製品安全情報 電源プラグ・コード及び配線器具による事故 中国支所 TEL:082-211-0411 NITEに集約される製品安全に関する情報 製品評価技術基盤機構(NITE)では、NITEに集約される製品安全に関する情 報を製品事故の未然・再発防止の観点から、製品安全情報マガジン(PSマガジン)に よってタイムリーに提供しています。 電気製品は家の中にいくつくらいあるのでしょうか。朝起きてから夜寝るまでにいく つの電気製品を利用するのでしょうか。電気製品は、快適な暮らしを実現してくれます が、電源プラグやコードなどの取り扱いを誤ると事故が発生するおそれがあります。今 回は、電源プラグやコード、配線器具による事故を紹介します。 事例 1 ヘアドライヤーの収納時に電源コードを本体に巻き付けるなどしていた ため、電源コード付け根部分に過度な力が加わり、コード芯線が断線し て、ヘアドライヤーを使用中にショートし、火花が出てやけどを負った。 電源コードをねじったり、踏みつけたりといった負荷がかかる使い方をす ると、コードの芯線が断線して異常発熱や発火の原因になります。 事例 2 タイマー機能付コンセントに熱帯魚用水槽の照明器具を接続して使用 中、コードを伝ってコンセント内部に水槽の塩水が浸入したため、トラッ キング現象が生じて火災が発生した。 台所や洗面所、水槽の周囲など水まわりで電気製品を使用する際、コ ンセントやテーブルタップに水分がかかって内部に浸入すると、トラッ キング現象やショートなどが発生するおそれがあります。 旬レポ中国地域 2015年3月号 1 事例 3 テーブルタップに定格を超える電気製品を接続し、5年間継続して使用 していたため、過電流によって電源プラグ部分が過熱され、電源プラグ 樹脂部分が焼損した。 テーブルタップは、接続可能な最大電力を超えないように使用してくださ い。また、エアコンなど、テーブルタップの使用を禁止している製品もあ りますので、取扱説明書を確認してください。 ◆注意喚起リーフレット『冬の事故(冬 ついうっかりが思わぬ事故に)』 http://www.nite.go.jp/data/000054877.pdf ◆電源プラグ・コード及び配線器具による事故の詳細は、NITEの1月29日のプレスリ リースをご参照ください。 *電源プラグ・コード及び配線器具による事故の防止について(注意喚起) http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2014fy/prs150129.html ◆その他の事故事例は以下「事故情報の検索」をご活用ください。 http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/search/index.html 経済産業省 中国経済産業局 広報誌 旬レポ中国地域 2015年3月号 Copyright 2015 Chugoku Bureau of Economy , Trade and Industry. 2
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