Title Author(s) STUDIES ON REVISED GMDH ALGORITHMS WITH APPLICATIONS 近藤, 正 Citation Issue Date Text Version ETD URL http://hdl.handle.net/11094/2847 DOI Rights Osaka University [ 1 8] - 量 氏名・(本籍) 近 学位の種類 工 学 博 士 学位記番号 第 学位授与の日付 昭和 5 4年 3 月 2 4日 学位授与の要件 工学研究科 a 460 7 号 精密工学専攻 学位規則第 5条第 1項該当 学位論文題目 改良形 GMDHとその応用に関する研究 論文審査委員 £繋牧之内三郎 夫哉 秀 井 授 ' 作λ 主 宰 ・ 教授築添 正昨 教授川辺秀昭教授津和 教授山田朝治 教拡 f l川 憲 治 教授鈴木 文 内 容 の 要 旨 本論文は,従来の GMDH ( G r o u pM e t h o do fD a t aH a n d l i n g ) とは異なって スをまったく必要としない ヒューリステイク 2種類の改良形 GMDHの 方 法 論 を 提 案 し , こ れ ら を 大 気 汚 染 の モ デ リ ン グ,河川水質のモデリングなどの環境問題に適用してその有効性を確認したもので¥ 6章から構成さ れている O 第 1章では,まず GMDHの基本原理である発見的自己組織化の原理を説明し,次に従来の GMDH のアルゴリズムとその問題点について述べ,最後に本研究の必要性を明らかにしている O 第 2章では,予測誤差を評価規準として,これを最小にする部分表現式を自己選択する改良形 G M- DHのアルゴリズムを提案している O このアルゴリズムは,同定結果がビューリステイクスの差異に まったく依存しないという特徴をもち,さらに,従来の GMDHに比べて, より簡単な構造で予測精 度のよいモデルを構成することを可能にしている O 第 3章では,予測誤差を評価規準として,これを最小にする中間表現式を自己選択する改良形 G M- DHのアルゴリズムを提案している O このアルゴリズムは,入出力変数聞の直接的な関係を表す中間 表現式を作成することにより,入出力変数聞に存在する物理的解釈が可能 なシステム構造を同定する R ことを可能にしている O 第 4章では,第 2章で提案したアルゴリズムを大気汚染の静特性の同定と動持性の同定の 2種類の 問題に適用した結果を示している O 静特性の同定では,広域系における大気汚染濃度の静的パターン の同定法を述べ,動特性の同定では,大気汚染濃度の短期予測に用いる非線形モデルを導出している O 従来から用いられている種々の統計的モデルと比較することにより,改良形 GMDHによって作成し -390- た非線 形 モ デ ル の 有効性 を確 認 し て い る O た非線形モデルの有効性を確認している 。 た7 第 5章 章で では は,第 第 3章 で で提案 案し した ア )l(ゴリズムを河川水質の定常モデルの作成に適用した結果を示し ル ゴ リ ズ ム を河川水 質の 定 常モ デ ル の 作成 に 適 用 し た 結果 を示 し 第 5 3 t 改 良形 形 改良 い る。 て O ている G M D H に よ っ て 得 た モ デ ル と 従 来 の 物理 モ デ ル こと GMDH によって得たモデルと従来の 理モデルとを 各々 を比 比 較する るこ とに に よ より 々の モ り ,各 の モ , ル の 長所 デ 短 所 を明 ら か に し 改 良形 G G MM l〕 に よ っ て ル を作成 よっ て河 河川 川水質 質の の 定常 モ デ デル こ と DHHに 成 する るこ とに デルの長所,短所を明らかにし,改良形 常モ に 対 , 対 , す る 意 義 を明 ら か に し て い る O する意義を明らかにしている 。 第 66章 で では は,得 ら られ れた た 研究結果 わせ せ て べて 果を 総 括 し し, 合 合わ 今後 後の の研 研究 究の の 展望 望に につ つ い いて て述 い る て今 述べ てい るO , , 。 