ボーイング

2014/06/20更新
2014/06/20 付け株価
Boeing Co.
$132.10
NYSE: BA
BOEINGは今後6から12ヶ月に渡って市場平均と同様なパフォーマンスになると予
想しています。 この予想は、株価パフォーマンスに影響を与える3つの重要な要素
(収益力、相対評価、株価推移)の分析に基づいています。
中立
前回比↓ 14/06/06
前回の評価
過去52週の株価レンジ
時価総額
配当利回り
配当金(年間)
業種
買い (14/03/15 - 14/06/06)
$97.85-$144.37
$96.33 (10億)
2.2%
$2.92
航空宇宙
収益力
売り
強い売り
中立
相対評価
強い買い
EPSは過去5四半期に渡り6.22ドルから7.80
ドルに上昇し、成長性が高まっていることを
示しています。アナリスト予想は最近、引き
下げられました。 会社は最近、 アナリスト
の予想を超える結果を報告しました。
買い
強い売り
中立
強い買い
営業利益は5.9%で、Fordがカバーしている
企業の74%(昇順)にランキングされており
ます。割安であることを示しています。
株価推移
買い
強い売り
中立
強い買い
過去1年株価: 32.6%上昇 買い
過去1四半期株価: 6.8%上昇 売り
過去1カ月株価: 1.9%上昇 買い
企業概要
ボーイングは大手航空宇宙会社。民間航空機部門は737、767、777型、次世代中型旅客機787型機を含む商業用ジェット機の開発、製造、販売、技術
サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」、「AH-64アパッチ」、「CH-47チヌーク」など各種軍用機の開発、製造、改造、保守を行
う。ネットワーク・スペースシステム部門は通信ネットワークシステム、諜報偵察システム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システム
の開発、製造・改造、サービスを展開する。グローバルサービス・サポート部門は軍用プラットフォームと軍事プログラムの運用、保守、トレーニ
ング、改造・改修、物流に従事する。ボーイング・キャピタル部門は民間機顧客に各種金融サービスを提供する。
航空宇宙業種 買い
同業種内比較
ティッカー
会社名
総合評価
格付
直近株価
時価総額
(10億)
EPS
(連結)
PER
(連結)
PBR
(連結)
過去1年
株価変化率
BA
GD
Boeing Co.
General Dynamics Corp.
中立
買い
良い
高い
$132.10
$119.55
$96.327
$40.994
7.49
7.12
17.64
16.79
6.47
2.92
32.60%
56.80%
LMT
Lockheed Martin Corp.
買い
良い
$165.40
$52.498
10.46
15.81
10.22
57.50%
BA 株価パフォーマンス
Ford 評価バンド
評価バンドは、過去5年間の PER の最高値
と最安値を12ヶ月の営業利益をベースに計
算しています。
株価 (US$)
会計年度(12月決算)
1株当たり年間営業利益 ($)
2009
2010
2011
2012
2013
直近12ヶ月
2009
2010
2011
2012
2013
TTM
6.0%
$3.96
$3.00
181.3%
549.0%
4.8%
$6.87
$3.75
111.7%
415.0%
5.2%
$7.64
$4.75
100.4%
285.0%
4.8%
$7.56
$7.75
66.5%
153.0%
6.4%
$8.60
$19.88
37.4%
54.0%
6.2%
-$20.42
36.7%
--
年間売上高 ($100万)
売上高純利益率
1株当たりCF
BPS
ROE
負債比率
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中立
レコメンデーションサマリー
Fordの推奨「中立」は、収益力、相対評価、株価推移のシステマティックな分析に基づいた結果です。 過去5四半期に渡りネガティブな状況を示して
います。 更に、BAはアナリストの予想を上回る結果を報告しており、直近のアナリスト評価は引き下げられています。 営業利益率によると同業他社
に比較し割安です。 しかし、過去1年の株価推移によると、Boeing Co.の株価は堅調であることを示唆しています。
EPS(営業収益ベース) ($)
過去5四半期の収益トレンド
収益力 売り
売り
Ford の収益モメンタムは、過去12ヶ月の1株当たり営業利益の増減を利用し測定します。 右の
