平成27年 2月23日 商 工 中 金 一般財団法人商工総合研究所 平 成 26 年 度 入 選 作 品 決 定 ~「中小企業研究奨励賞」 ・ 「中小企業懸賞論文」 ・ 「中小企業組織活動懸賞レポート」~ 商工中金の関係先である一般財団法人商工総合研究所は「中小企業研究奨励賞」 、 「中小企業懸賞論文」 、 「中小企業組織活動懸賞レポート」の入選作品をこのほど次のとおり決定しました。 1.中小企業研究奨励賞の入選作品 ・ 中小企業研究奨励賞は中小企業に関する図書、または定期刊行物に発表された論文のなかで優れ たものを表彰するもので、昭和51年から実施しており今回が39回目となります。 ・ 今年度は、平成25年8月1日から平成26年7月31日までに発表された図書または論文を対 象とし、67点の応募がありました。 [経済部門] □準賞 『生産技術と取引関係の国際移転』 -中国における自動車用金型を例に 著 者 兼村 智也氏(松本大学総合経営学部教授) 出版社 有限会社 柘植書房新社 □準賞 『創造的中小企業の存亡』 -生存要因の実証分析- 著 者 江島 由裕氏(大阪経済大学経営学部教授) 出版社 株式会社 白桃書房 [経営部門] ○本賞 『実践から学ぶ 女将のおもてなし経営』 著 者 姜 聖淑氏(帝塚山大学経営学部准教授) 出版社 株式会社 中央経済社 □準賞 『中小企業の空洞化適応』 -日本の現場から導き出されたモデル- 編著者 岸本 太一氏(東京理科大学大学院 イノベーション研究科 技術経営専攻 講師) 粂野 博行氏(大阪商業大学総合経営学部教授) ほか4名 出版社 株式会社 同友館 1 2.中小企業懸賞論文の入選作品 ・ 中小企業懸賞論文は、学生、実務家など幅広い層から、中小企業の産業、金融に関する論文を、 毎年テーマを定めて募集しています。昭和62年から実施しており、今回が28回目となります。 ・ 今年度は、産業部門のテーマ( 『日本経済における小規模企業の果たす役割』 、 『医療・介護関連 分野における中小企業の活躍の場』 )に対して34編、金融部門のテーマ( 『中小企業振興政策と地 域金融の現状と課題』 、 『中小企業の成長戦略と金融機関の役割』 )に対して17編の応募があり、合 計応募点数は51編でした。 [産業部門] ○本賞 『医療・介護関連分野における中小企業の活躍の場』 足立区における中小レンタル事業者の活躍の場 -地域密着型ビジネスモデルの実例をもとに- 笹本 智佳氏ほか2名 (法政大学 経営学部3年) □準賞 『日本経済における小規模企業の果たす役割』 モジュール化とブラックボックス戦略の融合 ~小規模企業が果たす役割と発展可能性~ 落合 和貴氏ほか2名 (立教大学 経済学部2年) 」 □準賞 『日本経済における小規模企業の果たす役割』 女性起業家の経営業績-事業計画の策定と男女の視点- 川畑 裕也氏ほか4名 (慶應義塾大学 商学部3年) [金融部門] ○本賞 『中小企業振興政策と地域金融の現状と課題』 中小企業振興政策の普及に向けて~地域金融機関のこれからの役割~ 矢内 貴明氏ほか5名 (東洋大学 経済学部3年) ○本賞 『中小企業振興政策と地域金融の現状と課題』 ~川崎市の中小製造業における支援ギャップが引き起こす課題とその解決策~ 山中 瞬氏ほか5名 (専修大学 商学部3年) □準賞 『中小企業の成長戦略と金融機関の役割』 -連携組織による中小企業支援モデル形成の過程とその課題 ~「しっかいや中央会」における取組事例を中心に~- 尾﨑 元英氏ほか1名(兵庫県中小企業団体中央会経営支援部経営支援課 主事ほか) 2 3.中小企業組織活動懸賞レポートの入選作品 ・ 中小企業組織活動懸賞レポートは、中小企業の組織活動の現場におけるリアルな体験レポートを 募集するもので、平成9年度から実施し、今回が18回目となります。 *平成8年度までは、 「中小企業の組織化に関する懸賞論文」として募集していましたが、一層応 募しやすいようにレポート形式の募集に改めました。 ・ 今年度は「組合、商店街などの活性化活動報告」等、テーマは自由として募集し、19編の応募 がありました。 [本 賞] ○『米子市法勝寺町商店街活動報告』 石賀 治彦氏 (石賀本店 代表) ○『提案型「組合間連携」支援の取組み』 島村 守氏 (埼玉県中小企業団体中央会 事務局長) ○『二度の再整備事業を経て』 名和 秀記氏 (協同組合新大阪センイシティー 専務理事) ○『栃木県中小企業団体中央会における組織化支援体験報告』 栃木県中小企業団体中央会における「道の駅」支援の取り組みについて 阿久津 隆氏 (栃木県中小企業団体中央会 事務局次長) ○『漁師町久礼の台所、大正町市場をもりあげるための活動』 川村 かおり氏 (大正町市場協同組合事務局 マネージャー) ○『子どものパワーで商店街活性化』 ~1日限定のこどもが主役のまち「こどもっちゃ!商店街」~ 上野 貴史氏 (周南市役所中心市街地整備課 係長) ○『 「とりねつ」の工場活性化チャレンジ』 馬田 秀文氏 (鳥取県金属熱処理協業組合 専務理事) ○『倒産跡地買取資金借入14億からのリスタート』 賦課金ゼロと出資配当を行うまで(佐世保卸団地協同組合の場合) 山崎 邦彦氏 (佐世保卸団地協同組合 専務理事) 3
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