物理学演習 第1回資料(平成26年度後期) 名城大学 物理学1 (教科書1~4章) ニュートンの運動方程式, 物理学2 (教科書5~6章) 保存則(積分定理), I 教員:山﨑耕造 質点の運動 剛体の運動(回転運動を含む) 数学的準備および運動学 1.微積分 (i)微分 定義,和の微分,定数倍の微分,積の微分, 合成関数の微分,逆関数の微分 平均値の定理(ラグランジュの平均値の定理)存在定理 マクローリン(Maclaurin)展開(a = 0 でのテーラー展開) テーラー(Taylor)展開, 微分の基本例(公式) (ⅱ)積分 不定積分,定積分 置換積分 部分積分 ∫fg’dx = fg - ∫f’gdx x=x(t) のとき ∫f(x)dx = ∫f(x(t)) (dx/dt) dt (ⅲ)微分方程式 演習問題ヒント A1.積の微分: 定義に従って,u=u(x), v=(x), u*=u(x+h), v*=v(x+h) として 左辺=(u*v*-uv)/h=v*(u*-u)/h+u(v*-v)/h, A2.2 回微分: h→0 により証明する 微分の基本例(公式)を覚え用いる事(べき関数,三角関数,対数関数,指数関数) A3.微分: 定義に従って計算する.あるいは,y=(1/2)f 2(x) として dy/dx=(dy/df)(df/dx)を計算する B1.微分: (1) t=x2+C とする (2) 逆関数の微分公式を用いる x=tany dy/dx=1/(dx/dy)=1/[siny/cosy]’ =1/[cosy/cosy+(siny/cos2y)siny]= 1/(1+tan2y) (3) t=x2+a2 とおく (4)t=x2-a2 (5) 積の微分公式を用いる B2.積分:(1) 部分積分-∫x(cosx)’dx (6) 指数を t として合成関数の微分公式を用いる (2) 部分積分∫(logx)(x)’dx (3)tany=x/a として置換積分を用いる f=1/[1+(x/a)2] = cos2y,dx =(a/cos2y)dy, ∫(1/a2)fdx = ∫(1/a2) (cos2y)(a/cos2y)dy=(1/a)y+C (4) 1/(x2-a2)=(1/2a)[1/(x-a)-1/(x+a)]をもちいる (5) t=x2+a2, dt=2xdx, (6) t=(x2+a2)1/2, td=xdt B3.微分方程式:(1)(2) x=∫(dx/dt)dt として積分する (3) (1/x)dx=adt 2 1/2 (4) siny=x として (cosy)dy=dx,1/(1--x ) =1/cosy, dx/(1-x2)1/2=dy, (5)(6) dx/dt=∫(d2x/dt2)dt=y(t)+C1 更に x=∫y(t)dt+C1t+C2 レポート1 課題 練習問題集から 5 題 提出期限 次回の講義日に IB1(1)(2), IB2(1)(2), IB3(1)
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