固場 に お け る土 壌 物 理 性 の測 定 値 の偏 差 に つ い て 容 積 重 か よび 実 容 積 の 測 定 に つ い て 下 村 和 子 美 園 繁 (農業 技術研究所化学部) (T l,T 2) の 対 と (T 3,T 壬 ) の対 との 間 隔 は 1 時 間 にな 1. ま え が き るよ うに し た 。 た だ し T l, T 3 の 間 隔 と T 3, T 4の間隔はで 実 容 積 法 に よつ て 圃 場 の物 璽舶勺性 質 を測 定 す る場 合, きる だ け 等 し くな る よ うに し た 。 さ ら に( T 3 , T 4)の 対 と( T 5, T 6)の 対 と の 間 隔 を 約 3 時 圃 場 の場 所 (試 料 採 硬 の位 置 ) に よ る偏 差 が どれ くらい の もの で あ るか を知 りフ将 来 測 定 精 度 を き め た場 合 (た 間と し て , 前 と 同 様 の 方 法 で T 5, T 6 を採 寂 した。 法 を採 田 しな け 試 料 探 坂 は, 午 前 10時 に 始 ま り午 後 2 時 30分 に終 了 し れ ば な ら な い か を 決 達 す る た め の 資 料 とす る た め に こ の た。 そ れ ぞ れ の 探 坂 時 間 は T e b le l に しめ さ れ て い る 。 とえば 士 1 %以 内) どの よ うな 試 料 新 T ab le l 才 栗東時 間 試 験 をお こな つ た。 2 . 実 験 の方法 上 ∃三 尾 1) 試 料の探求法 ′1959 年 5 月 20 日フ 埼 玉 県 上 尾 農 試 圃 場 の 火 山 灰 土壌 5 ・一一 井 19 5 9 年 5 月 2 2 日 1 9 59年 5 月20 日 1 0 c m TI A .M A .M lO時 7 分 lO時 6 分 T2 10時 13分 10時15分 この 研 究 は 圃 場 の 場 所 に よ る土壌 物 理性 の況打 冠 値 の偏 TI 1 0時26分 1 0時 23分 差 を知 るの が 第 1 の 目的 と患 っ て い るの で, 人 に よ る差 T2 1 0時34分 1 0時 34分 T 3 1 1時 8 分 1 1時 4 分 T4 1 1時22分 1 1時 13分 T 3 、11時3 1分 1 1時20分 T4 11分4 1時 1 1時38分 T5 P .M . 1 時56分 T6 2 時3分 と, 5 月22 臥 同 じ く埼 玉 県玉 井 支 場 の 押 領 土壌 の ニ カ 所 で圃場 試 験 をお こな つ た。 3 0 ′、 や , 試料 採 硬 の時 期 (時 刻) に よ る偏 りな どを測 定 で き ノ 5 ′) 4 0 1 c 0 m c m る よ うに , あ ら か じ め 設 計 し た 。 そ の概 要 は次 の よ うにな つ て い る。 イ)試 料 探 頭 人員 は , 3 名 で これ をJ P l,P 虫 ,P 3 と し ′ m 0・ 3 4 ) た。 ロ) 試 料 の採 硬 位 置 はJ つ ね に 作 条 の片 側 に定 め棍 隙 か ら 5′ 〉10cm の位 置 と し た 。 5′− ノ 、) 土 層 の 深 さ は j ノ 1 0 c 5 ′ ∼ 1 0 cm , 30 ∼ 4 0 cm と し た , 3 0 ∼40cm は 火 山灰 土 壌 の 場 合 に は 責 褐 色 の下 層 土 となつ m P .M . 2 時 3 分 FJ 2 時 11分 てい る。 こ れ を , D l , D ヨ と し た 。 D l とD 8 と で は 測 定 値 3 0 の水 準 が 異 な る の で , そ れ ぞ れ 別 々 に ふ れ を 求 め る こ と 一一 4 ′ 0 c m T。 にし た 。 …芸 三2 芸 ∫ 貞 …芸 ;…芸 T6 ニ )試 料 採硬 の順 序 は, 2 点 づつ 比 較 的 短 時 間 の 対 を と りJ 3 対 と し た 。( T I T ヨ), ( T 3 T 4 ),( T 5 T 6)と し た 。 終 2 時3 5分 】 l 2 時 46分 D一 に つ い て, 3 人 同時 に (T l)探 土 を開 始 し, 全 員 の 終る の を ま つ て , さ ら に 同 時 に (T 3 ) つ ぎ の 採 土 を は じ 吉. 試 験 圃 場 める 。 T l と T 3 と の 間 隔 は で き る だ け 小 さ く し た 。 D 望に つ い て , D l と 同 様 な 採 土 を お こ な つ た 。 た だ し 上 尾 ・ 玉 井 農 試 の同 園場 とも, 当 時 大 麦 の栽 培 中 で, この 場 合 は , シ ャ ベ ル で 3 0 c m ほ ど の 土 を 頻 り と つ た の すでに 熱 期 に 入 りほ じめ, (玉 井 の囲 場 は ほ とん ど熱 期 でっ T l と T 2 と の 間 隔 は , D l の と き よ り も大 き くな つ て に達 してい た) 作物 の 吸水 ・ 蒸 散 作 用 は , それ ほ ど大 き いる 。 くな い こ とが 推察 され た。 作 物 の主 管 状 掛 ま, 同 圃場 と −34 − F ig l も比較 白 勺良好 で ク試 験 圃 場 内 で は ほぼ均 一 とみ な され る0 /叫 一 % J ク 2β / ♂〝 卯即 卯 古ク 即 / βク 一 U ノ C ︵ レ 即 相・ 回. 気相 一 柏 − 卯 ′化 T ハレ 1 ーニ 友 〃 U F塩 ﹁J 圃場 の状 態 ( 3 相 ) をJ ハレ ランダ ムに 選 定 した。 そ の と きの ■ l 展 こ 椛 / つ‘ よ ′ 三 っ ∠ ヨ コ方 向 1 ウ ネ と の交 点 2 7 0 点 の ( 9 ×3 0 ) 申 か ら 1 8 点 を , ア ト 玉井 国 境 る イ)上 尾 圃 場 タ テ 9m , ヨ コ 30 羞言J(買 主芸 孟 胃≡羞 ≡ 芸去 冨竿 F ig 2 上尾国境 にし め す J た だ し 圃 場 内 の 1 地 点 につ い て の も の で あ る 。 T ab le 2 ヨコ 9 ウ ネ の囲 を, 上 尾 の 場 合と 同 じ よ う に ,1 m 毎 に 区 切 り 1 ウ ネ毎 との 各 点 2 7 0 の ! p l 測定 値 ( 上尾 火 山 灰 土 壌 ) W 1 独 創 こつ い て の も の で あ る。 3) 甜 定 訂州▲ 君 5 9 9 、8 T4 妄言 岳 壬冒芸立 W3 ノ4 0 c P3 P 4 9 8 .6 1 1 2 .2 1 0 2 .7 1 1 0 .2 1 1 1 .0 1 0 8 .8 c m 亨岩:≡ ′ 〉 4 0 喜喜こ呂 c m  ̄i 「 ▼ 哀 P 』 紅 拉! 0 P ヨ 姐 写… l 芋三 弓 1 0 1 .8 1 0 8 .0 1 0 2 .0 1 02 .5 1 0 6 .5 1 0 9 .1 1 蔓呈 」遥過 V30 m 琵口紅 写… l F ig .3 0 ( 弓 p I 定者 は 1 人 と し, 重量 (W ) 一案 容 積 ( Ⅴ) の順 に お こ 測 定結 果 に統 計 処 理 を 加 え, 検 討 をお こな つ た(2 。 1 0 1 .7 ユ!p ・ 声 _プで まい てJ 実験 室 に持 ち か え り, 翌 日測 定 した。 測 間を要 した。 測 矧 院序 は , 乱 数 表 で き め た。 