青森市移住・就農生活体験事業実施業務公募型プロポーザル募集要項 1.委託業務の概要 (1)趣旨 国は「まち・ひと・しごと創生法」 (平成二十六年十一月二十八日法律第百三十六号)を制定 し、我が国における急速な少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけると ともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境の確保等を行 うこととした。 本市では、農業者数の減少や高齢化の進展に伴う耕作放棄地の増加などに対応するため、新 規就農者の掘り起こしや、定着化に向けた支援を行なっているが、新たに国の支援制度である 「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型) 」を活用し、県外在住者を対 象とした移住による新規就農者の定着化に向け、就農体験や販売体験に加え、新規就農者を含 めた農業者の所得向上に寄与する農産物直売所の現状調査、農業者向けのフォーラムの実施等 により、本市の農業振興の発展に寄与しようとするものである。 本業務は、事業実施に係る体制及び企画並びに実施について高い専門性等が求められる業務 であり、事業の趣旨等に適合しかつ効果的に行う必要があることから、委託先を公募型プロポ ーザル方式により選定する。 (2)業務名 青森市移住・就農生活体験事業実施業務 (3)業務内容 ①移住・就農生活体験 イ)首都圏(東京都)を会場とした就農生活体験希望者への説明会開催(2 回程度)及び募 集並びに選考。ただし、HPなどの情報発信により首都圏以外在住者の参加希望につい て対応すること。 ロ)体験希望者が希望するスケジュール等に合わせ、就農体験受け入れ農家等の調整、実施 ハ)体験希望者等が販売体験等で参画することが出来る「収穫祭」の実施。ただし、開催場 所は道の駅「なみおか」とすること。 ニ)その他、移住・就農生活体験事業を効果的に行うために必要な事業 ②農業者向けフォーラムの実施 農産物直売や六次産業化への取組みなど、優良事例も紹介した有識者等による農業者向けの フォーラムの実施(1 回以上) 。 ③農産物直売所現状調査等 市内の主要農産物直売所(4 箇所程度)の運営状況を調査し、販売方法や組織運営に係る現 状における課題等について調査し、調査内容の分析等による報告書作成。 なお、調査対象直売所の意向に応じ、指導・助言を行うこととする。 1 (4)実施業務施行上の留意点 実施業務の施行にあたり、次の事項について留意すること。 実施業務内容①関係 就農体験希望者は 15 名を上限とし、本市での就農体験等は 2 泊 3 日の期間により、3 度まで 実施することが出来るものとする。 宿泊費、市内での交通移動に要する経費は全額市の負担とするが、赴任に要する交通費は 1 回につき 30,000 円を上限とする。 また、就農体験者の家族と同伴による就農体験が出来るものとし、その実施は、1 世帯につ き1回限り2名までとし、その費用負担は就農体験と同じものとする。 ただし、体験希望者が十分確保できないことも考えられることから、就農体験者及び移住生 活体験者の延べ人数については、委託者と受託者協議の上、変更が可能なものとする。 なお、就農体験者が希望する営農形態を把握し、就農体験受入農家をあらかじめ確保してお くこと。 さらに、10月から11月までの期間において、道の駅なみおかアップルヒルを会場に移住 就農生活体験者が農産物等の販売などで参画することが出来る「収穫祭」を1回以上実施する こととし、実施日については当該施設の指定管理者である株式会社アップルヒルと調整しなけ ればならない。 実施業務内容②関係 農業者を対象としたフォーラム等の開催であることから、実施時期は農閑期である平成 27 年 12 月から翌年 2 月までの期間で1回以上開催するものとし、開催場所については、青森地区 及び浪岡地区農業者が参加しやすいよう場所の検討を行うこと。 実施業務内容③関係 市内の農産物直売所のうち、会員数が多く売り場面積の広い農産物直売所を調査対象とする こととし、調査対象数については、4直売所以内とする。 ただし、調査先とした直売所等からの同意が得られない場合は、調査対象から除外すること が出来るものとするなど、調査、助言を行う直売所数については、委託者と受託者協議の上、 変更可能とする。 (5)委託期間 平成27年4月下旬(予定)∼平成28年3月18日 (6)移住・就農生活体験事業実施業務の主な経費条件等 ①就農体験者の人数は15名までとすること。 ②就農体験は3回実施し、1回につき2泊3日の日程とすること。 ③移住への理解を促すため、1回のみ配偶者及び子供を同行させることが出来るものとする。 2 ④就農生活体験参加者の赴任交通費支給は1回1名につき3万円までとし、3万円未満の場 合は、当該実費分とすること。 ⑤就農生活体験者の宿泊費(食事は朝食のみ)及び就農体験等に必要な市内の移動に要する 経費は、受託者が管理しなければならない。 ⑥就農体験受入農家の謝礼の支給に当っては、青森市農業委員会が公表している農作業標準 労賃等の額を参考とすること。 ⑦就農体験者が農作業体験に必要な作業着及び長靴等は委託費から購入し支給すること。 (7)経費精算等 ①説明会会場費、広告媒体経費、就農生活体験実施に要する直接支払経費など事業実施に係 る支払い経費については、経費精算の対象とする。 ②業務遂行上の管理経費及び受託者従事人件費等についても、要した経費内容が示せるよう 整理しなければならない。 2.委託料基準額 19,284,210円(消費税込) (上限価格) ※上限価格を超えた積算提案は受付しません 3.参加資格 公募型プロポーザルに参加する者は、次の要件の全てを満たす者でなければならない。 (1)青森市競争入札参加資格等に関する規則(平成17年青森市規則第161号。以下「規 則」という。 )第5条の規定による資格の認定を受けている者であって、規則第8条第2項 に規定する委託業者名簿に登載されている者であること。 (2)市内に本社、支社、営業所その他事業所を置いて事業を行っている者であること。 (3)参加申込みの日において、会社法(平成17年法律第86号)第475条若しく第64 4条の規定に基づく清算の開始、破産法(平成16年法律第75号)第18条若しくは第 19条の規定に基づく破産手続開始の申立て、会社更生法(平成14年法律第154号) 第17条の規定に基づく更正手続開始の申立て又は民事再生法(平成11年法律第255 号)第21条の規定に基づく再生手続開始の申立てがなされた者でないこと。 (4)本業務関係書類の提出日から受託候補者選定日までの期間において、青森市競争入札参 加資格業者指名停止要領に基づく指名停止を受けていない者であること。 (5)手形交換所による取引停止処分を受ける等経営状態が著しく不健全でない者であること。 (6)暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第 2条1項第2号に規定する暴力団をいう。 )又はその構成員(暴力団の構成団体の構成員を 含む。 )若しくは暴力団の構成員でなくなった日から5年を経過しない者の統制の下にない 者であること。 3 4.参加条件 事業者向け説明会に出席すること。 (10.日程等を参照) 5.問合せ先 〒038−1392 青森市浪岡大字浪岡字稲村101−1 青森市農林水産部農業政策課 電話:0172−62−1144 / FAX:0172−62−8125 E-mail:[email protected] 6. 「参加表明書〔様式1〕 」の提出 (1)提出期限 平成27年4月6日(月)午後5時必着 (2)提出場所 上記5の問い合わせ先とする (3)提出方法 持参、郵送(宅配可) (4)期限までに参加表明書が提出されない場合は、参加しないものとみなす。 (5)参加表明書提出後、辞退する場合は、 「辞退届〔様式2〕 」を提出するものとする。 7.質問書の提出期限、提出場所、提出方法及びその回答方法 (1)提出期限 平成27年4月6日(月)午後5時必着 (2)提出場所 上記5の問い合わせ先とする (3)提出方法 「質問書〔様式3〕 」を持参、郵送(宅配可) 、FAX又は電子メールにより 受け付ける。 (4)質問及び回答内容については、参加表明書を提出した団体全てに平成27年4月8日(水) までに電子メールにより通知する。 8.企画提案書類等の提出 (1)提出書類 ①企画提案書〔様式4〕 (企画提案書に記載した内容を補完する資料の提出は構わない) ②移住・就農生活体験事業費積算内訳〔様式5〕 ③会社概要がわかる資料〔任意様式〕 ④市税完納証明書(写し可。提出日前3ヶ月以内に発行されたもの。 ) ⑤納税証明書(写し可。税務署様式その3の3「法人税」 「消費税及び地方消費税」について 未納税額のないことの証明書。提出日前3ヶ月以内に発行されたもの。 ) (2)提出部数 8部(市税完納証明書及び納税証明書は1部とする) (3)提出場所 上記5の問い合わせ先とする 4 (4)提出期限 平成27年4月13日(月)午後5時必着 (5)提出方法 持参又は郵送(宅配可) (6)その他 提出後の書類の訂正は認めない。提出資料は返却しない。 9.選定方法 企画提案書類等により、移住・就農生活体験事業業務公募型プロポーザル審査委員会において 企画内容等を総合的に判断し決定する。 (非公開) なお、提案者によるプレゼンテーションの実施については、審査委員会の判断により決定し、 実施する場合は別途通知するものとする。 10.日程等 (1)業者説明会 日時:平成27年4月2日(木)午後2時∼ 場所:青森市浪岡事務所2階 大会議室 (2)質問項目書の提出期限 日時:平成27年4月6日(月)午後5時必着 (3)参加表明書提出期限 日時:平成27年4月6日(月)午後5時必着 (4)質問項目への回答 日時:平成27年4月8日(水)※質問項目への回答は参加表明提出業者全てに送付します (5)企画提案書類等の提出 日時:平成27年4月13日(月)午後5時必着 (6)企画提案書書類審査 日時:平成27年4月16日(木)又は17日(金)開催予定(非公開) (7)選考結果通知 上記(6)企画提案書類審査終了後 ※全ての企画提案書類等提出団体に対し通知する 11.その他 (1)参加表明書及び企画提案書類等の提出は1団体につき1件とする。 (2)企画提案書類等の作成に係る経費は、提案者の負担とする。 (3)提出された企画提案書類等は返却しない。また、提出期限後の提出、再提出及び差し替え は認めない。 (4)企画提案書類等の内容については、情報公開の対象となる場合がある。 5
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