2015年11月30日 各 位 薬剤部/薬品情報室(DI室) DI・BOX#0844 「アボルブカプセル0.5mg」の一時供給停止について 5α還元酵素阻害・前立腺肥大症治療薬「アボルブカプセル0.5mg」 (GSK)は、本剤の委託製造 工場であるキャタレント社ベインハイム工場がフランス当局の指摘を受けたことから、製造・出荷 が停止しています。当局からの指摘内容の詳細が不明であり、出荷再開時期も未定です。なお、販売会 社(GSK)より現在流通している製品については問題ないとの説明を受けています。 出荷再開予定は不明であることから、当院では原則、新規患者への投与開始は見合わせて頂き、 本剤を使用している患者についても、再度本剤の必要性について検討し、必要な患者に限定して在 庫状況を考慮した上での使用をお願い致します。 本剤の供給状況及び当院における在庫量については適宜薬剤部へ問合せをお願いいたします。 また、新しい情報が入り次第、お知らせ致します。 <当院採用前立腺肥大症に適応をもつ薬剤> 薬品名 アボルブカプセル 成分名 デュタステリド 規格 用法用量 0.5mg/ 1回0.5mgを1日1回経口投与 カプセル エブランチル ウラピジル カプセル 区分 供給停止 処方/共通 15mg/ 1回15mg1日2回より投与開始。効果が不十分な場合は1∼2 カプセル 週間の間隔をおいて1日60∼90mgまで漸増し、1日2回に分 処方/共通 割し朝夕食後経口投与。1日最高投与量は90mgまで。 ハルナールD錠 フリバスOD錠 タムスロシン 0.1mg/錠 塩酸塩 0.2mg/錠 ナフトピジル ミニプレス錠 シロドシン プラゾシン 処方/共通 1日1回25mgより投与開始。効果が不十分な場合は1∼2週間 処方/共通 50mg/錠 の間隔をおいて50∼75mgに漸増し、1日1回食後経口投与。 処方/院外 1日最高投与量は75mgまで。 2mg/錠 1回4mgを1日2回朝夕食後に経口投与。なお,症状に応じて適 処方/院外 4mg/錠 宜減量。 処方/共通 1回0.5mg1日2∼3回より投与開始。効果が不十分な場合は1∼2 処方/院外 0.5mg/錠 塩酸塩 週間の間隔をおいて1.5∼6mgまで漸増し、1日2∼3回に分割経 口投与。まれに1日15mgまで漸増することもある。年齢症状に より適宜増減。 セルニルトン錠 セルニチン 63mg/錠 1回2錠、1日2∼3回経口投与。症状に応じて適宜増減。 ポーレンエキス エビプロスタット 生薬成分 ̶ 配合錠DB,SG ザルティア錠 1回1錠、1日3回経口投与【DB】 1回2錠、1日3回経口投与【SG】 タダラフィル 処方/院外 25mg/錠 75mg/錠 ユリーフ錠 0.2mgを1日1回食後に経口投与 2.5mg/錠 1日1回、5mgを経口投与 5mg/錠 *詳細・不明な点につきましては医薬品情報室(3194)までお問い合わせください。 *「DI・BOX」は電子カルテ(EGMAIN)の掲示板およびイントラネットで参照・検索できます。
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