民間企業勤務を経て、東京の先生へ民間企業勤務を経て、現在は杉並区立高井戸小学校で教員として勤務されている安原功将先生にインタビューを行ないました。今まで感じられなかった喜びがそこにあります！是非一歩踏み出す勇気を！安原　功将［小学校全科］杉並区立高井戸小学校平成 2 4 年度採用　青森県出身 Interview Q A Q A Q A 14 学校紹介オープンスペースの広々とした木のぬくもりのある校舎。明るく伸び伸びした子供たちが、休み時間には芝生の校庭で思い切り裸足で遊んでいます。東京都の教員に転職した理由は何ですか？小学３年から６年までの担任の先生に憧れ、将来同じ職場で働きたいと思い、教員を志望しました。しかし、大学卒業後すぐに教員になるのではなく民間企業で経験を積み、コミュニケーション力や対応力を身に付けたいと思い、一度民間企業に就職しました。就職して２年後、教壇に立ちたいという強い気持ちを胸に転職を決意し、晴れて教員になりました。 Q A 民間企業と学校では、職場環境に違いはありますか？民間企業で営業をしていた頃は、売り上げを意識する毎日でした。現在の職場は、毎日元気な子供たちと触れ合い、職員室では児童の様子や授業に関する話題で盛り上がります。学校全体が毎日、活気に満ちあふれています。教員の仕事の魅力とやりがいは何でしょうか？日々子供の成長を感じられることは、何にも代えがたい魅力です。「できた、分かった」という瞬間の子供たちの顔はきらきらと輝いています。その瞬間に立ち合うことができる喜びは、他では決して味わうことができないものだと思います。 Q A 民間企業で働いた経験が教員生活にプラスになっていると思うことはありますか？営業では商品を購入してもらうために、「どのようにすればもっとお客様に満足してもらえるか」考えることを大事にしてきました。私は、学校の授業も同様で、「どのような授業をすればもっと子供たちが考えてくれるか」を追求することが大事だと考えています。そのために、私は授業中に、子供たちに教えたいところや考えて欲しいところを、先に間違って見せたり、隠してみたりすることをよくします。ゼロから正しい答えを導き出すより、間違いを正すことや、隠れたものを見つけ出すことの方が、子供たちは意欲的に考えるようになるからです。社会人で教員を考えられている方へのメッセージをお願いします！今、別の仕事をなさっていて、教員になろうか迷っている方は是非一歩踏み出してみてください。今まで感じられなかった喜びがそこにあります。私の採用選考 Diary ～働きながら受験に臨んだ一年間～学生の時とは違い、帰宅後しか時間が確保できなかったため、受験勉強は１年間計画的に進めてきました。私の場合は帰宅後、次の日に疲れを残さないよう、集中して、毎日１時間勉強していました。１年は長く、途中で何度も諦めそうになりましたが、その都度、教育実習のことを思い出し、教員として現場で働いている友人の話を聞くなどして、モチベーションを上げていました。東京都の１次試験は仙台会場で受験しました。働いていると、休日に試験会場まで往復するのは大変であるため、地方会場で受験することができ助かりました。