募集要項 - 北海道大学 大学院総合化学院

平成 27 年度
国際連携総合化学プログラム(ショートステイ・ショートビジット)
学生募集について
「国際連携総合化学プログラム」(以下「本プログラム」という)は,総合化学院
と工学研究院フロンティア化学教育研究センター(以下「FCC」という)が連携し,
真に国際的な若手研究者の育成を強力に推進することを目的に,海外の大学院等研究
機関との連携のもとに,外国の大学院等で研鑽する学生の受入(以下「ショートステ
イプログラム」または「SS」という),本学院の学生を海外または国内の大学院等研
究機関へ派遣すること(以下「ショートビジットプログラム」または「SV」という)
を実施するものです。
なお,博士後期課程 1 年次に在籍する学生を対象とするショートビジットプログラ
ムについては,「国際先端物質科学大学院学位取得英語プログラム」(AGS プログラ
ム)の一部とします。
ついては,外国人留学生の受入を希望する教員及び海外または国内への派遣・研修
を希望する学生を以下のように募集いたします。
記
1) 受入・派遣時期及び期間
平成 27 年 6 月~平成 28 年 3 月の間で,原則として 1 ヶ月から 2 ヶ月(62 日以
内)とします。
なお,プログラム開始前の 7 日以内に渡航および終了後の 7 日以内に帰国して
いただきます。(プログラム開始および終了の 62 日の前後 7 日間は、渡航・帰国
のための移動日としての設定期間です。)
第 1 期(海外派遣・受入:平成 27 年 6 月~10 月)
第 2 期(海外派遣・受入:平成 27 年 10 月~平成 28 年 3 月)
2) 受入・派遣先(人員)
SS(受入):
通年 5 名
SV(海外派遣): 第 1 期 7 名
第 2 期 8 名 (合計 15 名)
SV(国内派遣): 通年 5 名
※ 海外派遣は,大学を主とした研究機関。
国内は企業等の研究所機関も可。
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3) 支援内容
(1) 学生受入
① 交通費
渡航費(含諸税・燃油付加運賃・発券手数料)および日本国の出入国地と
本学との往復鉄道賃(本学旅費規程に基づく額。なお,予算の都合により
打ち切りとする場合がある。)
② 滞在費(本学旅費規程に基づき算出した額のうち,前項の交通費を除いた
額を以下の基準により調整し,支給。)
月額 8 万円
1 ヶ月支給(受入期間が 31 日以内の場合)
2 ヶ月支給(受入期間が 32 日以上 62 日以内の場合)
(2) 海外派遣
① 交通費
渡航費(含諸税・燃油付加運賃・発券手数料)および日本国の出入国地と
本学との間の往復鉄道賃(本学旅費規程に基づく額。なお,予算の都合に
より打ち切りとする場合がある。)
※ 航空券は可能な限り低廉なものを購入すること
② 滞在費(本学旅費規程に基づき算出した額のうち,前項の交通費を除いた
額を以下の基準により調整し,支給。)
・指定都市: 月額 10 万円
・甲地区:
月額 8 万円
・乙地区:
月額 7 万円
・丙地区:
月額 6 万円
(※詳細は別表参照)
1 ヶ月支給(派遣期間が 31 日以内の場合)
2 ヶ月支給(派遣期間が 32 日以上 62 日以内の場合)
(3) 国内派遣
交通費および宿泊費(本学旅費規程に基づく額を以下の基準により調整し,
支給。)
上限 10 万円
4) 対象となる学生
総合化学院に所属する修士課程および博士後期課程学生。
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5) 選考方法
申請書類に基づき選考します。
選考にあたっては,
1) 教育プログラムの内容・妥当性
2) 派遣先機関・研究室において安全・衛生面が十分に担保されているか
3) 派遣期間中における連絡・通信手段が確保されているか
等を考慮します。
6) 事前準備と事後報告
本プログラムに採択された学生は,研修終了後に学習成果に関するレポートの
提出を課します。
また,海外派遣学生については,プログラム報告会において英語により学習成
果の発表を行い,レポート提出と報告会での発表により「総合化学研究先端講義
