NPO法人有明海再生機構 有明海市民講座 「市民参加による有明海の科学的到達点の検証」 日 時 平成27年1月28日∼平成27年7月8日 18:30∼20:30 (月2回開講予定) 場 所 アバンセ 4階研修室 対象者 どなたでも参加できます。(できるだけ全講座出席できる方、要申込み) 定員30名 ※参加費無料、受講希望者の名前・連絡先をFaxもしくはmailしてください。 申込期限 平成27年01月23日(金曜日) 有明海市民講座日程表(案) 日 時 キーワード テーマ 第 1回 1月28日 有明海に関する基礎知識 有明海の成立、佐賀平野の進展、佐賀平野の地盤、有明海の流れ込む河川、 干拓の基礎知識、河川開発の歴史、有明海総合計画から諫早干拓 第 2回 2月 4日 2000年~2001年の大規模な海苔の色落ち(リゾソレニアインブリカータ) タイラギ、サルボウ、アサリ、アゲマキ 第 3回 2月18日 有明海の現状 (漁業資源) 有明海の現状 (魚類・底生生物) 第 4回 3月 4日 有明海環境の現状1 環境省評価委員会作成の環境因子‐浅海定線調査を読む(貧酸素、成層化、赤潮 有害赤潮、透明化、富栄養化、潮位、潮流速、底質、栄養塩) 第 5回 3月18日 有明海環境の現状2 諫早湾及び調整池の現状(アオコ等) 第 6回 4月 1日 有明海異変の解明1 有明海異変を説明するモデル(諫早湾締切→流速の低下→成層化→貧酸素→ 生物の減少)を理解するための基礎知識、M2分潮、18.6年周期、モデルの意味 第 7回 4月15日 有明海異変の解明2 計算に必要なデータ、モデルの精度検証、計算結果例 第 8回 5月13日 有明海異変の解明3 諫早湾締切が与えた影響についての論争(九州大学田井助教論文を中心に) 第 9回 5月27日 ノリ養殖の現状 2000年~2001年の大規模な海苔の色落ち(リゾソレニアインブリカータ)海苔 養殖の現況(枚数、出荷額、地域毎、共販制度等)海苔養殖と環境の関係 第10回 6月10日 有明海再生に向けて1 貧酸素水塊を減らすのに有効な手段は 第11回 6月24日 有明海再生に向けて2 有明海異変の原因とされている節についての討議 第12回 7月 8日 有明海再生に向けて3 今後の討議内容について 仔稚魚の移動、底生動物の変動 【開催趣旨】 有明海の環境問題は、他の海域では見られない潮位潮流の大きさ、他では 見られない泥干潟を特徴とする広大な干潟の存在、陸域で続けられてきた干 拓・開発事業、採取型漁業から大規模ノリ養殖へ移行などの漁業形態の変化 が複雑に絡まり、一分野だけを集中的に注目する研究者では全体を見通すこ とは困難で、議論もなかなかかみ合いません。 今回、有明海市民講座「市民参加による有明海の科学的到達点の検証」 を 企画しました。有明海再生機構は、 これまで蓄積した観測データ、解析結果な どを、 できるだけ分かりやすく提供します。参加された方々には、 「どの程度理 解できたか」 「何が未解明だと思うか」などについて必ず質問して頂きます。 そ の質問を整理し、使用するデータや説明の道筋を見直します。最終的には、参 加された市民と研究者で練り上げた成果を、現地点における 「有明海に関す る科学的知見の到達点」 としてインターネット上で公開する予定です。 主催 NPO法人有明海再生機構 佐賀市城内一丁目5番14号 ℡0952-26-7050 HP http://www.npo-ariake.jp/ mail [email protected]
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