グラフでの減少傾向は、BOEINGの収益は5四半期に渡り$6.22から $7.80へ上昇すると予想され
る一方で、季節変動調整済みの四半期成長で減速観測が出ていることを示しています。 これは
収益の低下を意味しています。
収益モメンタム
40年近くの研究によりEPS変化率は株価を左右する重要なファクターであることが分かっていま
す。Fordは収益モメンタム、アナリスト予想を収益パターン変化を早期徴候を得るために測定し
ます。
業績発表と予想収益についての直近のアナリスト予想とその差異は、将来の収益力についての重
要な情報となります。Fordは、この情報を収益モメンタムと共に短期的な株価パフォーマンスを
もたらす根拠として利用しています。Boeing Co.の予想収益は直近で下降しており、今後の増益
期待の悪化の前触れとなっています。 会社は事前予想より高い収益を発表しました。 これは今
後、アナリスト予想を超える可能性と増益力の改善への潜在力を示しています。
強い売り
売り
中立
強い買い
今期業績予想
強い売り
中立
中立
強い買い
来期業績予想
強い売り
中立
中立
強い買い
中立
実績 vs 予想 EPS
強い売り
中立
強い買い
営業収益率(%) Ford ユニバース内
相対評価 買い
Boeing Co.社の営業利益率5.9%は、Fordがカバーしている企業の74%(昇順)にランク付けさ
れております。割安であることを示しています。
Fordは調査対象のユニバースにある全企業の相対評価を行っています。 直近3四半期の営業利益
率と現在の四半期予想に基づいた営業収益率とPERは、最も信頼性の高い相対評価の要因となっ
ていることが証明されています。株価は長期的に割安だったり、割高であったりします。そのた
めこれらの要因と収益モメンタムや株価などの短期予想要因を組み合わせることが直近の評価調
営業収益率
整を行ううえで重要です。
強い売り
買い
中立
強い買い
昨年度から32.6%上昇
BA
$132.10
株価推移 買い
Boeing Co.社の株価は直近12ヶ月で32.6%上昇、直近四半期で6.8%上昇、先月は1.9%上昇。 ヒ
ストリカルパフォーマンスによると、今後1~3ヶ月の間の株価は平均株価パフォーマンスを上回 1年間の株価推移 32.6%
ると予測されます。
強い売り
中立
過去の株価推移は、短中期の潜在パフォーマンスの測定に有効です。長期のヒストリカルパフォ
ーマンスは、将来の株価予測に適しています。重要なことは、短中期の大きな変動はトレンドと 1四半期の株価推移 6.8%
逆に動く傾向があることです。 Fordの株価モメンタム測定は、短中長期の株価変動と直近四半
期及び直近1カ月の株価推移を利用し調整した過去1年の株価パフォーマンスを統合し評価を行
強い売り
中立
っています。
1ヶ月の株価推移 1.9%
強い売り
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中立
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買い
強い買い
売り
強い買い
買い
強い買い
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3
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中立
Ford株価評価:収益力、相対評価および株価推移を用いた独自の定量分
析モデルを利用し4000以上の銘柄を分析しています。 5段階評価(強い
買い、買い、中立、売り、強い売り)を行います。 調査対象の全ての銘
柄のレーティングは1週間に1度更新されます。更新は週末時点のデータ
に基づいて作成されます。
Ford 株価評価
強い買い
ユニバース
の評価割合
8.7%
相対収益予想
(12ヶ月)
著しく平均を上回る
買い
16.6%
平均以上
中立
57.8%
平均
売り
11.9%
平均以下
強い売り
5.0%
著しく平均を下回る
収益力:収益力は、幾つかの要因ごとにウェイトを置き測定します。要
因とは、今年度と次年度アナリスト予想の変化や市場予想と異なる決算
情報などです。 合計スコアと評価パーセンタイルは次のとおりです。強
い買い - 上位20%、買い - 次の上位20%、中立 - 中心の20%、売り - 2番
目に低い20%、強い売り -下位20%
業種パフォーマンス:88業種に分けたユニバースで相対評価を行います。
上位20%は短期的に平均以上のパフォーマンスが予想され買いと評価しま
