TOSADENSHI リレーモジュールボード 仕様書 TOSADENSHI 安全のしおり ! 間違った使い方をすると、火災や感電、事故につながることがあり危険です。 また、本製品の故障にもつながります。事故や故障を防ぐために次のことを必ずお守りください。 ※ ! 本製品の手動操作・自走プログラムを含む取扱いによる事故・故障について、弊社では一切の責任を負いかねます。 ●電源の+、−を間違わないようにする 電源コネクタへの接続が不適切であると、本製品の故障の原因となります。 電源を入れる前に、必ずご確認の上、ご使用ください。 ●電気を通すものの上で使用しない 電気を通すものの上に直接本製品を設置するとショートするため、火災や感電の原因となり危険です。 四隅にある取り付け穴を使用し、本製品を他のものから離して設置、または電気を通さないものの上に 設置してください。 ●定格の入力電圧範囲内で使用する 定格の入力電圧範囲外で使用すると、動作不良となるだけではなく、本製品の故障につながります。 仕様範囲外の条件において使用された場合については、動作は保証できません。 ●電源投入時にリード線や半田部などに素手で触らない 電源投入時に素手で触ると、感電の原因となります。 ●改造した場合は保証致しません 本製品の改造やソフト変更等を行った場合は、故障があっても保証致しません。 2 TOSADENSHI 目 次 基板概要 製品詳細 1. 仕様 2. 電源ラインの構造 3. 制御ラインの構造 4. リレースイッチの構造 使用方法 応用編 1. 2つのリレーを順番にONする場合 2. 12Vのモータを動かす場合 TOSADENSHI 基板概要 本製品は8チャンネルのリレー制御が可能なインターフェースボードであり、Arduinoのような広範囲の マイクロコントローラによって直接制御することでリレー制御を行うボードになります。 TOSADENSHI 製品詳細 1. 仕様 ※1 上記の範囲外では出力状態を保障できません。 ・本製品は電源ライン電圧が3.75 5.0Vで、アクティブローで設計された8チャンネルの リレーインタフェースボードです。 ! ・Arduinoのような広範囲のマイクロコントローラによって直接制御が可能です。 ! ・リレーの最大許容電圧/電流は AC250V/10A および DC30V/10A で大電流を有する 様々な器具および他の機器の制御可能です。 ! ・各リレーの出力状態を各LEDの点灯状態で示します。 TOSADENSHI 2. 電源ラインの構造 電源ライン(P4)のVCCとJD-VCCはジャンパピンで接続されている状態を通常とし、3.75∼5.0V間の 電圧を使用してください。 ! ※VCCとJD-VCCの両方に電圧を流さないとリレーが動作しないため、ジャンパピンは必ず装着して 使用してください。 3. 制御ラインの構造 本製品はアクティブローで設計されており、制御ライン(P6)の入力ピン(IN1∼IN8)とGNDを接続する ことで入力ピン(IN1∼IN8)に対応したリレー(1∼8)が動作します。 ! ※制御ラインの入力ピン(IN1∼IN8)とVCCを接続しても、リレーは動作しません。 TOSADENSHI 3. リレースイッチの構造 リレー動作条件 ! 以下の条件を満たしている時、入力ピン(IN1∼IN8)に 対応したリレー(1∼8)がONになる。 ! ①本製品の電源ラインのVCCとJD-VCCにジャンパピン が装着されている。 ②安定化電源のGNDとVCCに電源ラインのGNDとVCC が接続され、電源ライン電圧(3.75 5.0V)が供給され ている。 ③制御ラインのGNDと入力ピン(IN1∼IN8)が接続され ている。 TOSADENSHI 使用方法 手順1.本製品の電源ラインと安定化電源を接続する。 ! ①電源ラインのGNDと安定化電源のGNDを接続する。 ②電源ラインのVCCと安定化電源のVCCを接続する。 ! ※電源ラインのVCCとJD-VCCはジャンパピンを装着した状態で使用する。 電源ラインのGNDとVCCが接触しないように注意する。 手順2.本製品の電源ラインに電源を供給する。 ! ①安定化電源の電圧変更のつまみを回し、5.0Vに設定する。 ②DC OUTを押下する。 TOSADENSHI 手順3.制御ラインのGNDとIN1を接続する。 手順4.LED1の点灯を確認する。 TOSADENSHI 手順5.リレー1の動作をテスタで確認する。 ! ①テスタの測定レンジを回して、抵抗レンジにセットする。 ②リレー1の(2)と(3)にテスタの黒と赤のリード棒を接触させ、導通確認する。 TOSADENSHI 応用編 1. 2つのリレーを順番にONする場合 手順1.本製品の電源ラインと安定化電源を接続する。 ! ①電源ラインのGNDと安定化電源のGNDを接続する。 ②電源ラインのVCCと安定化電源のVCCを接続する。 ! ※電源ラインのVCCとJD-VCCはジャンパピンを装着した状態で使用する。 電源ラインのGNDとVCCが接触しないように注意する。 手順2.本製品の電源ラインに電源を供給する。 ! ①安定化電源の電圧変更のつまみを回し、5.0Vに設定する。 ②DC OUTを押下する。 TOSADENSHI 手順3.LED1の点灯を確認する。 ! ①制御ラインのGNDとIN1を接続する。 ②LED1の点灯を確認する。 手順4.LED1とLED2の点灯を確認する。 ! ①制御ラインのGNDとIN1は接続したまま、GNDとIN2接続する。 ②LED1とLED2の点灯を確認する。 TOSADENSHI 手順5.リレー1の動作をテスタで確認する。 ! ①テスタの測定レンジを回して、抵抗レンジにセットする。 ②リレー1の(2)と(3)にテスタのリード棒の黒色と赤色を接触させ、導通確認する。 手順6.リレー2の動作をテスタで確認する。 ! ①テスタの測定レンジを回して、抵抗レンジにセットする。 ②リレー2の(2)と(3)にテスタのリード棒の黒色と赤色を接触させ、導通確認する。 TOSADENSHI 2. 12Vのモータを動かす場合 手順1.本製品の電源ラインと安定化電源を接続する。 ! ①電源ラインのGNDと安定化電源のGNDを接続する。 ②電源ラインのVCCと安定化電源のVCCを接続する。 ! ※電源ラインのVCCとJD-VCCはジャンパピンを装着した状態で使用する。 電源ラインのGNDとVCCが接触しないように注意する。 手順2.本製品の電源ラインに電源を供給する。 ! ①安定化電源の電圧変更のつまみを回し、5.0Vに設定する。 ②DC OUTを押下する。 TOSADENSHI 手順3.本製品のリレースイッチ部分を接続する。 ! ①リレー1の(3)を電源2のVCCと接続する。 ②モータにリレー1の(2)と電源2のGNDを接続する。 手順4.リレースイッチ部分に電源2の電源を供給する。 ! ①電源2の電圧変更のつまみを回し、12Vを設定する。 ②DC OUTを押下する。 TOSADENSHI 手順5.制御ラインのIN1とGNDを接続する。 手順6.LED1の点灯を確認する。 手順7.モータの動作を確認する。
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