ソーシャル PM ニュース

ソーシャル PM ニュース
2015年3月
2015 年 3 月 20 日更新
PMI 日本支部 ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会
ソーシャル・プロジェクト(社会課題の解決を目的とするプロジェクト)のマネジメントにつ
いて、研究活動の状況、イベント、人材募集などについてお伝えします。
2015年3月
A.
もくじ
研究会活動の状況
A1 ソーシャル PM 研究会2015年活動計画
B. ソーシャル PM 関連イベント
B1 ソーシャル PM セミナー第 2 回実施報告
B1 国連防災世界会議の状況報告
C. プロジェクト・マネジャー募集
C1 「WORK FOR 東北」プロマネ募集
C2 「サービスグラント」プロマネ募集
C3 「イノベーション東北」プロマネ募集
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A.
研究会活動の状況
------------------------------A1 ソーシャル PM 研究会2015年度活動計画
ソーシャル PM 研究会の本年の活動計画を立案中です。ここでその概要をご説明し、詳細につ
いては今後順次お知らせします。
ワーキンググループの基本的な体制や機能は変わりありません。下図の通りです。
図 1 ソーシャル PM 研究会の全体像
新たに取り組む主要なテーマをご紹介します。
WG1 の役割は事例調査ですが、今年は研究会活動を一つのプログラムと見て、プログラムマネ
ジメント機能としての「ステークホルダー・エンゲージメント」を実践します。研究会を取り巻
く、ステークホルダーの方々との関わりをどのように進めていくかを実地に体験することになり
ます。
WG2 では、昨年開発した「デザイン思考のソーシャル PM フレームワーク」をベースにして、
その実践法について数回に分けてテーマを絞ったワークショップを行い、この手法のファシリテ
ータを増やしていきます。ご期待ください。
WG3 はすでに 2 月 28 日に第 2 回のソーシャル PM セミナーを実施しましたが、もう一つの柱と
して、Facebook による情報交換などのコミュニケーションを拡充し、ソーシャル PM コミュニテ
ィの基礎を作ります。今後、運用ルールが固まったら皆さまにお呼びかけしますので、積極的に
ご参加ください。
WG4 では、今年中にいくつかのプロジェクトが終了し、また新しいプロジェクトの支援を開始
したいと思います。このプロジェクトのお手伝いをしてはという案がありましたらご連絡くださ
い。
これらのテーマにご関心がある方はぜひ研究会にご参加ください。
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B.
ソーシャル PM 関連イベント
-------------------------------B1 ソーシャル PM セミナー第 2 回実施報告
2 月 28 日(土)、ソーシャル活動の専門家 4 人、プロマネ 17 人、スタッフ 7 人が参加して
行われました。ソーシャル活動の方が少なかったのは残念でしたが、お二人の大変熱のこもった
講演とその後のパネルディスカッションでは参加者との間で活発な意見交換が行われて充実し
たセミナーになりました。
一つ目の講演はソーシャル活動の事例紹介「情報支援レスキュー隊(IT DART)」です。この
プロジェクトのコアメンバーである斎藤昌義氏の実現に向けた具体的な取り組みに参加者も賛
同され、東北の教訓を首都圏や西日本に移すこと、自治体その他の支援団体との連携などについ
て多くの意見が出されました。
二つ目の講演「ソーシャル・プロジェクトマネジメントのご提案」では、当研究会の手法開発
のリーダーである中谷英雄氏が、昨年来研究を重ねてきたデザイン思考のアプローチにのっとっ
てソーシャル・プロジェクトの進め方を解説しました。その考え方は参加者のみなさんにもご理
解いただけたと思いますが、それを実施できる要員をどのように確保するか課題を指摘されまし
た。今後の研究会の取り組みに反映していきます。
この二つの講演のビデオと発表資料は以下のウェブサイトに掲出しましたので、ご参加いただ
けなかった方もぜひご聴講いただきたいと思います。
https://www.pmi-japan.org/topics/lcop/spm_seminar_2-1.php
https://www.pmi-japan.org/topics/lcop/spm_seminar_2-2.php
-------------------------------B2 国連防災世界会議の状況報告
国連防災世界会議は、3 月 14 日(土)~18 日(水)、仙台で開催され、国内外からの参加者が防
災や復興について活発な議論が交わされました。会議参加者は、国連主催の本体会議に世界 186
カ国から約 6,500 人、パブリック・フォーラムのシンポジウム・セミナーに 56,000 人、屋内、
屋外の展示場にもそれぞれ 50,000 人が参加し、国内の最大規模の国際会議になりました。
本体会議では、最終日にポスト 2015 防災枠組みとして今後の防災の具体的な行動指針と今回
の会議の成果をまとめた仙台宣言が採択されました。本体会議に加えて、国内外のさまざまな団
体が主催、企画したパブリック・フォーラムやスタディツアーが開催され、私たちの震災の経験
や教訓、防災の取り組みを共有し、もう一度考える場となりました。
当研究会が直接参加している団体によるフォーラムは次の二つです。
◎情報支援レスキュー隊(IT DART)
テーマ:「そのとき、IT 技術者は何をすべきか」―災害急性期の情報支援活動を考える
3 月 15 日(日) 9:00-12:00 TKP ガーデンシティ仙台勾当台(ホール 5)
IT のスキルを持った人たちが、被災現場での情報収集・活用・発信を支援し、被災地で活動
するさまざまな人たちを「情報」で支援することで、活動の円滑化や効率化を支えようという取
り組みです。これまでの検討経緯、稼働検証実験、IT ボランティア研修の報告の後、参加者と
スタッフを交えてグループディスカッションが行われました。
