報道関係各位 2014 年 7 月 29 日 NPO 法人日本フィールドバス協会 フィールドバス協会理事会と HART 協会理事会は、 共同して新協会の設立を推進 米国テキサス州オースチン発 2014 年 7 月 24 日: フィールドバス協会理事会と HART 協会理事会は、2つの協会を一体化し、プロセスオートメ ーション分野のインテリジェントフィールド機器通信のニーズに貢献する新たな協会に統合す ることを、理事会で承認したことを発表いたします。HART 技術や FOUNDATION フィールドバス 技術を利用しているプロセスオートメーションのエンドユーザの利益を、両協会の結集した総 合力により守ります。新協会の使命は、オートメーションシステムアーキテクチャに機器を統 合し、プロセスオートメーションの機器サプライヤーやエンドユーザに機能的なソリューショ ンを提供する国際標準の開発、管理、促進をすることです。技術資源の効率的な運用、一貫し た機器登録手続き、会員サービス/技術サポート品質の著しい改善など機器サプライヤーに多 大な利益をもたらします。 フィールドバス協会と HART 協会は、今日に到るまで長い間、協働・協力した歴史があります。 例 え ば 、 両 協 会 で 、 共 通 の 国 際 規 格 で あ る デ バ イ ス 記 述 言 語 ( EDDL : Electronic Device Description Language)やフィールド機器情報統合技術(FDI:Field Device Integration technology) を開発しました。協会を統合することにより2つの通信プロトコルのあらゆる観点での調和を もたらし、プラント操業および保守管理分野で多大な利益をもたらします。 フィールドバス協会と HART 協会の仕様は、それぞれ存続し、今後も発展させます。また、各 協会のプロトコルはそれぞれのブランド、商標、特許、著作権を保持します。 新協会は、今後も2つの既存プロトコルの開発、サポート、促進を図ると共に、新たな共通技 術を開発、結合、実装を行います。たとえば、新協会は、フィールド機器情報統合技術を単一 の技術資源として、HART 技術と FOUNDATION フィールドバス技術の統一ツールを提供します。 次の段階は各協会のメンバによる投票を 2014 年夏に実施し、投票の成立後、新たな非営利団体 を 2014 年 9 月に設立する予定です。最終段階として、2015 年の早い時期に米国テキサス州オ ースチン近郊に事務所を設置する予定です。 HART 協会について HART 協会は、HART 通信プロトコルの技術を保有し、標準化を推進する組織です。インテリジェ ントプロセス計測とコントロールデバイスの国際標準である標準化開発およびサポート団体です。 HART 通信協会は、1993 年に設立され、独立した、非営利の会員組織の団体で、全世界で HART 通信技術や標準規格をサポートする協会です。協会は、国際的な会員企業により支援されています。 詳細は www.hartcomm.org を参照下さい。 フィールドバス協会について フィールドバス協会は、先進的エンドユーザ企業およびオートメーション企業を会員とする国際的 非営利法人です。フィールドバス協会では、世界の産業オートメーション業界の主要企業を始め、 エンドユーザ、大学・研究機関などの会員が、プロセスを可視化し、情報の効率的運用管理、人と プロセスと技術資源の最適化を実現する、オートメーションインフラストラクチャの開発に協力し ています。詳細は www.fieldbus.org を参照下さい。 問い合わせ先: 日本フィールドバス協会 理事長 池田 卓史 (富士電機㈱) 〒251-8522 神奈川県藤沢市川名 1-12-2 電話:0466-52-7053、Fax:0466-20-2376 本ニュースリリースに関するお問い合わせ先: 日本フィールドバス協会 事務局 梅原 篤樹 (富士電機㈱) 〒191-8502 東京都日野市富士町一番地 電話:042-585-6165, Fax:042-587-8806
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