火の用心通信(2015年2月)№39

火の用心通信(2015年2月)№39
横浜市金沢消防署
電気ストーブや石油ストーブなどの暖房器具が原因の火災が、
多く発生しています。
ストーブの取扱いには十分気を付けて、寒い時期を
快適に過ごしましょう。
で
●横浜市内でのストーブを原因とする火災件数推移
ストーブ火災発生状況
40
3年間平均28件
30
32
20
26
10
横浜市内では、昨年、ストーブを原因
とする火災が32件発生し、前年と比べ
て
となりました。また、過去
3年間の平均発生件数28件と比べて
も、
となっています。
27
0
平成24年
平成25年
平成26年
●横浜市内でのストーブを原因とする火災件数の月別推移
平成21年から平成25年ま
でのストーブを原因とする火
災を、月別の発生状況でみる
と、寒い時期である11月から
増え始め、肌寒さが残る4月
にかけて多く発生していま
す。
特に、12月から3月はス
トーブを原因とする火災が多
く発生しています。
●横浜市内でのストーブの種類別火災件数
平成21年から平成25年までのストーブを原因とする火災を、ストーブの種類別にみると、
電気ストーブが原因で発生した火災が87件と最も多くなっています。
電気ストーブは、ガスや灯油などの燃
料を使用しないことや、その取り扱いや
すさから、広く普及しています。
使用の際には、安全な取扱方法を守
ることや、機器やコードを傷つけたりしな
いように、十分な注意が必要です。
●ストーブによる火災を防ぐための大切なポイント!!
1. 電源プラグ、電源コード、ガスホース等を点検する
定期的に点検し、異常がある場合は使用を中止し、販売店に相談しましょう。
2. ストーブの周りは、常に整理整頓し、燃えやすい物の近くで使用しない
×
ストーブの近くに燃えやすい物が置いてあったり、カーテン等の近くで使用
すると、ちょっとしたはずみでストーブに接触し出火する恐れがあります。
3 寝る時、その場を離れる時はスイッチを切り、コンセントからプラグを抜
く習慣をつける
寝返りなどで布団がストーブに触れて火災になる恐れや、何かの拍子に誤っ
てスイッチが入ってしまい、近くの物に燃え移ってしまう危険性があります。
4. スプレー缶などをストーブの上や近くに絶対に置かない、使用しない
スプレー缶などを、使用中の暖房器具の上や近くに放置していると、
熱で暖められて破裂したり、爆発する恐れがあります。また、ストーブ
の近くでスプレー缶を使用すると、スプレー缶の可燃性ガス(LPガス
など)がストーブの炎に燃え移り火災になる恐れがあります。
5. 給油する時は必ず火を消す
石油ストーブに火をつけたまま給油すると、こぼれた灯油に引火する恐れが
あります。カートリッジタンクの場合は、給油後、燃料キャップが確実に閉
まっていることを確認してから取り付けましょう。
金沢消防署のホームページで「かわら版」「火の用心通信」を見ることができます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/shobo/18syosyo/kanazawa/kanazawa-inf.html