記者発表資料

インターネットでの情報提供
提供予定日
2月25日
平成27年2月24日(火) 県政記者クラブ配布資料
担 当 課
担 当 係
担 当 者
電話番号
内線 3094
地域産業課
地場産業係
柴田
直通 058-272-8361
岐阜県郷土工芸品フォーラムを開催します
県では、岐阜県が誇る伝統的工芸品※1や岐阜県郷土工芸品※2の生産者、関係者が集まるフォー
ラムを下記のとおり開催します。
このフォーラムでは、ユネスコ無形文化遺産に登録された本美濃紙の熟練職人が美濃和紙の素
晴らしさや生産の苦労などについて語るとともに、県内の伝統産業といろいろな形で関わり後継
者の育成や伝統技術の承継の面で大きな成果を挙げている森林文化アカデミーの担当准教授が活
動報告をします。
また、県内各地から集まった伝統的工芸品・岐阜県郷土工芸品の生産者や関係者、モノづくり
を学ぶ学生らが少人数のグループに分かれて意見交換・交流を行います。
このフォーラムは、これまであまりなかった県内の工芸品生産者が集まる機会を設けることに
よって、モノづくりや伝統産業についての意見交換を通じた新たなネットワークの構築や参加者
の気づき等から伝統産業の振興や直面する課題解決の一助となることを期待して、今回、初めて
開催するものです。
記
1 日時
2 会場
平成27年2月26日(木) 13:00~15:00
県立森林文化アカデミー テクニカルセンター
(美濃市曽代88番地 電話:0575-35-2525)
3 参加者
岐阜提灯/岐阜渋うちわ/岐阜和傘/東濃檜製神棚/美濃和紙/美濃焼/
のぼり鯉/花合羽/山中和紙/関伝日本刀/
生産者・関係者・行政担当者等 約40名
4 プログラム 13:00-13:05 [あいさつ]
13:05-13:35 [プレゼンテーションⅠ]
世界に認められた美濃和紙の「これまで」と「これから」
はせがわ さとし
美濃手すき和紙協同組合/副理事長 長谷川
聡
長谷川副理事長
13:35-14:05 [プレゼンテーションⅡ]
伝統工芸を支える〜長良川鵜飼と岐阜和傘
く つ わ まさし
県立森林文化アカデミー/准教授 久津輪
雅
14:05-15:00 [意見交換]
ファシリテーター
岐阜大学名誉教授
いとう ひさゆき
久津輪准教授
伊東 久 之
有限会社TJPコーポレーション 代表取締役
多治見市文化工房ギャラリーヴォイス
GM
県立森林文化アカデミー 准教授 久津輪 雅
いちはら けいこ
市 原 慶子
かわかみ ともこ
川 上 智子
5 会場案内図
会場
★
※会場はテクニカルセンターです。(上記Aの建物です)
お車でお越しの際、駐車場はⓅご利用ください。
◎発表者プロフィール
長谷川 聡
1964 年
山形県出身
1991 年
故古田行三氏に師事し、伝統的な美濃紙の工法を学ぶ
1994 年
長谷川和紙工房として美濃紙の製造を開始
2003 年
美濃和紙の伝統工芸士に認定
2006 年
美濃手すき和紙協同組合・副理事長就任
2012 年
イギリス・ロンドンで開催された美濃和紙の魅力を伝えるセミナー「The Appeal of Mino Washi」 で講演
※伝統的な工法による手すき和紙を製造(主な用途は文化財修復用・日本画用材料等)
久津輪 雅
1967 年
福岡県出身
1991 年
NHK入局 ディレクターとして「クローズアップ現代」や「NHKスペシャル」などの番組制作に従事
1999 年
NHKを退局し、岐阜県高山市の「森林たくみ塾」で木工を学ぶ
2001 年
イギリスに渡り、家具職人として働く
2006 年
岐阜県立森林文化アカデミーに教員(ものづくり分野)として勤務
2010 年~ 後継者のいなかった長良川の鵜飼道具の技術継承に携わる
2012 年~ 岐阜和傘の材料確保や人材育成の支援を実施
※現在、岐阜県立森林文化アカデミー准教授
※1 伝統的工芸品について
昭和 49 年に公布された「伝統的工芸品の振興に関する法律」に基づき、経済産業大臣が指定します。
