仕 様 書 (MRI操作管理業務) 履行場所 : 先進医工学部門MRI棟 契約期間 : 平成27年4月1日∼平成28年3月31日 作業日 : 月曜日∼金曜日 作業時間 : 8時30分∼17時00分 (但し、12:00∼13:00までは休憩時間) 従事者要件: 診療放射線技師の資格を有し、実務経験1年以上の者を配置すること。 提出書類 : 入札参加時に従事者要件を確認することの出来る書類(資格証の写しや 経歴書等)提出すること 業務内容 : 業務内容は以下のとおりとする。 (別紙様式の作業日誌を提出すること) MR 機器の操作管理及び関連業務 ① 安全管理、衛生管理、情報管理 MR 装置運用規定、運用マニュアルに従い、厳重な安全管理体制および研究所・画 像診断医学部の管理の下で研究を補助する。特に MR 室入室対象外者の排除、磁性 体持ち込みの禁止を徹底する。衛生上必要な養生や消毒、除菌作業や用具の管理等 の衛生管理を行う。被験者同意書・立ち入り者の安全教育等の書類管理、管理区域 内施錠等を行う。 ② 運転操作 被験者や非検体の事前検査、誘導と固定を行う。状況に応じ、適切な心電(脈波)、 麻酔、呼吸、静(動)脈、温度等の生理的モニタ、管理装置の設置、動作確認を行 う。適切なコイル・コネクタ等の設置を行う。適切な MR パラメータ設定、スキャ ン操作を行い、撮影台帳等への記録を行う。研究に応じた操作法の指導を行う。撮 像中の被験者のカメラや生理デバイスによる監視、緊急時の医師の連絡、手配、応 急措置キットの維持管理を行う。 ③ MR 機器及び周辺物品の保守・管理 MR装置の日常点検、機器整備、MRI棟屋上のチラー動作確認、冷凍機コンプレ ッサーの動作確認、液体ヘリウムの残量確認、バージョンの整合性確認、アプリケ ーションに対応した操作法の解明、指導、機器故障時の対応、温湿度維持のための 空調管理を行い、これらの作業記録を行う。 また、付随する医療用機器・工学機器(人工呼吸器・デジタルオシロスコープ・ネ ットワークアナライザ等の備品)の維持、管理、操作指導、ファントム設計、製作 と補助、工業用、医療用実験消耗品の補充、整理、使用スケジュール管理及び連絡 業務を行う。 ④ データベース管理 研究コード等の分類に基づく MRI データベース構築・更新作業とそのバックアップ を行う。取得データの利用者への開示、匿名化、提供、集計作業、DICOM 以外の画 像形式(.dv, analyze, nii.gz. 等)への変換作業と配布作業を行う。病院放射線診療部 門の各装置でのデータ連携作業や変換作業を行う。 ⑤ 共用 PC の保守・管理 MRI 室内の共用 PC の維持管理を行い、研究上必要なアプリケーションや LAN を含 めたバージョン管理、ウィルス対策等を行う。 この作業のために、パソコンについての以下の専門的知識を必要とする。 ・ ネットワークアクセス ・ バックアップ ・ ファイルのアクセス権限 ・ 認証、セキュリティ ・ 医用画像汎用フォーマット アナライズ、DICOM 安全、衛生等 ① 作業員は健康診断を一年に最低一回実施し、甲に報告するものとする。なお、 これに係る経費については、乙の負担とする。 ② ウィルス検査(麻疹、風疹、水痘、ムンプス)の抗体価についてセンター内でウ ィルス疾患(麻疹、風疹、水痘、ムンプス)の発症者があった場合には、院内感 染防止の為に、作業員の標記検査の抗体価について尋ねる事があるので、その際 には遅滞なく検査結果を提出すること。また、ウィルス抗体が陽性でない職員は、 感染症の蔓延を防止する為に出勤できない場合もあるので留意すること。 その他 ① 別添の勤務線表については、当センターの案であり入札業者を制約するもので はない。 ② この仕様書に定めのない事項については、当センターと受託業者で協議の上、 決定する。 ③ 受託者は業務上知り得た機密については、一切第三者に漏洩してはならない。 またセンターの不利益になるような行為をしてはならない。なお、本項の機密保 持の義務は、本件業務履行期限終了後も存続する。 ④ 本業務実施に要する一切の費用は本調達に含まれるため、交通費・宿泊費・保 険料等の名目を問わず全ての費用を織り込んで応札すること。 ⑤ 業務の実施に伴い適用を受ける法令・規則・基準、および本センター規則・規 程を遵守すること。 ⑥ 発注者は受託者に対し、委託業務の実況等に関し、随時に書面または口頭によ る報告を求めることが出来る。 ⑦ 緊急時には国立循環器病研究センター担当者に速やかに連絡を行うものとする。 ⑧ 受託者は契約期間中、次の契約期間の相手方が決定した時点から契約終了まで の間、業務の引継ぎに協力するとともに、業務内容や注意が必要な事項について 書面により引き継ぐものとする。 ⑨ 甲は、業務に関し当該 MRI の故障等のやむを得ない事由により、業務の継続が 困難となった場合には、契約を解除する解除する場合があるため留意すること。 ⑩ ⑨の場合においては、甲乙は業務終了日・代金請求等について誠実に協議しな ければならない。
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