論 文 の の 審 審 査 査 結 の 要 論文 結 果 果 の 要 旨 旨 ス テ ムを た統 計 シ ス テム にし シス ス テ テム ムモ モ デ ン グ グの を吋 対象 象に した 計的 シ デリン され れ GMDHは非 非線 線形 形シ の 有力 な な方 方法 法論 論と とし して て注 注目 さ G M l〕H い る 。O し か し 従 来の ア ル ゴ リ ズ ム に は て 使用 者の 主観 的を判断 に 基 づ い て 決 め る い く つ か の ヒ ュ ている しかし,従来のアルゴリズムには,使用者の主観的な判断に基づいて決めるいくつかのヒユ , , ス テ テ イ クス ルの この ヒュ ュ ー ステ クス ス の れる る数 デル 良 否は はこ ーリ ス の良 良否 否に に依 存す する ると と の ビ テイ ーリ リス イク スを を含み み ,同 同定 定さ され 数式 モ モデ の良 イク 依存 ー ー , ス を必 ヒュ ス テ M D H のア う 欠点を 含ん で い た O 本論 文は は ,ヒ ュ ーリス テ イ クス とし しな をい い 22 種類 の ア いう欠点を含んでいた イク 必要と 類の の改 改 良 形 GGMDH い ー 。 ル ゴ リ ズ ム を 開発 し ルゴリズムを開発し , ズム ル ゴ ゴ リ ム の こ れ タに こと よっ っ て の 有 こ れら らを環 を 環境 境汚 汚染 染に に関 関す する る実 実デ データ に適 適用 用する るこ とに によ てア アル リズ ー , 効 性 を検 証 し た 結 果 を ま と め た も の で あ る O 効性を検証した結果をまとめたものである 。 M つ は は ,予 の 予測誤 や情 どの を評 にし して て 部分表現 式を自己 己選 択 す する る GGM一つ 予測 測平 平方 和 和や 情報 量 量規準を など 誤差を 評価規準 に 一 - , D H で¥この方法論は入力変数の数が多く,それらの聞の相互干渉が極めて複雑な場合に適しており, こ の 方法 論 は 入 力変数 の 数 が 多く で そ れ ら の 間の 相互 干渉 が極 め て 複 雑 む場合 に 適 して お り DH , , GMDH 従来の 従 来 の G M l〕H つ は 他 の 予測誤差 を評 価規準 に し て 他の一つは,予測誤差を評価規準にして 一 , 択 する 択する , に に比べてより簡単でトしかも予測楕度の良いモデルを見つけることを可能にしている 比 て よ り 簡 単 で し か も 予 測 精 度 の 良 い モ デ ル を 見 つ け る こ と を 可能 に し て い る べ , 。O 入 出力 変 の 直接 変数 己選 入 数間 聞の 持的 的な関係を を 表す 中 中間 間表現 現式 式を自 己 選 こ の の 方 法論 論は は人 人力 力変 変数 の 数が が比 較 的 的少 な をく く, そ それ れら らの の聞 間の の 相互 関係 が が比 GMDHで で,こ 数の 比較 的 的 簡単 G M l) H , , ノイ を 場 合 に適 し て い る O と タに はと ど 含ま い 場 に は は ,入 に とく くに に ,入 人出 出力 力デ データ にノ イズ ズを をほ とん んど まを ない 場合 に 入出 力 変 数 聞 な場合に適している 間に ー 。 , , 隠 されて る物理 法則 を見 だ す こ と も可能 で あ る O 隠されている物理法則を見いだすことも可能でトある い い 。 こ たシ い 境 の 分野 シス ス これ れら らの の成 成果 果は は ,従 従来 来の の専 専門 門科 科草 学の の現 現象 象論 論の のみ みで では は対 対処 処し ない 境界 領 領域 域の 野を 対象 とし し 得な を対 した , ム モ デ リ ン グの 方法 論 に 新 し い 知見 を与 え て お り テ シ ス テ ム 工 学 に 貢 献 す る と こ ろ が 大 き い10 っ テムモデリングの方法論に析しい知見を与えており,システム工学に貢献するところが大きし よっ 。 よ , て 本 論 文 は 博 士 論 文 と し て 価 値 あ る も の と 認 め る 。O て本論文は博士論文として価値あるものと認める QJ qJ - 39 1 -
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