1 1 1 .7 9 8 .0 蒜 遥 採 土 した試 料 は ,試 料 円 筒 と蓋 との接 合 部 分 を セ ロテ ない(1 ,測 定 を 始 め て か ら終 りま で ,1 カ所 に ? き約 3 時 P3 2 9 1 .5 1 0 1 .7 1 1 0 .7 1 2 1 .6 1 1 0 .3 Tち 法 喜1 冒呂二 5 ′) i p l 写… 岳 誌 喜 6・ 0 1・ 5一 8・ 00 ・ 0日 7・ 0 P 2 申か ら ア ト ラ ン ダ ム に 選 定 し た 8 そ の と き の 圃 場 状 態 ( 3 相 )を F ig・ 2 に し め す 。 た だ し こ の 場 合 も圃 場 内 の Ⅴ m c 0 1 ) ・ ′ 5 P ロ) 玉 井 圃 場 タ テ 3 0恥 P3 7 0 .3 6 8 .2 7 8 .7 7 0 .5 6 8 .8 7 6 ・2 . ・ 6 9 .3 7 3 .0 7 1 .1 7 5 .8 2 7 4 . 9 6 ! 5 T T6 1 7 5 .B 7 5 .8 7 5 .0 W , Ⅴ 相 関 図 (上 尾 火 山 灰 土 蛮 ) 3 . 測 定 結果 1) 上尾 火山灰 土壌 Ⅴ − イ ) 淑U 嶺 値 測 定結 果 を T ab le 3 に し めす 。 F ig . 3 は 全 雷畳 と 実 容積 の相 関 図 で あ る。 表 層 土 メ汁メ と下 層 士 は明 ら か に区 別 で き ●● る。 l ● ロ) 分 散 分 析 分 散 分 析 の結 果 を T able 4 っ エ ・ ∫ P にま と め た 。 ●よ 月 土 ハ> 分散比 に F 一 検 定をおこな X 下 層 上 う と, い づ れ に も, 有 意 性 は みと め ら れ ず , こ の 試 鹸 で は,全 重 量 , 実容 積 と も, 表 層土 お よび 下 層 土 の い づ れ で も, これ らの 個 人 の間 に も∫ 時刻 の問 に も有 意 な差 は み と /∼ ひ ∼ 一 ・ − ・− −一 一Ⅳ ー35 − 〃 め ら れ な いJ す な わ ち この 試 でめ 1e 3 分散分析表 (上尾火 山灰土盛) 平方 変動因 c m 1 7 醇 ̄ ̄ 面 r し∬ 誤差 6 1 .0 1 i 6 l3 14 ・ Cm 43・11l60・61122・60 4 8 7 ! 1 9 . 2 6 2 2. 4 3 1 0 .3 7 7 3 .0 5 6 3 .3 9 ; 1 1 0 .7 6 _ ヲ m l竺竺】 R ・921 P x S t り 56 Ⅴ 5 ㌫10 1 5品10 0 5 0 .6 4 5 6 .18 1 ・ 7 40い2 ・33呈 1 5 .3 5 叫28 ・74l25 9 .4 3 1 8 0 .6 7 5 2 .3 4 8 2 1・ 4 6 1 4 3・2 4 T ab le 4 おこな つ て も, 試 料 の全 重量 に つ い て も, 実 容 量 に つ い 1 .2 0 5 .1 9 5 ,1 9 1 .4 0 1 6 .B 8 1 .0 7 1 < 1 < 1< 1 1 .18 司▲ 此て 3 .8 4 l・ 6 8 << 1 1 3. 44 標準偏差,変動係数 5(濃。 m l5浅 。 m l3。 溜。 m V 上尾 ても 殆 ん ど 同 じ値 を 示 しJ 莞 が あ る よ うに み え て も , 同 1 2 .2 0 1 6 ,8 8 一㌫ すて0 1 4 .2 3 験の樽 見 では , どの 人 が 1 日中 の うち ど の時 刻 に探 土 を 1 2 .2 0 4 0l 1・0 6 l < ! 2 】 1 4 6 .0 9 1 5 0 .47 S Cm 6 7186ヰ2211l45 ・・20∃93・叫 0 9 . 3 1 喜 6 5 グ ク l cm 4 1 6: 20・ 2 2【5 3・ 1叫2叫 30 ・95ll川 1 9l346ヰ526・ i 3 14 ・ T 3 0 ′〉 1 0 2 2 L1 8 6 ・ P l cm 0 1 ) ・ ′ 5 0入 U 個人 l87 2 V V と30芸 0岳 芸0岳 7 1 全体 分散 和 ヱ1。】 