漏水等による使用水量の認定に関する取扱要綱(水道)

漏水等による使用水量の認定に関する取扱要綱(水道)
(目的)
第1条
この要 綱は 、豊橋市水 道事業 給水 条 例(昭和 33 年 条例第 19 号。以 下「条 例」
という。)第 26 条及 び 同条例施 行規程 (昭 和 33 年水 道局規 程第1 号 )第 17 条の規
定による 使用 水量を 算 定するた め、 漏水 等 に 係る減量 水量 の認定 に 関し、必 要な事
項を定め るもの とす る 。
(用語の 定義)
第2条
この 要綱に お いて、次 に揚げ る用 語 の意義は 、それ ぞれ 当 該各号に 定めると
ころによ る。
(1) 使用 水量
条 例 第 25 条 により 算定さ れ た水量を いう。
(2) 実績 水量
使 用 者の世帯 構成 人員、 使 用態様等 に変 動がな い 場合は、 前年同
期の使用 水量を 実績 水 量とする 。
ただし、 それ により 難 い(長期 漏水 、季節 変 動等)場 合は 、前2
月の使用 水量 等過去 使 用水量又 は 修 繕工事 完 了後にお ける 一定期
間の日割 計算で 算出 し た水量と する。
(3) 漏 水 量
使用水 量か ら 実績水量 を差し 引い た 水量とす る。
(4) 不表 現漏 水
地 中 埋設部及 び壁 面内部 、 使用者が 注意 をもっ て 管理して いたに
もかか わら ず客 観的 に 発見が 困難 であ ると 判 断され る漏 水 を いう。
(5) 表現 漏水
不 表 現漏水を 除くす べて の 漏水のこ とを い う。
(認定 の対象 )
第3条
豊橋市 水道 事 業及び下 水道事 業管 理 者(以 下「管理 者」と いう。)は 、次の各
号に該当 する場 合は 、 使用水量 の 認定 を行 う ことがで きる。
(1) 使 用者が 恒常 的 に不在の ため使 用水 量 を計量で きない 場合
(2) メ ーター が土 砂 、汚水、 及びメ ータ ー の損傷等 で使用 水量 を 正確に計 量できな
い 場合
(3) メ ーター ボッ ク スの上の 移動不 可能 な 重量物そ の他の 障害 物 のため、 使用水量
を 計量で きな い 場合
(4) 公共 施設及 び公 共 施設に準 ずる施 設に お いての不 明な水 量
(5) 不表 現漏水
(6) 表 現漏水
(7) 受 水槽漏 水
(8) 管 理者が 行う 配 管工事等 に伴う 濁水 放 流
(9) 災害 による 場合
(認定 水量の 基準 )
第4条
管理者 は、 前 条 の第1 号から 第4 号 までに該 当する 場合 は 実績水量 をもって
使用水量 とみ なす。 た だし、前 条の 第4号 に ついては 、誓 約書の 提 出をもっ て、1
回のみの 認定 とする 。 前条の第 5号 から第 8 号までに 該当 する場 合 は 別表の 基準に
より減量 水量 を認定 す る。 前条 の第 9号に 該 当する場 合は 、 管理 者 及び関係 各 所と
協議のう え決定 する 。
(認定 の対象 期間 )
第5条
第3 条第5 号 から第7 号まで に該 当 する場 合 の認定 対象 期 間は漏水 修理完了
日以前1 年以内 とし 、 認定月数 は4月 を限 度 とする。
(減量 認定申 請等 )
第6条
減量認 定の 適 用を受け ようと する 者 は、給水 装置修 繕 完 了 日以後 1 年以 内に
漏水等に よる使 用水 量 減量認定 申請書( 様式 第1。以下「申 請書 」という。)を 管理
者に提出 しなけ れば な らない。
2
管理 者は 、前項 の 申請書の 内容を 審査 し 、減量認 定をし た者 に は漏水等 による使