次の要件により指定されます。
①工芸品であること ②主として日常生活の用に供されているもの
③製造過程の主要部分が手工業的であるもの ④伝統的技術又は技法によって製造されるもの
⑤伝統的に使用されてきた原材料を使用していること ⑥一定の地域で産地形成されていること
◎岐阜県では、「飛騨春慶」、「一位一刀彫」、「美濃焼」、「美濃和紙」、「岐阜提灯」の5つが指定
されています。
※2 岐阜県郷土工芸品について
県内には、国が指定する伝統的工芸品の要件を整えていない工芸品であっても、恵まれた自然と風土の中
で育まれてきた多くの工芸品があります。
しかしながら、これらの工芸品は、低い知名度や後継者不足、原材料や生産道具などの生産基盤の減衰な
どの課題に直面しています。
県では、平成3年度に県指定の岐阜県郷土工芸品指定制度を創設し、郷土工芸品の振興や、これらを製造
する事業者の意欲の高揚を図っています。
岐阜県郷土工芸品の指定によって、該当地域における地域固有の文化継承や、郷土工芸品の継続的販売に
より地域の産業振興に寄与することが期待されます。阜県内には国の伝統的工芸品の指定要件を備えてい
ない工芸品であっても素晴らしい工芸品が数多くあり、広くみなさまに紹介するために岐阜県において指
定している工芸品です。現在、45品目が指定されています。
*岐阜渋うちわ(岐阜市) *花合羽(岐阜市) *のぼり鯉(岐阜市) *岐阜和傘(岐阜市)
*美濃筒引き本染め・手刷り捺染(岐阜市) *大桑竹細工(山県市) *本巣わら細工(本巣市)
*杞柳製品(瑞穂市) *西濃大理石(大垣市・関ヶ原町) *岐阜長良川花火(岐阜市、大垣市)
*大垣の桝(大垣市) *養老ひょうたん(養老町) *養老焼(大垣市) *南濃天然木工芸(海津市)
*久瀬のまいおどり(揖斐川町) *関の手づくりナイフ(関市) *関伝日本刀(関市) *美濃和紙加工品(美濃市)
*郡上紬(郡上市) *郡上本染(郡上市) *郡上竿(郡上市) *平成の円空彫り(郡上市)
*ひな人形 五月人形(八百津町) *美濃白川まゆの花(白川町) *東濃檜製神棚(白川町、中津川市)
*精炻器(土岐市) *イ草人形(中津川市) *恵那ロクロ製品(恵那市、中津川市) *恵那曲物製品(中津川市)
*裏木曾夕森紬(中津川市) *蛭川みかげ石製品(中津川市) *飛騨さしこ(高山市) *山田焼(高山市)
*渋草焼(高山市) *小糸焼(高山市) *白川郷の挽物(白川村) *円空彫(高山市) *山中和紙(飛騨市)
*飛騨宮村ひのき笠・一位笠(高山市) *小屋名のショウケ(高山市) *和ろうそく(飛騨市)
*飛騨高山の紙絵馬(高山市) *飛騨高山の有道しゃくし(高山市) *飛騨染(高山市) *飛騨のさるぼぼ(高山市)
【指定の要件】
岐阜県郷土工芸品とは、次の(1)から(3)までの全ての要件に該当し、かつ(4)又は(5)のいずれか
の要件に該当するものとする。
(1)主として、日常生活の用に供されるものであること
(2)製造工程の主要部分が手工業的であること
(3)一定の期間、県内で当該工芸品が製造されているもので、将来にわたって製造の継続が見込まれること
(4)製造技術又は技法が地域に継承されていること
(5)郷土の風土、暮らし及び資源等を題材又は素材とし、優れた技術又は技法により製造され、品格を備えて
いること
【指定の申請】
工芸品を製造する者又はその者を構成員とする団体は、該当工芸品の郷土工芸品への指定を希望する場合は所
在市町村長を経由して知事に対して申請する。
【指定】
知事は申請があった工芸品に関し、岐阜県郷土工芸品審査会(注)の意見を聞いて、当該工芸品を郷土工芸品と
して指定することができる。
知事は、指定した郷土工芸品の製造者に、郷土工芸品指定書を交付するとともに、その旨を関係市町村長に通知
する。製造者は、製造する当該工芸品に郷土工芸品として指定されているものであることを表示できる。
(注)岐阜県郷土工芸品審査会は学識経験を有する者など数名で構成される。