3。 竺4 。 【3。ヱ4 。 5 自由 度 m c 4 ) ′ 0 3 標準偏 差 l じ圃 場 内 で の そ れ ら の 価 の バ ラ ツ キ と 同 程 度 の ち が い 7 .1 6 】 4 .6 5 1 5 .5 7 で しか な い 。 変雛 教j . ・ 6 76 ノ、)標 準偏差,変動 除数 5 .2 6 7 .1 1 1 4 .7 4 全 重量 W と乗 客 穐 Ⅴに つ い て は , 表 層 土 , 下 層 士 と も に , 人 に よ る差 , 時 刻 に よ る 差 は み と め ら れ な い の で , 真の平 均 二1 0 6 人や 時 間 に と らわ れ ず, 全 体 の標 準 偏 差 お よ び変動 係 数 囲i を求 め て み た 。 そ の 結 果 を T a も1e 4 のあ る 範 に ま とめ た。 .6 2 6 5 .3 7 1 0 5・聖 2 .7 7 l72・7 聖 1 .7 2 士 3 .5 6 士 2 .2 5 T ab le 5 ニ )表 層 土 と下層 土 との差 5(渇m l5(品 。 m 全 重 量 に つ い て は, 表 層 土 と下 層 士 との墓 はみ とめ ら れな い が, 実 容 積 Ⅴ につ い て は 明 らか に有 意 な差 が み と W 3 0 ・一一 4 0 mc ′ 0〉 3 4 c m V 6 .1 7 【 3 .8 9 4 .7 9 2 . 97 9 .4 3 1 5 .5 1 6 .5 6 4 .3 0 められ た ( ト 放 熱 こよる) これ は火 山 灰 土 盛 の土 壌 水 分 系の特 長 , 即 ち下 層 土 は膨 潤 水 含 量 が きわ め大 て き い と F ig .4 えら れ る 。 (3 6 − ∇ ̄ 戸二F ig .3 の W − Ⅴ相 関 図 で は, ・・■・ ■− ×−− 〃 〝 \ Y 6 \ 6 \ β β \ − −1 Y − ■ −−− X ・ . − − ∼ ′︶ \ \ 卯 机 〟 々 / / ︸ × ′し 〃 〃 ∫ 刀 ︶ ● 〃 〃 4 / 之 2 W■ − Ⅴ の 曲線 が表 層 土 と下層 士 でⅤ軸 の方 向 に明 らかな 分 離 を 生じ て い る 。 ホ ) T a b le ,5 は そ れ ぞ れ の 平 均に 対 して, そ の 真 の平均 の あ る範 囲 の 巾 を し め す 。 個 人 に よ る 差 , 時 間 に よ る偏 りが 表 層 士 下 層 土 を とわ ず, い づれ も有 意 でな か つ たか ら測 定 ′○ / いう事 実 に も とづ い て い る と考 測 定 値 のバ ラ ツ キ (個 人 に よる) 上 尾 火 山 灰 土 壌 ク ク 値の バ ラ ツ キは す べ て一 様 に誤 差 (圃 場 内 の 地 点 の 間 の変 動 な ど) に よ る と み て こ の 計 算 を お こな つ た。 その精 巣 を F ig .4 ′ } 如g .5 推 定 値 の宿 頻 度 (時 蘭 に よ る) 上 尾 火 山灰 主 盛 Ⅴ −− ● − ・ ・ ・ − …− × 一 一− ∫ − /クク祈 ∫〃 − ヰクC 7花 古 /β 〃 /古 ノ4 ヱ 舶 /g β /♂ /・ − / / ■ .■− 、 / − 1 − \ ヱ 、 パ ハ.  ̄、、 \ / . ″ モ ̄− ・、 占 / \ × わ ♂ /ク β l β シー′ ¢ 一一 一 一一・一 一 一 ′ ○ 2 \ ン ♂ タ♂ キ花 F ig ,5 に し め す 。 ロ) 分 散分 析 2. 玉 井 沖 積 土 壌 分 散 分析 に よ り T a b le 7 の よ うな 絶 果 を得 た。 