詳細はあらためて情報支援レスキュー隊のホームページで報告されますが、概要を当プロジェ
クトのコアメンバーである斎藤昌義氏がブログにまとめているので、了解を得て以下にリンクを
表示します。
http://blogs.itmedia.co.jp/itsolutionjuku/2015/03/it_2.html
◎情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)
テーマ:「災害時の情報行動共通ルール作成」ワークショップ
3 月 15 日(日) 13:00-16:00 TKP ガーデンシティ仙台勾当台(ホール 5)
第 1 部はショートスピーチで、東日本大震災の実際の状況を被災地の当事者のみなさんからお
話しいただき、iSPP の「情報行動調査」などのデータ、神戸市の受援計画や行政支援システム
などから、支援と受援の傾向、教訓、システムを支える理念と課題などを学びました。
第 2 部では、第 1 部の材料を踏まえて、災害発生から復旧・復興過程における行動モデル、特
に情報支援共通ルールの抽出を目的に、アンカンファレンス形式でワークショップを行いました。
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C.
プロジェクト・マネジャー募集
ソーシャル PM 研究会が連携している団体からの、プロマネの募集です。
-------------------------------C1 「WORK FOR 東北」プロマネ募集
◆「WORK FOR 東北」事業とは(再掲)
「WORK FOR 東北」は 2013 年 10 月、復興庁が立ち上げたプロジェクトです。
2014 年度からは日本財団が引き継ぎ、復興庁は協働主体という形で事業を運営しております。
東日本大震災で被災した自治体などの人材ニーズと、復興の現場で働きたいという個人、企業の
方をおつなぎするサポートを実施しております。
被災自治体では人手不足が慢性化しており、特に復興にあたっての質的な人材の不足を補うこ
とに重点を置いているのが本事業の大きな特徴となります。産業の復興、まちづくり、コミュニ
ティ支援など、自治体の力だけでは対応が難しい課題に、民間人材のスキル、ノウハウが求めら
れております。
復興に携わる業務にご関心のある方、ぜひ一度ご検討いただければ幸いです。
◆お勧めの案件
[岩手県釜石市] 地方創生を支える人材の誘致につながるUIターン企画立案、推進役
人と人をつなぐコーディネーターとして、釜石市UIターン戦略立案・実行を推進、既にUI
ターンして活躍している人が、潜在的なUIターン者を「口説く」機会をつくるイベントの企画
やニーズを持つ個人、企業、生産者などをマッチングする後継者バンクの立ち上げ、運用をご担
当いただきます。
http://www.work-for-tohoku.org/list/83
[岩手県岩泉町] 地域づくり支援協議会 岩泉の森林コンダクター FSC 森林認証推進、木材
流通活性化
森林整備と木材利用の両面から地域林業を振興するための「岩泉の明日の林業をつくるプロジ
ェクト」の体制、仕組みづくりや、森林認証拡大事業、ウェブ等を活用した情報発信事業などを
ご担当いただきます。
http://www.work-for-tohoku.org/list/95
[福島県川内村] 川内村の商業再生・発展、交流人口拡大を目指すプロジェクト企画立案・推
進
川内村では本格的な帰村に向け、村外から興味を持ってもらい交流人口を拡大することで、若
い世代の帰村や村の活性化を図りたいと考えている。その仕掛けづくりの一環として川内村の特
産品開発や商業施設開設準備、観光協会主催イベントの企画立案、運営いただきます。
http://www.work-for-tohoku.org/list/109
[福島県浪江町農業] 営農再開サポートのための「農業再生プログラム」コーディネーター
2017 年 3 月を帰還目標として復旧事業を進めている浪江町において、除染後農地の保全管理
を担う農事復興組合設立とその運営の支援、除染後農地の試験栽培サポート等を推進し、浪江町
における農業再開に携わっていただきます。
http://www.work-for-tohoku.org/list/85
その他、全体の募集案件は以下よりご覧いただけます。
http://www.work-for-tohoku.org/list/
お問い合わせ・お申し込みは以下まで
日本財団「WORK FOR 東北」事務局
東京都港区赤坂 1-2-2 日本財団ビル 5F
TEL:03-6229-5229(9:00~18:00/土日祝除く)
E-Mail:[email protected]
--------------------------------C2 「サービスグラント」プロマネ募集
■サービスグラントのご紹介(再掲)
2 月号でもご紹介いただきました、NPO 法人サービスグラントです。
『ビジネススキルや専門知
識を活かしたボランティア活動』である“プロボノ”のコーディネートを通して、NPO の支援を
行っています。
プロジェクトマネジメント、マーケティング、コピーライティング、デザイン等のさまざまな
スキルを持った、多くの社会人の方が「プロボノワーカー」としてご登録されています。つい最
近も PMP を取得されている方にご登録いただきました。
進め方としては、5~6 人でチームを編成し、NPO のウェブサイトや事業計画などの成果物を作
る”プロジェクト型”の支援が特徴です。
チームには必ず”プロジェクト・マネジャー”が入り、チームリーダーとして支援先 NPO との
窓口やプロジェクト進捗管理、品質管理など、さまざまな場面でご活躍されています。またご参
加経験者からは、マネジメントのスキルアップに役立ったというコメントをはじめ、社外のビジ
ネスパーソンとのコミュニティ醸成、会社や家庭以外のサードプレイスの確立、NPO と身近に接
することでの社会課題への関心度の高まりなどが期待でき、活動を通して社会への見方や価値観
が変わったという声も寄せられています。
※参考資料:プロボノセンサス
http://www.servicegrant.or.jp/program/probonocensus2013.php
■サービスグラントにご参加いただくには?
