特記仕様書

沖縄科学技術大学院大学恩納キャンパス内光配線工事
仕様書
1.総則
本仕様書は、学校法人沖縄科学技術大学院大学学園(以下、
「学園」という。)が発注する「沖縄
科学技術大学院大学恩納キャンパス内光配線工事」の仕様について定める。
2.工事概要
沖縄科学技術大学院大学が実施する研究事業において使用する、キャンパス内各施設(講堂、第
1研究棟、第2研究棟、第3研究棟、センター棟。全体配置図は別紙(参考資料1)を参照。)の
通信回線(光ケーブル配線工事)及び終端に伴うボックス及びパッチパネル設置工事。
3.光ケーブル敷設区間及び敷設芯数
3.1
光ケーブル敷設区間及び敷設芯数(各構内施設間)
No
自
∼
至
芯数
1
第1研究棟
∼
講堂
SMF-40C 以上
2
第2研究棟
∼
講堂
SMF-40C 以上
3
センター棟
∼
第1研究棟
SMF-96C 以上
4
センター棟
∼
第2研究棟
MMF-48C 以上
5
センター棟
∼
第3研究棟
SMF-48C 以上
MMF-48C 以上
6
第2研究棟
∼
第3研究棟
SMF-96C 以上
MMF-96C 以上
7
第1研究棟
∼
第3研究棟
SMF-96C 以上
MMF-96C 以上
※光ケーブルの終端には敷設芯数以上のパッチパネルを設置すること。
3.2
光ケーブル敷設区間及び敷設芯数(第3研究棟内)
No
A-1
自
第3研究棟 IT Room
∼
∼
至
第3研究棟-A-X
芯数
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
A-2
第3研究棟 IT Room
∼
第3研究棟-A-M
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
A-3
第3研究棟-A-X
A-4
第3研究棟-A-X
∼
第2研究棟-A-Y
SMF-16C 以上
第3研究棟-A-M
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
A-5
第3研究棟-A-X
∼
第3研究棟-B-X
SMF-12C 以上
A-6
第3研究棟-A-M
∼
第3研究棟-B-M
SMF-12C 以上
B-1
第3研究棟 IT Room
∼
第3研究棟-B-X
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
B-2
第3研究棟-B-X
∼
第2研究棟-B-Y
SMF-16C 以上
B-3
第3研究棟-B-X
∼
第3研究棟-B-M
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
B-4
第3研究棟-B-X
∼
第3研究棟-C-X
SMF-12C 以上
B-5
第3研究棟 IT Room
∼
第3研究棟-B-M
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
B-6
第3研究棟-B-M
∼
第3研究棟-B-Y
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
B-7
第3研究棟-B-M
B-8
第3研究棟 IT Room
∼
第3研究棟-C-M
SMF-12C 以上
第3研究棟-B-Y
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
B-9
第3研究棟-B-Y
∼
第3研究棟-C-Y
SMF-12C 以上
C-1
第3研究棟 IT Room
∼
第3研究棟-C-X
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
C-2
第3研究棟-C-X
∼
第2研究棟-C-Y
SMF-16C 以上
C-3
第3研究棟-C-X
∼
第3研究棟-C-M
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
第3研究棟 IT Room
C-4
∼
第3研究棟-C-M
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
C-5
第3研究棟-C-M
∼
第3研究棟-C-Y
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
第3研究棟 IT Room
C-6
∼
第3研究棟-C-Y
SMF-16C 以上
MMF-16C 以上
※光ケーブルの終端には敷設芯数以上のパッチパネルを設置すること。
4.主要部材に関する仕様および性能
4.1
光ケーブル機能仕様
敷設する SMF 光ケーブルは学園既存環境と同様の仕様 OS2 相当、又はそれ以上の性能であ
ること。MMF 光ケーブルについても学園既存環境と同様の仕様 OM4 相当、又はそれ以上の性
能とする。学園既存環境光ケーブルについては下記仕様を参照すること。
4.4.1
シングルモード(SMF)
項
目
