平成26年度 第2回緩和ケア研修会アンケート結果

【平成26年度
第2回緩和ケア研修会アンケート結果】
研修参加人数 95名
アンケート回収率
アンケート 前回アンケート回収率
56%
69%
アンケート提出数 53名
参加者の所属:院内70名
院外25名
1.アンケート回収者の職業内訳:
医師6名、看護師32名、訪問看護師5名、
薬剤師2名、栄養士1名、事務職1名、そ
の他6名(ケアマネージャー4名
薬学部学生
2名)
院内看護師は、A5 病棟、E3 病棟、E4病
棟から10名前後の参加があった。A7病
棟、A4 病棟、B5 病棟の参加はなかった。
外来からの参加もあった。
院外参加者内訳:病院2名、クリニック5名、訪問看護ステーション9名、介護事業
所5名、薬局4名
所属機関:津田沼中央委総合病院、板倉病院、東武塚田クリニック、土居内科医院、吉田
医院、コミュニティークリニックみさき、セコム訪問看護ステーション、訪問看護ステー
ションほのぼの、前原ハート訪問看護ステーション、小規模多機能型居宅介護鶴亀、アー
スサポート西船橋、コープみらい船橋介護センター
2.アンケート回収者の経験年数
1~2年未満
12名
2~5年未満
5名
5~10年未満
5名
10~20年未満 15名
20年以上
15名
3.講演会の開催を知った理由(複数選択可)
ポスター22名、上司の勧め12名、メーリングリスト8名、緩和ケアチームの勧め
8名、知人の紹介4名、その他5名(ケアマネ協議会からのお知らせ)
通常通り、ポスターが多かった。
4.講演会に参加した動機(複数回答可)
テーマに興味があった37名、自己学習15名、勧められた11名、緩和ケアチームの勧
め2名、講師を知っていた1名
5.講演会の時間が適切であったか
はい42名、いいえ10名
いいえの理由:開始時間が早い9名、開始時間が遅い1名
6.会場は適切だったか
はい51名 いいえ2名
いいえの理由:寒かった2名
7.印象に残ったこと
・CV ポートがより身近に感じられ、メリットがわかりました。在宅で過ごしている患者が
どうされているのか気になっていたので、実際の事例を聴けることが貴重です。
・訪問医師、訪問看護師さんからポートのメリットが聞けて良かった。
・連日末梢ラインのつらさが聞けた。
・ターミナルな方々にポートが大変役立っていること。家族でも抜いたりできること。
・在宅ケアの現象がよく分かった。
・在宅医療におけるポートの有用性。在宅におけるチーム医療の進歩。
・パワーポートはまだ市販されていないのが残念です。コストも高い。
・在宅 TPN の1例でしてくださったお話の中で、患者の意思表明を否定せず、じゃあ○○
やってみようかと提案してあげるだけで、支えになることがある、と話されていたのが印
象的でした。
・タイムリーな内容の研修でとても勉強になりました。
・土居先生の発表。
・ポートの知識を深めることができ、在宅医、訪問看護師の事例を聞けて、参考になった。
・在宅の方の症例。在宅介護に CV ポートは味方となっている。安定した疼痛コントロール
ができる。
・CV ポートを作ることによって、患者さんの日常生活を豊かにできることが印象に残りま
した。点滴を差し替える苦痛や疼痛の管理のことを考えると、とても大切なものというこ
とがわかりました。
・在宅ケアの現状について大変印象に残りました。
・在宅では、CV ポートが大きな味方ということ。
(在宅につなげたい状況なのに、医師は
なかなか CV ポートとはしてくれない。
)患者と家族としっかり向き合うこと。
・ケース発表が大変勉強になりました。
2名
・CV ポートによって、ロックの仕方が違うこと。
2名
・CV ポートを入れることによって、在宅介護が楽になる(管理しやすい)
・在宅看護においての CV ポートの重要性を学びました。
・在宅へ移行した患者さんの家での様子を知ることができました。病院と連携するうえで、
今後どうすれば移行がスムーズになるか、知りたいと思った。
・退院後の在宅での過ごし方を実際には詳しく知らなかったが、イメージできてよかった。
・ポートの管理。現状の在宅 TPN について知れてよかったです。
・患者、家族の希望に合わせて在宅で医療されていることがよく分かり、センターとの連
携をタイムリーに進めていきたいと思った。ポートについて仕組みを学ぶことができた。
・CV ポートの管理
3名
・逆血について。逆流させていいということ。ポート、皮下内の状況がよく分かった。
・在宅ではたくさんの人たちに支えられて患者さんは生活しているんだなーと思った。
・退院した人にとってここまで CV ポートが役に立つことを初めて知りました。
8.今後希望するテーマ
・在宅医療の事例14名、がん患者とのコミュニケーション14名、せん妄患者への対応
12名、看取りのケア12名、退院調整の事例11名、家族看護11名、抑うつ患者への
対応10名、希死念慮のある患者への対応10名、オピオイドの使用方法9名(レスキュ
ーの量、使用頻度)
、痛みのアセスメント方法8名、鎮痛補助薬の使用方法7名、痛み以外
の症状コントロール7名、持続皮下注射3名、ポンプの使用方法1名
その他(ステロイドを使うタイミング)
(意思決定の支援)
9.今後要望すること
・非がんの緩和ケア