リレーモジュールボード仕様書はこちら(pdf形式:2.73MB)

TOSADENSHI
リレーモジュールボード
仕様書
TOSADENSHI
安全のしおり
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間違った使い方をすると、火災や感電、事故につながることがあり危険です。
また、本製品の故障にもつながります。事故や故障を防ぐために次のことを必ずお守りください。
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本製品の手動操作・自走プログラムを含む取扱いによる事故・故障について、弊社では一切の責任を負いかねます。
●電源の+、−を間違わないようにする
電源コネクタへの接続が不適切であると、本製品の故障の原因となります。
電源を入れる前に、必ずご確認の上、ご使用ください。
●電気を通すものの上で使用しない
電気を通すものの上に直接本製品を設置するとショートするため、火災や感電の原因となり危険です。
四隅にある取り付け穴を使用し、本製品を他のものから離して設置、または電気を通さないものの上に
設置してください。
●定格の入力電圧範囲内で使用する
定格の入力電圧範囲外で使用すると、動作不良となるだけではなく、本製品の故障につながります。
仕様範囲外の条件において使用された場合については、動作は保証できません。
●電源投入時にリード線や半田部などに素手で触らない
電源投入時に素手で触ると、感電の原因となります。
●改造した場合は保証致しません
本製品の改造やソフト変更等を行った場合は、故障があっても保証致しません。
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TOSADENSHI
目 次
基板概要
製品詳細
1. 仕様
2. 電源ラインの構造
3. 制御ラインの構造
4. リレースイッチの構造
使用方法
応用編
1. 2つのリレーを順番にONする場合
2. 12Vのモータを動かす場合
TOSADENSHI
基板概要
本製品は8チャンネルのリレー制御が可能なインターフェースボードであり、Arduinoのような広範囲の
マイクロコントローラによって直接制御することでリレー制御を行うボードになります。
TOSADENSHI
製品詳細
1. 仕様
※1 上記の範囲外では出力状態を保障できません。
・本製品は電源ライン電圧が3.75 5.0Vで、アクティブローで設計された8チャンネルの
リレーインタフェースボードです。
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・Arduinoのような広範囲のマイクロコントローラによって直接制御が可能です。
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・リレーの最大許容電圧/電流は AC250V/10A および DC30V/10A で大電流を有する
様々な器具および他の機器の制御可能です。
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・各リレーの出力状態を各LEDの点灯状態で示します。
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2. 電源ラインの構造
電源ライン(P4)のVCCとJD-VCCはジャンパピンで接続されている状態を通常とし、3.75∼5.0V間の
電圧を使用してください。
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※VCCとJD-VCCの両方に電圧を流さないとリレーが動作しないため、ジャンパピンは必ず装着して
使用してください。
3. 制御ラインの構造
本製品はアクティブローで設計されており、制御ライン(P6)の入力ピン(IN1∼IN8)とGNDを接続する
ことで入力ピン(IN1∼IN8)に対応したリレー(1∼8)が動作します。
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※制御ラインの入力ピン(IN1∼IN8)とVCCを接続しても、リレーは動作しません。
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3. リレースイッチの構造
リレー動作条件
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以下の条件を満たしている時、入力ピン(IN1∼IN8)に
対応したリレー(1∼8)がONになる。
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①本製品の電源ラインのVCCとJD-VCCにジャンパピン
が装着されている。
②安定化電源のGNDとVCCに電源ラインのGNDとVCC
が接続され、電源ライン電圧(3.75 5.0V)が供給され
ている。
③制御ラインのGNDと入力ピン(IN1∼IN8)が接続され
ている。
TOSADENSHI
使用方法
手順1.本製品の電源ラインと安定化電源を接続する。
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①電源ラインのGNDと安定化電源のGNDを接続する。
②電源ラインのVCCと安定化電源のVCCを接続する。
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※電源ラインのVCCとJD-VCCはジャンパピンを装着した状態で使用する。
電源ラインのGNDとVCCが接触しないように注意する。
手順2.本製品の電源ラインに電源を供給する。
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①安定化電源の電圧変更のつまみを回し、5.0Vに設定する。
②DC OUTを押下する。
TOSADENSHI
手順3.制御ラインのGNDとIN1を接続する。
手順4.LED1の点灯を確認する。
TOSADENSHI
手順5.リレー1の動作をテスタで確認する。
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①テスタの測定レンジを回して、抵抗レンジにセットする。
②リレー1の(2)と(3)にテスタの黒と赤のリード棒を接触させ、導通確認する。
TOSADENSHI
応用編
1. 2つのリレーを順番にONする場合
手順1.本製品の電源ラインと安定化電源を接続する。
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①電源ラインのGNDと安定化電源のGNDを接続する。
②電源ラインのVCCと安定化電源のVCCを接続する。
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※電源ラインのVCCとJD-VCCはジャンパピンを装着した状態で使用する。
電源ラインのGNDとVCCが接触しないように注意する。
手順2.本製品の電源ラインに電源を供給する。
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①安定化電源の電圧変更のつまみを回し、5.0Vに設定する。
②DC OUTを押下する。
TOSADENSHI
手順3.LED1の点灯を確認する。
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①制御ラインのGNDとIN1を接続する。
②LED1の点灯を確認する。
手順4.LED1とLED2の点灯を確認する。
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①制御ラインのGNDとIN1は接続したまま、GNDとIN2接続する。
②LED1とLED2の点灯を確認する。
TOSADENSHI
手順5.リレー1の動作をテスタで確認する。
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①テスタの測定レンジを回して、抵抗レンジにセットする。
②リレー1の(2)と(3)にテスタのリード棒の黒色と赤色を接触させ、導通確認する。
手順6.リレー2の動作をテスタで確認する。
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①テスタの測定レンジを回して、抵抗レンジにセットする。
②リレー2の(2)と(3)にテスタのリード棒の黒色と赤色を接触させ、導通確認する。
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2. 12Vのモータを動かす場合
手順1.本製品の電源ラインと安定化電源を接続する。
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①電源ラインのGNDと安定化電源のGNDを接続する。
②電源ラインのVCCと安定化電源のVCCを接続する。
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※電源ラインのVCCとJD-VCCはジャンパピンを装着した状態で使用する。
電源ラインのGNDとVCCが接触しないように注意する。
手順2.本製品の電源ラインに電源を供給する。
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①安定化電源の電圧変更のつまみを回し、5.0Vに設定する。
②DC OUTを押下する。
TOSADENSHI
手順3.本製品のリレースイッチ部分を接続する。
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①リレー1の(3)を電源2のVCCと接続する。
②モータにリレー1の(2)と電源2のGNDを接続する。
手順4.リレースイッチ部分に電源2の電源を供給する。
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①電源2の電圧変更のつまみを回し、12Vを設定する。
②DC OUTを押下する。
TOSADENSHI
手順5.制御ラインのIN1とGNDを接続する。
手順6.LED1の点灯を確認する。
手順7.モータの動作を確認する。