分 散 比にF 検 定 を お こ な つ た結 果 , 表 層 土 の全 重 量 と乗客 積 と 値 ギ淑び 定 結果 を T 払 Ie .6 に しめ す J F ig .6 は全 署畳 W と につ い て は , 人 に よ る 差 ( P ) と 人 に よ る 差 の 時 刻 に よ 乗客 積Ⅴ との相 関 図 で あ る。 表 層 土 と下 層 土 は, 火 山 灰 るち がい 方 (P x S ) に それ ぞれ , 土壌 の場 合 と具 つ て, 群 に分 離 す るこ とな く, ほ ぼ 同一 た。 T ab le 6 W5′ 〉 1 0 c T I P 2 P 3 P L P W30 ヨ 有 意差 が み とめ られ 測定値(玉 井沖積土壌) V 5 ∼・1 0c m m PI キ、布 の直 蔽 上 に あ る。 ・聴 イ ) 汲汀 題 T 咋 花 T り ち Tリ セ Tり ・ ・ ・ 1・ ・ ・ ・ ・1 ・l ち P P I ∂ ′、 ノ 4 0 c P m 、 4 〉 ′ 0 3 V m ヨ P P l J 1 3 0 .1 17 0 . 0 1 4 3 .4 T l 6 2 .3 84 . 0 6 9 .7 T 1 1 5 9 .5 1 7 6 . 7 168 . 5 T l 7 7 .8 1 3 5 .5 16 0 . 7 14 3 . 5 T 3 6 6 .7 78 . 3 6 8 .8 T 3 1 5 8 .4 1 6 9 . 6 1 2 7 .O T 2 7 7. 5 ‡〉 8 ・ P 3 8 7 .3 r 8 2 .8 82 . 4 83 . 7 T 旦 1 7 2 .5 1 7 1 .1 16 8 . 3 T 3 8 5 .0 8 3 .8 8 2 .5 6 1 6 8 .1 1 7 3 . 3 4 1 64 . T 4 8 0 .5 8 3 .5 8 4 .0 T 5 1 6 9 .8 1 6 6 . 7 17 4 . 9 T 5 8 3. 2 80 . 2 8 4 .8 T 6 1 6 9 .7 1 6 8 .1 17 9 . 5 T 8 8 2 .4 8 2 .3 .8 9 .2 1 48 .7 1 5 9 .0 1 3 1 .8 T 3 7 2 .2 7 6 ,5 6 4 .1 T 3 T 4 1 52 .6 T4 7 4 .5 7 5 .4 7 0 .O T T 6 1 52 .1 1 5 6 .7 15 2 .5 T5 7 4. 3 76 . 8 7 4 .8 T 6 1 5 0 .3 16 4 .2 1 5 5 .1 T6 7 2. 7 7 9 .0 7 5 .3 T 古 15 5 .5 1 4 4 .7 ー37− えれ ば, P 3 と両横 の変 化 を F ig 7 測 定 値 の バ ラ ツ キ (個 人 に よ る ) 議題 玉井 沖穏土壌 しめ す こ と が わ か る ) の 時 刻S との 関係 を検 討 して み る。 ( F ig 9 ) 。 P l の S l に L \\ ︰ 1 . レ ソ . つい て 大 き な 偏 りが あ る こ ∫ −−− −− J β − ヰ〃 亡兄 ズー ∼ と が わ か る 。 P ig 9 −■ −・ ・ ・ ・・ ・− /♂ c 〝l か らわ かる よ う に , P l の S l が と くに小 さな測 定 を しめす こ とが 明 らか に な つ た 。 そ こ で まづ 先 に チ ェッ ク され た 押 P 2 に つ い て か ら検 討 し て み β る こ と にす る。 P 2 の偏 りに つ い て考 え β て み る と F ig 7 か ら わ か る 〃 よ うに, 表 層土 の億 が下 層 2 土 の値 に近 い ,す な わ ち, 乃 表 層 土 の採 土 の際 の位 置 を っ ね に P l, P ち よ り も深 め に 取 つ て い る こ と, 探土 樽 の土 層 の位 置 (深 さ方 向 ) に よ る差 が 人に よ る差 の よ う に み か け られ た もの で あ る。 