仕
様
種類
OS2
構造
4 芯テープ芯線
伝送損失
0.4dB/km 以下(λ=1310nm)
0.4dB/km 以下(λ=1383nm)
0.4dB/km 以下(λ=1550nm)
4.4.2
マルチモード(MMF)
項
目
仕
様
種類
OM4
構造
4 芯テープ芯線
伝送損失
3.5dB/km 以下(λ=850nm)
1.5dB/km 以下(λ=1300nm)
3500MHz/km 以上(λ=850nm)
全モード励振帯域
500MHz/km 以上(λ=1300nm)
4700MHz/km 以上(λ=850nm)
実効帯域
4.2
光ケーブル構造仕様
敷設する光ケーブルは通信用ハンドホールの浸水にも耐えうる耐水性、耐久性を有し下記
仕様以上のケーブルであること。
4.2.1
屋外敷設用光ケーブル
項
4.3
目
仕
様
構造
防水(WB)型
難燃性
JIS C 3521 垂直トレイ燃焼試験適合
パッチパネル
設置するパッチパネルは下記仕様とする。
項
目
仕
設置方法
19 インチラック搭載タイプ
設置ユニット数
48 芯以下=1U 以下
様
49 芯以上=2U 以下
アダプタ
LC アダプタ
機能
・アダプタ数以上の光ケーブル芯線が融着できるト
レイがついていること。
・引き出し可能型とし、光ケーブル保護用フレキシ
ブルダクト付とする。
・前面カバー付とする。
空きスペースには LC アダプタの追加が可能なこと。
拡張性
4.4
銘板仕様
項
目
仕
様
材質
透明アクリル白焼付 裏刻印
字色
黒文字
表示項目
・配線区間
・ケーブル仕様
・工事年月
・施工会社名
設置場所
・MH 内(ケーブル毎)
・各施設内引込箇所
・終端部
5.施工
光ケーブルの配線及び終端作業については全て請負者が行うものとし、それに伴う各場所のパッ
チパネルについては全ての光ケーブルを終端可能であることとする。すべての配線計画は別紙(参
考資料2及び参考資料3)を参照すること。
6.納入/工事場所
恩納キャンパス内(講堂、第1研究棟、第2研究棟、第3研究棟、センター棟)において、学園
担当者が指定する箇所。
7.納入期限
平成27年3月30日
8.試験及び検査
工事完了後、全ての新設の光ケーブルが使用できることをテスターにて確認すること。通常通信
キャリアの工事で行う標準テストを実施すること。
9.取扱説明書
光ケーブル製品のデフォルトで付属されているもののみでよい。
10.成果物の提出
作業に付随する配線配置図やテスト結果など。
11.保証
通常の通信キャリア(大規模のキャンパス LAN 工事)の工事の保証と同様な保証。
12.その他
本仕様に定められた以外の事項で疑義を生じた場合には、双方協議することとし、可能な限り
学園の意向を尊重することとする。搬入にあたっては事前に学園担当者に作業申請書を提出し、
作業当日は養生を行うなど、既存の設備に十分配慮すること。輸送搬入後の梱包材や廃材は納入
者側で引き取ること。また、工事に伴うすべての関連業者との調整及び必要手続きについても同様
とする。
以上
LAB1
SMF 40芯
講堂
センター
SMF 96芯
MMF 96芯
SMF 40芯
SMF 48芯
MMF 48芯
SMF 96芯
MMF 48芯
LAB2
LAB3
MMF 96芯
SMF 96芯
●SMF 16芯(点線のみ12芯)
●MMF 16芯
LAB2-Y
LAB3-X
ISS
ISS
Lab2 Y A ISS
Lab3 X A ISS
ISS
Lab3 IT Room
Aフロアのみの構成例をあらわしています。 This Diagram only contain plan for floor A.
見積には全てのフロアを含めて下さい
Please include other floors in quote as well.
LAB3-Y
●SMF 16芯(点線のみ12芯)
●MMF 16芯
LAB3-X
LAB2-Y
LAB3-Y
ISS
Lab2 Y B ISS
Lab3 X B ISS
ISS
ISS
Lab3 IT Room
Bフロアのみの構成例をあらわしています。 This Diagram only contain plan for floor B.
見積には全てのフロアを含めて下さい
Please include other floors in quote as well.
Lab3 M B ISS
Lab3 Y B ISS
●SMF 16芯(点線のみ12芯)
●MMF 16芯
LAB2-Y
Lab3 Y B ISS
Lab3 X C ISS
LAB3-X
ISS
ISS
ISS
Lab3 IT Room
Cフロアのみの構成例をあらわしています。 This Diagram only contain plan for floor C.
見積には全てのフロアを含めて下さい
Please include other floors in quote as well.
Lab3 M C ISS
LAB3-Y
Lab3 Y C ISS