(インターンシップ)」(1 単位)を認定します。
なお,国内派遣学生のうち「総合化学研究先端講義(インターンシップ)」(1
単位)の認定を希望する学生は,海外派遣学生と同様の取扱とします。
7) 応募書類と応募締切
受入を希望する教員および派遣を希望する学生は,所定の申請書に必要事項を
記入し,下記期日までに FCC 事務局(AGS 事務局)に提出してください。
応募締切後,なるべく早い時期に選考を行い,その結果を応募者に通知します。
第 1 期:平成 27 年 5 月 8 日(金)
第 2 期:平成 27 年 9 月 11 日(金)
8) その他
海外から学生を受け入れるにあたっては,安全保障輸出管理規程に基づく審査
があります。
また,協定校の正規学生を受け入れる場合は,特別研究学生の身分が与えられ
ます。その他の学生については,本プログラム研修生の身分が与えられます。
派遣決定学生については,手続きに必要な各種書類の提出が必要となります。
申請書は,総合化学院情報システムよりダウンロード願います。
以上
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別表
派遣先地域による滞在費月額
地 区
滞在費月額(円)
地域名・都市名
指定都市
100,000 円
シンガポール,ロサンゼルス,ニューヨーク,サンフラン
シスコ,ワシントン,ジュネーブ,ロンドン,モスクワ,
パリ,アブダビ,ジッダ,クウェ-ト,リヤド,アビジャ
ン
甲地方
80,000 円
北米,欧州,中近東(アゼルバイジャン,アルバニア,ア
ルメニア,ウクライナ,ウズベキスタン,エストニア,カ
ザフスタン,キルギス,グルジア,クロアチア,コソ
ボ,スロバキア,スロベニア,セルビア,タジキスタン,
チェコ,トルクメニスタン,ハンガリー,ブルガリア,ベ
ラルーシ,ポーランド,ボスニア・ヘルツェゴビナ,マケ
ドニア旧ユーゴスラビア共和国,モルドバ,モンテネグロ,
ラトビア,リトアニア,ルーマニア,ロシアを除く)
(主な都市)ボストン,シアトル,アンカレッジ,ホノル
ル,シカゴ,ニューオリンズ,ヴァンクーバー,トロント,
モントリオール,アムステルダム,コペンハーゲン,フラ
ンクフルト,マドリッド,チューリッヒ,ブリュッセル,
ローマ,ハンブルグ,ウィーン,エルサレム
乙地方
70,000 円
指定都市,甲地方,丙地方以外の地域
(主な都市)ソウル,ジャカルタ,マニラ,バンコク,ヤ
ンゴン,クアラルンプール,プラハ,ブダペスト,ソフィ
ア,タシケント,サンクトペテルブルク,シドニー,メル
ボルン,ウェリントン
丙地方
60,000 円
アジア(インドシナ半島(シンガポール,タイ,ミャンマ
ー,マレーシアを含む),インドネシア,大韓民国,東テ
ィモール,フィリピン,ボルネオ,香港を除く),中南
米,アフリカ
(主な都市)北京,上海,台北,メキシコシティー,リマ,
サンパウロ,リオデジャネイロ,ブエノスアイレス,カイ
ロ,ナイロビ,ケープタウン
※地区の区分は「国家公務員等の旅費に関する法律」(昭和 25 年法律第 114 号)及び「国家公務
員等の旅費支給規程」(昭和 25 年大蔵省令第 45 号)による。
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(海外派遣プログラム申請者への注意事項)
・ 採用内定を通知された者は,派遣期間開始日の 14 日前までに受入研究者の受入承諾書を
提出すること。
・ 渡航前に,必ず VISA の取得,居住場所の確保,旅行者保険への加入を完了しておくこと。
・ 本予算では,渡航費(含諸税・燃油付加運賃・発券手数料)および滞在費のみを支給する。
支度料・VISA 申請料等の旅行雑費の支給はしない。
・ 本プログラムは,派遣期間中に生じた傷害、疾病等の事故について責任を負わない。
【その他】
・ 主任指導教員とよく打ち合わせのうえ,申請手続きを行うこと。
・ 採用された者が渡航をキャンセルする場合,各種キャンセル料は本人自己負担となるので
注意すること。
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