宇宙飛行士へのインタビューを基にした 「宇宙からの絶景」の選定 ―“観光地としての宇宙”を広告する 地域再生学科 尾久土・中串合同ゼミ 野曽原 尚子 ― 宇宙旅行元年 2012~2013年、 遂に民間初の宇宙旅行が 始動しようとしている。 運航会社 ヴァージン・ギャラクティック社 (宇宙ベンチャー企業) 本社所在地:アメリカ合衆国ニューメキシコ州 設立 従業員 主要株主 :2004年 :30人 :ヴァージン・グループ 宇宙港 スペースポート・アメリカ http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF8&p=%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF +%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88 (確認日2012/1/27) 宇宙船 スペースシップ2 http://test.faustx.jp/soul/challenge/soul045.php (確認日2012/2/1) <サブーオービタル旅行(1地点間)> 宇宙空間 約5分間の 無重力状態 トータル 約2時間の旅 価格:1人20万ドル (約1560万円) スペースポート (宇宙港) 500 km 日本では・・・ まだまだ宇宙旅行なんて夢物語。 このまま世界に おいていかれては いけない!! 日本のソフトパワーを利用! ①観光地としての宇宙を広告し、 需要を喚起する ②来年から始まる宇宙観光旅行 をより充実した内容にする 広告するツール 「宇宙百景」 (宇宙から見える絶景をまとめたもの) 作成するにあたり宇宙飛行士へのアンケートを計画! 予備調査 1. 文献 (宇宙の景色に関する記述) 2. WEB (宇宙飛行士が撮影した画像・動画) 自分の印象に残った景色をPick up!! 3. 野口聡一宇宙飛行士への インタビュー インタビュー詳細 2011年7月9日@JAXA本部 尾久土先生の取材に同行 厳戒態勢の中・・・ インタビューから得た情報 宇宙飛行士が撮影した画像、映像を 整理している人達(JAXAの広報部など) に聞いてみるのも有効である。 宇宙の景色(カテゴリー)には、 「月」 「オーロラ等の大気現象」 「山岳」 「河川」 「海洋」 「昼夜の変化」 等がある。 宇宙旅行の魅力は景色だけじゃない。 →無重力体験 メールによるアンケート 宇宙からの景色を分類(客観的部門) ①天体 ②大気現象 ③自然 ④都市 ⑤構築物 「宇宙の醍醐味」に関する質問を追加 回答結果 ①天体部門 「月」「天の川」「太陽」etc. ②大気現象 「オーロラ」「稲妻の光」「流星群」etc. ③自然 「火山の噴煙」「ナイル川」etc. ④都市部 http://iss.jaxa.jp/library/photo/s129e007592.php 「夜景」「洋上の漁火」etc. ⑤構築物 http://earthobservatory.nasa.gov/Features/ISSAurora/ 「国際宇宙ステーション(ISS)」「人工衛星」etc. http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=46820 名称の変更 大差upした景色 予備調査でPick 回答で挙がった景色 なし 百景もいらない? 凝縮したものにするため、 「宇宙からの絶景」に変更! 宇宙からの絶景34種(客観的分類) 「目の前にあるものが空間としての存在だけで なくまさに時空の拡がりとして実感できる」 「我々の存在する世界は目に見えて いるものだけではないという感覚」 宇宙船「地球号」 「世界の人々と力を合わせてかけがえのない 地球を守っていかなければならない」 「この広い宇宙の中に生まれた命 に感謝せずにはいられない感じ」 「今までの常識が小さなものである」 と思わせてくれる強烈な体験 主観的部門 A 単純に美しい景色 B 宇宙の神秘さ物語る景色 C アイデンティティを再認識させる景色 D 自然の壮大さを実感させる景色 E 人類の営みを感じさせる景色 F 人類の科学技術が秘めたポテンシャルを 感じさせる景色 宇宙を広告する 「宇宙からの絶景」による 視覚的訴求 「宇宙の醍醐味」 (未知なる体験、価値観や感情の変化) についての心理的訴求 キーワード=“臨場感” 「宇宙」 地上では完全に理解しきれない魅力 のある世界 宇宙観光旅行 「宇宙の醍醐味、魅力」 の需要喚起 「それらを自ら体感する意義」 のための手段 を広告する 臨場感の伝達 宇宙へ行った経験を持つ 宇宙飛行士の生の言葉が重要 多くの宇宙観光客が登場し、 宇宙の魅力を公で語る機会が増える 需要喚起 につなが る!! 宇宙旅行の種類 ①無重力体験 ②オービタル旅行 ⇒すでに実現している。 ③サブオービタル旅行(1地点間) ⇒2011年開始予定!(米) ③ ⑤ ④サブオービタル旅行(2地点間) ⇒他のものとビジネスモデルが異なる。 (高速輸送) ④ ⑤月旅行 ⇒1億ドル(84億円!) ※1ドル=約84円で換算 ② 対策 宇宙船などを開発する=ハード面 宇宙を観光地として売り出す =ソフト面 ハード<ソフト 宇宙百景の役割 宇宙百景は・・・ ①宇宙旅行の需要を喚起するツー ル ②「宇宙に滞在できる約5分間で、 いかに濃厚な観光を実現するか」 という課題解決のためのツール になり得る! 質問 「宇宙百景アンケート」 を作成するにあたって、 宇宙の景色を どのように分類するのが 最適でしょうか。 宇宙からの絶景34種(主観的分類) 宇宙からの絶景(主観的分類)
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