埼玉県での農業参入(リーフレット)2

埼玉県で農業参入するメリット
はじめに
我が国の農業は、担い手の高齢化や遊休農地の増加など喫緊の課題に直面しています。
このような状況の中で、国は平成21年に農地法およびその関連法の改正を行い、それまで区域を限って認めて
きた一般企業等の農業参入について、一定の要件を満たす場合に、区域の限定なく可能としました。
農地貸借や賃借料の手続きは
埼玉県農林公社•農地利用集積円滑化団体が代行します。
埼玉県では、この法改正を契機として、企業等を「新たな農業の担い手」と位置づけ、県がつなぎ役となって、
市町村や関係機関等と連携しながら、企業等の農業参入をお手伝いしています。
2
1
ワンストップで
情報収集が可能に
企業等の農業参入の形態
(養豚、養鶏等)
株式会社等の
ままで 参 入 で
きます。
農 業 法 人を設
立して参入する
こともできます。
株式会社等の
ままで 作 業 で
きます。
県の相談窓口では、県内の遊休
農地情報等、参入に役立つ情報
を一括して収集しています。企
業等が個々の市町村から情報収
集する必要はありません。
500
364
400
100
して、地域との調整を仲介しま
て借り受けられます。市町村と協
すので、参入地域との調整がス
定を締結していただき、県農林
ムーズに行えます。
公社等が一括してお貸しします。
地主A
地主C
3 つの推進方針
677
838
1
404
県から企業等に
積極的な情報提供を
行います。
2
企業等の農業参入が
円滑に進むよう県が
つなぎ役となって
ナビゲートします。
3
地主B
賃借料支払
公社等から一括借受
地主D
埼玉県農林公社•農地利用集積円滑化団体の仲介による農地貸借の仕組み
受入地域、参入企業、
双方の立場に立って必要な
調整をお手伝いします。
市町村
賃借料
農地貸付
協定締結
県農林公社
農地利用集積円滑化団体
賃借料
農地貸付
274
300
200
県農林公社等から農地を一括し
参入企業等
527
600
県・市町村・県農林公社等が連携
農地所有者
599
700
農地貸付
集積した農地
全国の参入法人数の推移(農林水産省調べ)
800
参入企業
集積した農地
企業等の農業参入の状況
(法人)
900
埼玉県農林公社
農地利用集積円滑化団体
)
農地を使わない
農業生産法人を
設立して参入する
こともできます。
農地を一括して
借り受け
賃借料支払
稲刈や牧草収穫
の作業受託など
株式会社等の
ままで 参 入 で
きます。
参入地域との
調整がスムーズ
農地集積
( 農地を使う
メリット
メリット
農作業を
引き受ける
作物•家畜などを栽培•飼育する
(米、
野菜、
果樹等)
3
メリット
メリッ
メリット
ト
175
61
0
H22年3月
H22年6月
H22年9月
H22年12月
H23年3月
H23年6月
H23年9月
業務形態別内訳(法人数)
農業
食品関連
・畜産業
産業
188
(22%)
154
(18%)
H23年12月
農業参入までの流れ
H24年3月
平成24年3月末現在
建設業
121
(14%)
製造業 その他卸売 その他
41
(5%)
・小売業
48
(6%)
286
(34%)
合計
838
1
事前準備
①参入の目的を整理
②希望する農業の
全体像を検討
③営農に必要な
要素の確保
2
関係機関
への相談
①県窓口への相談
②エントリーシートの作成・提出
③事業計画書の作成
④市町村に対する説明
⑤現地調査
3
参入準備
①市町村に対する意思表明
②参入条件の整理
③市町村との協議
④営農準備
⑤現地説明会
⑥借受け候補農地の決定
4
農地の貸借
の手続き
①許可・申し出に
向けての準備
②法律に基づく許可・
申し出の手続き
③許可または公告
営農開始!
5 参入後の取組
①関係機関との連携・
情報交換
②地域の活動への参加
③農地の利用状況
についての報告