平成26年度つやま産業塾「市民公開講座」実施報告 1 日時 平成26年10月3日(金)19:00∼20:30 2 場所 津山圏域雇用労働センター 2階大ホール 3 演題 僕でも世界で仕事ができた 4 講師 元米国松下電器会長 5 参加者 6 講演内容 岩谷 英昭 氏 120名 つやま産業塾では、毎年、市民の方々に産業振興について考えていただく ことを目的に市民公開講座を開催しています。今年度は、津山市市政アドバ イザーであり、元米国松下電器会長である 岩谷 英昭 氏を講師にお迎えし て開催しました。 岩谷氏は、津山市出身で津山商業高校をご卒業され、明治学院大学へと進 学されました。その後、松下電器へ入社され、米国松下電器社長・会長・C EOを歴任後、現在は Simeon Consulting Group LLC 社長・CEO として ご活躍されています。 講演は「僕でも世界で仕事ができた」と題して、津山から世界へとキャリ アを積みながら進出していくまでの道のりと、松下電器創業者である故松下 幸之助氏から学んだことをお話しいただきました。 まず、チューインガムやチョコレートから始まった少年時代のアメリカへ の憧れや、学園祭の出し物などで、その憧れが形になっていった高校時代、 大学を卒業して入社した松下電器での厳しい研修時代や待望アメリカ赴任 の経験がユーモアあふれる表現で紹介されました。次に、故松下幸之助氏に ついては、自転車用ランプ開発で会社で一丸となって真夜中まで研究に勤し んだことや、全社員に対して深々とお辞儀をする人柄など数々のエピソード を交えながら、お話しいただきました。 講演の最後には、 「家族」、 「先生」、 「同窓生」、 「会社」、 「顧客」、 「教え子」 といった様々な要素が「自分」を形作るものであると説明され、「自分」と いうブランドをしっかり作ること、「自分」もブランドであると捉えること の重要性を強調されました。 講演風景
© Copyright 2024 ExpyDoc