PS-X10-100 Keysight N4370A N7744A/45A マルチポート光パワー・メータ連続ロギング・ソフトウェア光パワーをデッドタイムなしに高速測定 − 数十usまでの光パワーの過渡応答測定に最適 − 最小サンプリング間隔 5us！最大チャネル 24ch以上！ Keysight N7744A/N7745Aマルチポート光パワー・メータは、低コスト、高速、マルチポートというテスト要求をこれまでにないコンパクトなサイズで実現しているだけでなく、大容量サンプリング、高ダイナミック・レンジなどの多くの特長を備えています。さらに、高速データ・ロギングでは最大2Mポイントのデータ取得が可能であるとともに、このメモリ領域を分割することにより測定とデータ転送を並行して実行できます。本ソフトウェアは測定とデータ転送を並列して実行させ、光パワーの連続的な時間変動をデッドタイムなしに高速測定（データストリーミング）できます。またオシロスコープのように時間軸でグラフの表示、ソフトウェアトリガ機能、最大最小値の算出、全データの保存等の機能を提供します。過渡的な光パワーの測定 IEC 61300-2-1、2-12、3-28等の規格で振動／衝撃試験が規定されており、光パワーの変動を確認する事は重要な試験の一つです。オシロスコープとOEコンバータを使った従来の試験方法では、ダイナミック・レンジが低く最適なレンジに設定する事が難しく、またOE コンバータの変換効率を事前に校正する必要がありました。一方、光パワー・メータは光パワーを直接測定でき、ダイナミック・レンジは比較的大きく取れますが、データを転送時のデッドタイムが発生、サンプリング速度が遅いため光パワーの早い変動が測定できない、といった問題がありました。 Keysight N7744A/N7745Aマルチポート光パワー・メータと本ソフトウェアを使う事で、最大2Mポイントのメモリ領域を分割し測定とデータ転送を並行して実行でき、従来の光パワー・メータの問題を解消し、光パワーの過渡的な応答を測定する理想的なツールになります。測定メモリAへ保存測定転送測定転送 ……… 測定メモリBへ保存メモリA データを転送測定メモリAへ保存メモリB データを転送測定メモリBへ保存メモリA データを転送 … メモリB データを転送時間従来の光パワー・メータのイメージ：測定とPCへのデータ転送を繰り返す。転送中は測定できない。 … 時間 N774x光パワー・メータと本ソフトウェア使用時のイメージ：メモリ領域を分割し測定とPCへのデータ転送を並列して実行。ソフトウェア主な特長最大チャネル数 24ch以上、最小サンプリング間隔 5us 長時間測定デッドタイムなく測定しようとした場合、適切なチャネル数とサンプリング間隔の設定が必要になりますが、最大24以上のチャネルで同時測定が可能（サンプリング間隔200usの場合）です。1ch の場合、最小5u秒のサンプリング間隔で連続測定が可能です。測定結果（全測定データ）は数GB以上のテキストデータを保存可能（分割保存も可能）です。設定によっては1時間以上データを記録可能です。測定中もグラフ、最大値、最小値を確認可能メモリの切り替え毎にメモリ内のデータを取得・解析しますので、測定中でもその時間までの最小値／最大値等を確認可能です。光パワーの変動を時系列で表示する簡易的なグラフ表示も可能です。 W、dBm、dB表示光パワー・メータの標準的に使われる単位で値を確認でき、直感的にパワーやロスの変動を判断できます。ソフトウェアトリガ（オプション）連続的に測定を続け、特定の光パワーになった場合に測定を止め、その結果を表示させる（ソフトウェアトリガ）機能を追加可能制御ソフトウェア測定結果のイメージ：チャンネル毎にその時間までの最大、最少、その差分などを一覧表示。グラフはロールモード表示。表示チャンネル切り替え可能＊本ソフトウェアには下記の機器が必要です。 − N7744AもしくはN7745A マルチポート光パワー・メータ（Windows® XP CPUデュアルコア2GHz以上、メモリ2GB以上、 − コントローラ用PC 5400rpmのHDD、.netFramework3.5以上、画面解像度1200×768以上） ※ Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。ソフトウェアトリガ例：光パワーの遷移部分等の条件に合った測定結果のみ表示お問い合せ先キーサイト・テクノロジー合同会社本社〒192-8550 東京都八王子市高倉町9-1 受付時間 9：00-18：00（土・日・祭日を除く） TEL 0120-421-345 (042-656-7832) FAX 0120-421-678 (042-656-7840) Email [email protected] www.keysight.co.jp © Keysight Technologies, 2014 Published in Japan, November 25, 2014 5990-7288JAJP 0000-08cS