つ ぎに P l に つ い て み βろ る ろち ろ る と , P l の S l の と くに 小 さ な 測 安 値 を しめ す こ と を 4. 結 果の検討 玉井 F ig 8 時 間差 測 定 値 の バ ラ ツ キ (時 間 に よ る ) 玉井 沖積土壌 1 ) 上尾 の圃 場 は ,人 に よ る芸 邑 / / ラツ キ の み と な る 。 玉 井 圃 場 の 場 ノ/ \ =l ︼ ヾ Y− 田場 内 での場 所 (位 置 ) の 聞 のバ / / / .− 時刻 に よ る差 は み と め ら れ な い 。 \ \ 合は , 人 に よ る差 ( P ) , 人 に よ l− る差 の 時 刻 に よ る ち が い 方 ( P X 皇 l レ/l S ) が, そ れ ぞ れ, 1 % お よび 5 l l l そこ で こ れ ら の 測 定 値 の 水 準 お よ / びバ ラツ キ を 各 人 に つ い て 検 討 し てみ た 結 果 , P 2 の み に と くに 大 きな 偏 り が あ る こ と が わ か り , \ (F ig .7 )】 そ こで P ヱを 除 い て分 散分析 した精 巣 、時 刻 に よ る ちが いが 出 て き た 。 そ こ で , P l, P 3個 / \i\ レ‡ / / 人につ いて (P 2につ い て は つ ねに †り 丁リ ー − 1● 一 る変化 の しか た の み に注 目 して考 l l %水 準 で 有 意 差 が み と め ら れ た 。 偏り を もつ て い る が 時 刻 S に 対 す l ーー ・ ・」/ 〔 39 」 l 玉井 F ig 9 測 定 値 に よ る個 人に つ い て の時 刻 に よ る差 Ⅵr 賓 の下 層 土 の 場 合 の み は 測 定 値 の バ ラツ キが 大 きい け れ ど も近 似 的 に は 直 線 とみ ∫ − ′♂r 爪 Ⅴ な し得 る ) こ の こ と は 全 重 量 と実 容 積 に /占 ♂ ち β0 は, 圃 場 の 位 置 に よ る差 が かな りの大 き ろ フ∠ /∫ ク /ノ X \ /〃β さを もつ て い て も土 壌 の真 比 重 が一 定 の ろ 」言 7 7 ●ろ 限り(同一 土 盛 に つ い て は これ は妥 当 で (フ あるが ) 固 相 率 の偏 差 は 小 さな もの とな 、 ・、 × / る こ と を 予 想 さ せ る 。 と い うの は 固 相 容 占β 積あ るい は固 相 率 は, /j ク V s= ∫〃 ∫ノ W −Ⅴ d −1 からわ か る よ うに, 真 比 重 が一 定 で あ れ J ∼l J J J ′∫ ∼ 考 え る と,P l個 人 の採 土 の くせ , あ るい は そ の位 置 の 圃 場 状 態 に よ る影 響 が考 え られ る けれ ど も∫ 個 人 の採 土 の くせ と み る に は 土 P lの S l の・み に 限 ら れ て い る し, ま た , ∫ J ば, W と Ⅴ の差 に比 夙 す るか で あ ろ う。 3 ) この 性質 を測 定 結 果 の検 討 に利 用 す るこ とが で き る。 い ま, i と j ほ 同一 土 層 に位 す る異 な る試 料 で あ る そ の試 料 の全 重量 お よ び芙 蓉 構 の相 関 を とつ て み る と, W 他 の試 料 と同 額 な傾 向 を しめ て い る (F ig 6 ) 。 した が つ て・ P l個 人固 有 の くせ とは 考 え られな い , ま た試 料 の 採 環 位 置 が 特 別 な条 件 に な つ て い た とも考 え られ な い 。 