す。逆に、下位20%は売りと評価します。残りの60%は中立とします。
1株当り営業利益:Ford評価バンドにおける1株当り利益、四半期利益、5四
半期の収益トレンドをプロットはFordの1株当り営業利益を表していま
す。 1株当り営業利益は、特別損益を除外し調整する前の継続した会計基
準に基づくEPSです。この方法による収益トレンドと評価測定は、継続的
に比較可能であり、収益の結果に影響を与える要因を排除することができ
ます。
格付:格付は財務基盤と収益予測に基づき測定しています。Fordのデータ
ベースにある各銘柄は規模、負債、収益、業種の安定性に基づきA+からCで評価されます。高評価銘柄は時価総額と売上高が高い傾向にあり、株主
資本に対する負債の比率と収益のばらつきが低い傾向にあります。 優良銘
柄は、利益のばらつきが低い傾向にあります。格付は特定銘柄のリスクを
測定するために使われます。 格付の詳細は次の通りです。 A-以上:最
高、BとB+:高、B-:中、C+:低、C以下:最低
評価バンド:Ford評価バンドは、ヒストリカルのPERレンジ内での過去5
年間の株価推移で表しています。赤と緑の線は過去12ヶ月の1株当り営業
利益率を用いたPERの最高値/最低値を表しています。黒の最後の点は現在
の株価を示しています。 さらに、赤の点は過去5年間の最高PER(実績)、
緑は最低PERを示します。黄色の線は過去10ヶ月平均の値を示していま
す。
相対評価:ユニバースは、Ford独自の営業収益率の測定方法に基づいて
降順でソートされています。 営業収益率はレポート日の終値に基づく1
株当り営業収益(現在の四半期予想EPSを含む)に基づき算出していま
す。 相対評価のパーセンタイルは次のとおりです。 強い買い - 上位20
%、買い - 次の上位20%、中立 - 中心の20%、売り - 2番目に低い20
%、強い売り -下位20%
株価推移:過去1年、四半期および1ヶ月における株価騰落率の相対評価
に基づく独自の方法により判断されています。 Fordの分析では、過去1
年の相対株価推移は短期のキャピタルゲインを得るための有用な情報だ
と考えています。 逆に、直近の四半期と1ヶ月における大きな株価変動
は短期的なオーバーシュートを示していると考えています。 株価推移の
パーセンタイルは次のとおりです。 強い買い - 上位20%、買い - 次の上
位20%、中立 - 中心の20%、売り - 2番目に低い20%、強い売り -下位20
%
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るものです。Ford社の書面による事前の承諾なく格付情報やレポートを複製したり再配布することは、どのような形式であれ禁止されます。格付情報
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が、データの正確性を保証するものではありません。法人の意思決定や産業ないしは経済的要因のような追加情報やFord社の格付情報に影響を与える
かもしれないその他の事象や環境要因などは、本データには反映されていない可能性があります。本書は情報利用目的のみのためであって、買いや売
りを保証するものではありません。本書でなされた推奨は、すべての投資家に適しているものではありませんし、個別ユーザーの投資リスクや義務や
制約などは考慮に入れておりません。Ford社は、本書に基づいてとられる行動の結果に対して一切の責任を有しません。本書に記載された意見は通知
なしで変更されることがあります。本書で用いられた研究過程は、株ランキングシステムを作成するために過去のデータを集積して得られたもので
す。株の投資情報は、相対的なスコアに基づいた5つの格付、「強い買い」、「買い」、「中立」、「売り」、「強い売り」に分類されています。株
が「強い買い」と評価されている場合は、最も良いパフォーマンスが予想されることを意味しており、「強い売り」と評価されている場合は、パフォ
ーマンスが最も悪くなると予想されることを意味しています。但し、そのような予想は、個別の株式について、その予想が事実であることを保証する
ものではありません。過去の結果は未来の結果の保証ではありません。Ford社またはその関連会社は、本データの財務情報の正確性(翻訳の正確性を
含む)、完全性、網羅性、適時性等の保証を行わず、いかなる誤り、脱落について、また当該情報の使用から得られる成果物について一切の責任を負
担せず、何らの保証もしません。
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