やまがた教育の日推進事業 シンポジウム in 置賜 開催報告

やまがた教育の日推進事業 シンポジウム in 置賜
開催報告
「やまがた教育の日」の関連事業として、11 月29日(土)に、今年開学した山形県立
米沢栄養大学と共催で、「“食育”~学校で、家庭で、地域で、みんなで食育を考えよう!
~」をテーマに、標記シンポジウムを行いました。
【開会・あいさつ】------------------------------------------------------------司会は県立米沢栄養大学1年 五十嵐菜那 さんが務め、来場者全員で、山形県民の歌「最
上川」を斉唱しました。
はじめに、本シンポジウムの会場となりました県立米沢栄養大学の鈴木道子学長が、続
いて菅野滋県教育長があいさつをしました。
【基調講演】----------------------------------------------------―――――――
「朝食がもたらす効果―食べるメリット、食べないデメリット」と題し、県立米沢栄養
大学の山口光枝講師が、基調講演を行いました。1日が24時間よりも少し長い体内時計
を、「朝食」と「朝の光」でリセットすることができるなど、体内時計の活性化に朝食は欠
かせないことや、朝食がもたらす効果として、体温の上昇、エネルギーの補給、排便の促
進などのメリットがあることなどの説明がありました。
【パネルディスカッション】--------------------------------------------------テーマは「食育における学校・家庭・地域の役割」。学校・家庭・地域それぞれのお立場
を代表して御出演いただいたパネリストの皆さんに、それぞれの食育に関する取組みを発
表していただき、その後、県立米沢栄養大学の山田英明教授がコーディネーターを務め、
取組みについての課題や問題点等について意見交換を行いました。また、会場からは、親
や学校から巣立った後の若者の食事指導についてや、給食の残食と学校経営との関係など
の質問が出るなど、パネリスト等出演者と会場が一体となった活発なパネルディスカッシ
ョンとなりました。