とす れ ば な に か き わめ て特 殊 な要 因 に も とづ くもの と し か考 え られ な い。 そ こ で新 著 個 人P lに 当時 の記 憶 を よ び お こ して も らつ た と こ ろ, 探 土 器 の押 え金 具 が ゆ るん で い た こ と が 明 ら か に な ら た 。 お そ ら く こ の よ うな 特 殊 な 条 件 に も と ず く も の で あ ろ う。 そ こ で す な わ ち , 玉 井 圃 場 の 場 合 に も 人 に よ る 差 J 時 刻 に よ る差 は み と め ら れ な い と考 え ら れ J 圃 場 の 場 所 (位 置 ) に よ る 差 の み と な る。 そ こ で こ の試 験 の結 展 では J 上 尾 玉井両圃場 とも ど の 人 が 1 日 申 ど の 時 刻 に 探 土 を お こ な つ て も, 試 料 の 全重 量 に つ い て も乗客 頓 に つ い て も殆 ん ど同 じ値 を しめ し∫ 墓 が あ る よ う に み え て も , 同 じ 圃 場 内 で の そ れ ら の i > W j な ら V i > △ W ij ≧ ∼ け れ ど も, こ の こ とは, 土 壌 水 分 の密 度 1 g /c ら 土 壌 の 其比 重 は通 常 2 . 3 ∼ 3 .0 で あ る とい う一 班 的 な 事 実 に も とづ い てい る。 4 ) 標 準 偏 差 お よび変 動 係 数 につ い て は, 上 尾 火 山灰 土壌 と玉 井 沖 積 土 盛 の共 通 点 と して , 士 層 別 に み れ ぼ, 両国 場 と も全 重量 お よび 契 容 積 にお い て も, 表 層 士 は 下 層土 よ り も ど ち ら も 大 き い , こ れ ら は 耕 作 の 影 響 で あ ろ う。 ま た異 つ た点 と して は , 上 尾 火 山 灰 土 盛 は, 玉 井 押 領土 壌 よ りも, 全 重量 , 乗 客 硬 い づ れ も大 きい , こ れ ら は土 壌 の 性 質 に よ る も の で あ ろ う。 4 . あ とが き こ の試験 を行 うに あ たつ て は, 埼玉 鼎農 試 化 学 部 畏 佐 々木 按臨 た。 しか し前 に も の べ て ま す よ う に , 両 圃 場 と も す で に 技研試 験設計研究室奥野授乳 きくない こ と が推 察 され た の で,気 象条 件 や , 作 物 の生 V j △ V ij の関 係 が 一 段 的 に 成 立 す る。 も ち ろ ん 例 外 は あ り う る 。 低パ ラ ツ キ と 同 程 度 の ち が い で し か な い こ と が わ か つ 熟期 に入 りは じめ, 作 物 の吸 水 ,蒸 散 作用 もそ れ ほ ど大 … とす る と, そ の 露 量 と芙 蓉 璃 の 間 に 理研究島 三井支場長小橡 嘩按臨 寺沢接見 多田按払 お よび農、 奥野千枝 子技′ 乱 土蛮物 岩 田技官,級 口授官,川尻技 官の 御協 力 を得 ま し た。 ここ に 厚 く感 謝 の 意 を表 します 。 育の時 期 の 異 い に よつ ては J 時 刻 に よる差 が み とめ られ るか も し れ な い 。 参 考 文 献 美園 :土 肥 誌 29.2 ( 19 58) 2) 全 重 量 と乗 客積 の相 関 関係 ほ, 同 一 土 壌 の 場 合J はぼ 直 線 に な る こ とが 明 らか に され た。 (上尾 火 山灰 土 ー40 − 農萄 試験港 ‥農林省 農業改良局按術研究 部(194 美園,寺沢,大 下 須 藤,農技研報告 B 3(195
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