C = ±e−9b )これに②を代⼊入すれば、 3x + 3y + 1 = Ce3y− 9 x 1 x ∴ y = Ce ( C = ±eb は任意定数) 答 13 ( C は任意定数) 答 【4】(1) 3x + y + x dy = 0 ① dx y = ux ②とおけば、 【5】(1) y′ + ( x )′ y = 1 とみて、両辺に e x を du dy =u+x dx dx ( ) かけると、 e x y′ + e x y = e x ⇔ e x y ′ = e x ∴ e x y = ∫ e x + C = e x + C ⇔ y = 1 + Ce− x これと②を①に代⼊入すれば、 (3 + u) + u + x ∴∫ du du = 0 ⇔ x − ( 2u + 3) dx dx ( C は任意定数) 答 du dx 1 = − ∫ + b ⇔ log 2u + 3 = − log x + b (2) y′ + ( 2x )′ y = e− x cos x とみて、両辺に e2 x 2u + 3 x 2 ⇔ 2u + 3 = Cx −2 ( C = ±e2b ) をかけると、 e2 x y′ + 2e2 x y = e x cos x これに②を代⼊入すれば、 左辺は e2 x y ′ で、右辺の不定積分は、部分積 3x 2 + 2xy = C ( (2) x 2 + y 2 ( ( C は任意定数) 答 dy + 2xy = 0 ① ) dx y = ux ② とけば、 1 分法により、 e x ( cos x + sin x ) + C 2 ∴y = 答 【6】 ∫ ( 4t + 5 ) f ( t ) dt = 3( x + 2 ) ∫ f ( t ) dt x 3 1 の両辺を x で微分すれば、 2 dy +u ) dx x 1 ⎞ (1 + u ) ⎛⎜⎝ u + x du ⎟ + 2u = 0 dx ⎠ ( 1 −x e ( cos x + sin x ) + Ce−2 x ( C は任意定数) 2 dy du =u+x dx dx これと②を①に代⼊入すれば、 ⇔ x 1 + u2 ) ( 4x + 5 ) f ( x ) = 3( x + 2 ) f ( x ) + 3∫1 f (t ) dt x + 3u = 0 1 + u2 dx ∴∫ 3 du = − ∫ + b u + 3u x ∴ ( x − 1) f ( x ) = 3∫ f ( t ) dt 1 ⇔ log u 3 + 3u = − log x + b 3 この両辺を x で微分すれば、 ( ⇔ u 3 + 3u = Cx −3 C = ±e3b x 1 ( x − 1) f ′ ( x ) + f ( x ) = 3 f ( x ) ⇔ ( x − 1) f ′ ( x ) = 2 f ( x ) ) ここで、 y = f ( x ) とおけば、 これに②を代⼊入すれば、 y 3 + 3x 2 y = C ( C は任意定数) ( x − 1) 答 14 dy dy 2dx = 2y ⇔ = dx y x −1 ∴ ∫ ⎛ f ( x) ⎞ , 0 この接線と x 軸の交点は、 T ⎜ x − f ′ ( x ) ⎟⎠ ⎝ dy dx 2 = 2∫ + b ⇔ log y = log ( x − 1) + b y x −1 ∴ y = C ( x − 1) 2 であり、点 H の座標は ( x, 0 ) であるから、線分 ( C = ±eb は任意定数) ① となる。ところが、 f ( 0 ) = 1 であるから、①に TH の⻑⾧長さは、 f ( x ) > 0, f ′ ( x ) > 0 であるから、 x = 0, y = 1 を代⼊入すれば、 C = 1 となる。 f ( x) であり、これが 2x に等しいから、 f ′( x) これを①に代⼊入して、 f ( x ) = ( x − 1) f ( x) = 2x より、求める微分⽅方程式は、 f ′( x) 2 答 2x dy = y ① dx 答 【7】 (1)曲線 c 上の任意の点 ( x, y ) ( x ≠ 0 ) に (ⅱ) f ( x ) > 0, x > 0 であるから、①より、 ⎛ 6x 3 + 1 ⎞ , 2y⎟ を通るから、 おける接線が点 ⎜ 2 ⎝ 6x ⎠ 2 ⎛ 6x 3 + 1 ⎞ 2y − y = y′ ⎜ − x ⎟ が成⽴立立する。よって、 ⎝ 6x 2 ⎠ ∴ 2 log y = log x + b ⇔ y = C x ② dy dy = 6x 2 y ⇔ = 6x 2 dx dx y ( C 2 = eb ( C > 0 ) は任意定数) ∴ ∫ dy = 6 ∫ x 2 dx + b ⇔ log y = 2x 3 + b y dy dx dy dx = ∴ 2 ∫ = ∫ + b y x y x 曲線 y = f ( x ) は点 (1, e ) を通るので、 ∴ y = Ce2 x ( C = ±eb は任意定数) ① x = 1, y = e を②に代⼊入して、 こ こ で 、 曲 線 c は ( 0, 2 ) を 通 る か ら 、 ① に C = e を得る。