1.スキル登録
ご参加への第一歩として、皆さまのビジネススキルや専門知識について『スキル登録』をお願
いしています。ご参加までの流れ、ならびにスキル登録フォームは以下ページよりご確認くださ
い。
http://www.servicegrant.or.jp/skill/flow.php
2.プロボノワーカー説明会ご参加
実際のプロジェクトにご参加いただくための必須条件として、皆さまには「説明会」へのご参
加をお願いしています。説明会では、より詳しくサービスグラントの考え方、これまでの実績、
プロジェクトの進め方、参加にあたっての留意点等をご案内させていただいており、お時間とし
ては 1 時間〜1 時間半程度です。
≪3、4 月プロボノワーカー説明会スケジュール≫
・3 月 25 日(水) 19:30~21:00
・4 月 11 日(土) 10:30~12:00
・4 月 15 日(水) 19:30~21:00
・4 月 18 日(土) 10:30~12:00
・4 月 22 日(水) 19:30~21:00
▽ 説明会について詳しくは・・・
https://www.servicegrant.or.jp/skill/orientation.php
■次期プロジェクト立ち上げまでのスケジュール
サービスグラントでは、NPOからの助成申請・審査を経て、4 カ月に 1 度新規のプロジェク
トの立ちあげを迎えており、次期は 7 月キックオフ予定です。ただスキル登録、説明会へのご参
加、チーム編成等のスケジュールに間に合わせるため、できるだけ 4 月までのご登録をお願いい
たします。
≪ご参加までの推奨スケジュール≫
・3 月、4 月:スキル登録、プロボノワーカー説明会ご参加
・5 月:PM ご希望者対象説明会の実施(マネジメントに特化した説明会です)
・6 月:プロジェクト立候補募集、チーム編成
・7 月:プロジェクトキックオフ
皆さまのご登録、心よりお待ちしています。
■お問い合わせ先
NPO 法人サービスグラント(担当:岩渕)
03-6419-402
[email protected]
----------------------------------------------------------C3 「イノベーション東北」プロマネ募集
■「イノベーション東北とは?」
イノベーション東北は、Google が中心となり、インターネット、クラウドの力で、東北のビ
ジネスとコミュニティが新しい変化を起こすためのプラットフォームです。東北の未来のために
新しい挑戦に取り組む事業者と、スキルを活かしてその挑戦をお手伝いするサポーターとのマッ
チングをオンライン上で実現しています。
プロジェクトのスタートにあたりまず大事なことは、具体的な問題の抽出・絞り込みとゴール
設定、それから実際のプランへの落とし込みです。この部分を担えるのはやはりプロジェクト・
マネジャーの経験ありきだと思っております。ぜひ一度ウェブサイトをご覧いただき、ご興味の
案件にはサイトよりご応募ください!
イノベーション東北
https://www.innovationtohoku.com/
■お勧めの案件
[岩手 ART PROJECT’2016] プロジェクト・マネジャー/Web ディレクター
今後の情報発信およびプロジェクトのホームページ作成にあたり、目的の整理(誰に、何を、
何のために伝えるサイト)
、内容や構成のディレクションのサポートしてくださる方を募集して
います。
http://goo.gl/g4DX6p
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編集後記
今月は 18 日まで仙台で国連防災世界会議の状況報告を待っていて発行が遅れました。
この 5 日間、仙台の街は人があふれていました。仙台中のホテルが満員で手配が遅れた人は困っ
ていました。私たちが宿泊したホテルは半分以上が外国人でした。
このニューズレターは社会課題解決の志を同じくするプロジェクト・マネジャーのコミュニテ
ィ醸成のために関係団体のイベントや人材募集の情報連携をいたします。
毎月 15 日の発行を目標にしますので、掲載希望のニュースをお寄せください。
発行者:
PMI 日本支部
責任者:
研究会代表
ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会
高橋 正憲
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