用水量減 量認 定決定 通 知書 (様 式第 2)を 、 非該当と した 者には 漏 水等によ る使用
水量減量 非該当 決定 通 知書 (様 式第3 )を 申 請者に通 知する もの と する。
(減量認 定の取 消)
第7条
管理者 は、 前 条第2項 に規定 する 減 量の決定 を受け た者 が 、虚偽の 申請、そ
の他不正 な方法 によ り 決定を受 けた場 合は 、 決定を取 り消し 、決 定 通知前の 使用水
量とする ことが でき る 。
(減量 認定の 適用 除 外)
第8条
管理 者は、 次 の各号に 該当す る場 合 は、減量 認定の 適用 か ら除外す ることと
する。
(1) 漏水量が 2月 で 10 ㎥に 満たない 場合。
(2) 修繕 完了日 以後 1 年を経過 した場 合。
(3) 漏 水修理 (軽 微 な漏水を 除く) が豊 橋 市指定給 水装置 工事 事 業者によ り施 工
されなか った場 合。
(4) 給水 栓(蛇 口) の 故障が原 因によ り漏 水 した場合 。
(5) 使 用者が 故意 に 給水装置 を破損 し漏 水 した場合 。
(6) 工 事の施 工不 良 が原因の 場合。
(7) 不 正工事 によ り 漏水した 場合。
(8) 使用 者が善 良な 管 理注意義 務を怠 って 漏 水した場 合。
(委任 )
第9条
この要 綱に 定 めるもの のほか 、必 要 な事項は 、管理 者が 別 に定める 。
附
則
(施行 期日)
1
この 要綱は 、平 成 13 年4 月1日 から施 行 する。
(漏水 等使用 水量 の 認定に関 する取 扱要 綱 の廃止)
2
漏水 等使用 水量 の 認定に関 する取 扱要 綱 (平成 12 年4 月1日 ) は廃止す る。
(経過 措置)
3
この 要綱 の施行 前 に漏水等 使用水 量の 認 定に関す る取扱 要綱 の 規定によ りなされ
た申請又 は決定 は、 こ の要綱の 相当規 定に よ りなされ た申請 又は 決 定とみな す。
附
則
(施行 期日)
1
この 要綱は 、平 成 14 年8 月1日 から施 行 する。
附
則
(施行 期日)
1
この 要綱は 、平 成 16 年3 月3日 から施 行 する。
(施行 期日)
1
この 要綱は 、平 成 21 年4月 1日か ら施行 する。
附
則
(施行期 日)
1
この 要綱は 、平 成 27 年 4 月 1日か ら施行 する。
(経過 措置)
2
届出 日が 施行日 前 までのも のにつ いて は 改正前の 要綱に よる も のとし、 届出日が
施行日以 降のも のに つ いては改 正後の 要綱 に よるもの とする 。
3
施行 日以 降にこ の 要綱によ る改正 前の 要 綱の様式 により 提出 さ れた漏水 等による
使用水量 減量認 定申 請 書は、当 分の間 、な お 使用する ことが でき る 。
別表
漏水等原因内容
減
量
内
容
漏水量の 1/2 を減 量 する。
ただし、使用水量が実績水量の5倍を超えるとき
不表現漏 水
は、漏水 量の2 /3 を 減量する 。
漏水量の 1/3 を減 量 する。
ただし、使用水量が実績水量の5倍を超えるとき
表現漏水
は、漏水 量の1 /2 を 減量する 。
漏水量の 1/2 を減 量 する。
ただし、使用水量が実績水量の5倍を超えるとき
は、漏水 量の2 /3 を 減量する 。
受水槽漏 水
なお、溢 水警報 装置の 設置があ る受水 槽及 び 溢水警
報装置の ない受 水槽 に ついては、その 設置を 条件に減
量するこ とがで きる 。
口
径
濁 水 放 流
13 ㎜
20 ㎜
25 ㎜
30 ㎜
40 ㎜
1.0 ㎥
1.5 ㎥
2.0 ㎥
3.0 ㎥
5.0 ㎥
(1 時間につき)