よって、この曲線の⽅方程式は、 x = 0, y = 2 を代⼊入すれば、 C = 2 が得られる。 y=e x 3 これを①に代⼊入して、 y = 2e2 x 3 答 (2)(ⅰ)この曲線上の任意の点 P ( x, y ) ( x > 0 ) での接線の⽅方程式は、平⾯面上の 任意の点の座標を ( X, Y ) とすると Y − f ( x) = f ′( X − x) 15 答 (3)曲線 y = f ( x ) 上の任意の点 P ( x, y ) にお ∴ y = Cx 4 ( C = eb は任意定数) ける接線の⽅方程式は、平⾯面上の任意の点の座 この曲線は、点 (1, 3) を通るから、C = 3 を得る。 標を ( X, Y ) とすると、 Y − y = dy ( X − x) dx よって、 y = 3x 4 答 ⎛ y ⎞ この接線と x 軸との交点は ⎜ x − , 0 ⎟ である ⎝ y′ ⎠ ので、問題の三⾓角形の⾯面積 S は、 (5) 1 ⎧ ⎛ y ⎞⎫ 1 y2 S = ⎨ x − ⎜ x − ⎟ ⎬ y = ⋅ 2 ⎩ ⎝ y′ ⎠ ⎭ 2 y′ ∴y = dy 1 = dx 1+ x 1 dx = 2 1 + x + C ① 1+ x ∫ 問題の回転体の体積は、 である。 S = 8 であるから、 16 dy 16dy = ±y 2 ⇔ 2 = ±dx dx y ∴ 16 ∫ ⇔ (4) S1 = ∫ 0 ∫ f (t ) dt , S x 2 { 2 56 C + 30 = 26 3 2 ⇔ ( 9C + 2 ) ( C + 6 ) = 0 ⇔ C = − , −6 9 = xf ( x ) − S1 である。 x 1 f ( t ) dt = xf ( x ) − ∫ f ( t ) dt 0 4 ) 56 ⎛ ⎞ = π ⎜ 3C 2 + C + 30 ⎟ ⎝ ⎠ 3 これを①に代⼊入して、 y = 2 1+ x − } ∴ 5 ∫ f ( t ) dt = xf ( x ) ∴ 5 f ( x ) = f ( x ) + xf ′ ( x ) x 0 ∴ xf ′ ( x ) = 4 f ( x ) よって、 y = f ( x ) とおけば、 x 0 V = 26π より、 3C 2 + 1 S 1 = S2 であるから、 4 x 0 ( 3 8C ⎡ ∴ V = π ⎢ 2x 2 + 4x + (1 + x ) 2 + C 2 x ⎤⎥ 3 ⎣ ⎦0 答 0 2 3 dy 16 = ± ∫ dx + C ⇔ − = ±x + C 2 y y 16 = ±x − C y 3 V = π ∫ y 2 dx = π ∫ 2 1 + x + C dx dy dy 4dx dy dx = 4y ⇔ = ∴ ∫ = 4∫ + b dx y x y x ⇔ log y = log x 4 + b 16 2 または y = 2 1 + x − 6 9 答 (6) (ⅰ)曲線 y = f ( x ) ( 0 ≤ x ≤ t ) の弧の⻑⾧長さ は、 l ( t ) = A (t ) = ∫ t 0 ∫ 得る。これを③に代⼊入して、 2 ⎛ dy ⎞ 1 + ⎜ ⎟ dx であり、また、 ⎝ dx ⎠ t 0 f ( x ) dx = ∫ t 0 ( y + y 2 − 1 = e± x ⇔ y 2 − 1 = e± x − y ⇔ 2e± x y = e±2 x + 1 ⇔ y = y dx ここで、 l ( t ) = A ( t ) であるから、 ∫ 2 ⎛ dy ⎞ 1 + ⎜ ⎟ dx = ⎝ dx ⎠ t 0 ∫ t o 2 y= 2 ⎛ dy ⎞ ⎛ dy ⎞ 1 + ⎜ ⎟ = y ∴1 + ⎜ ⎟ = y 2 ⎝ dx ⎠ ⎝ dx ⎠ (ⅱ) 答 { ( d log y + y 2 − 1 dy 1 )} ( = d y + y2 − 1 2 y + y − 1 dy = ⎛ ⎜1 + y + y2 − 1 ⎝ ∴ d log y + y 2 − 1 dy ⋅ 1 { ( (ⅲ)①より、 ∴ ∫ dy y2 − 1 ) ⎞ ⎟ y2 − 1 ⎠ y )} = dy y2 − 1 1 y −1 2 ② 答 = ±dx = ± ∫ dx + b ここで②を利⽤用すれば、 ( 1 ±x e + e x 2 ) ここで、 ±x のかわりに x を⽤用いれば、 y dx dy = ± y 2 − 1 ① dx 2 (複号同順) この両辺を t について微分すると、 ∴ ( ) ) log y + y 2 − 1 = ±x + b ⇔ y + y 2 − 1 = Ce± x ( C = ±eb は任意定数) ③ ここで、 f ( 0 ) = 1 であるから、③より、C = 1 を 17 ( 1 x e + e− x 2 ) 答
© Copyright 2025 ExpyDoc