3PAR StoreServ Management Console 2.0リリースノート

HP 3PAR StoreServ Management Console 2.0
リリースノート
概要
本書の内容は、HP のお客様、パートナー、および HP のフィールド担当者を対象としています。 本リリースノートでは、HP
3PAR StoreServ Management Console 2.0 の機能および修正内容について説明しています。
HP 部品番号: QL226-97782
2014 年 12 月
© Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり、 その保有、使用、または複製には、Hewlett-Packard Company から使用許
諾を得る必要があります。 米国政府の連邦調達規則である FAR 12.211 および 12.212 の規定に従って、コマーシャルコンピューターソフトウェ
ア、コンピューターソフトウェアドキュメンテーションおよびコマーシャルアイテムのテクニカルデータ (Commercial Computer Software, Computer
Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items) は、ベンダーが提供する標準使用許諾規定に基づいて米国政府に使用許諾が付与
されます。
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。 HP 製品、またはサービスの保証は、当該製品、およびサービスに付随する明示的な
保証文によってのみ規定されるものとします。 ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。 ここに含まれる技術的、編集上の誤
り、または欠如について、HP はいかなる責任も負いません。
商標について
Microsoft、Windows、Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012 は、Microsoft Corporation の商標または登録商標です。
本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
Adobe® および Acrobat® は、Adobe Systems Incorporated の商標です。
保証
http://www.hp.com/go/storagewarranty
1.1 説明
本書は、HP 3PAR StoreServ Management Console 2.0 のリリースノートです。 SSMC は、1 つの
パッケージとしてインストールされるスタンドアロン製品です。 この製品は、 [Administrator
Console] とメインコンソールの 2 つのコンソールからなります。 [Administrator Console] を使用
すると、StoreServ システムを追加、編集、および削除できます。 メインコンソールには、追加し
た StoreServ システムを管理するための機能があります。
1.2 製品モデル
サポートされている HP 3PAR StoreServ Storage アレイ
•
7000 シリーズ (HP 3PAR OS 3.1.3 以降)
•
10000 シリーズ (HP 3PAR OS 3.1.3 以降)
SSMC では、最大 16 個のストレージアレイに接続することができます。
1.3 サポートされているデバイス
サポートされている NIC (File Persona 用)
•
HP 3PAR 7000 2 ポート 10GbE File アダプタ (HP 部品番号 E7X96A)
•
HP 3PAR 7000 4 ポート 1GbE File アダプタ (HP 部品番号 E7X97A)
1.4 サポートされているオペレーティングシステム
ハイパーバイザーのゲスト仮想マシン用のオペレーティングシステム
•
Windows 2012 R2
•
Windows Server 2012 および R2 (64 ビット)
•
Red Hat Enterprise Linux 6 (64 ビット)
ハイパーバイザー
•
ESXi 5.1
•
ESXi 5.5
•
Windows 2008 R2 Hyper-V
•
Windows 2012 Hyper-V
物理サーバーおよびワークステーション用のオペレーティングシステム
•
Windows Server 2008 R2 (64 ビット)
•
Windows Server 2012 および R2 (64 ビット)
•
Windows 7 (64 ビット)
•
Windows 8.1 (64 ビット)
•
Red Hat Enterprise Linux 6.x (64 ビット)
•
Red Hat Enterprise Linux 7.x (64 ビット)
1.5 サポートされているブラウザー
SSMC は、以下のブラウザーをサポートしています (64 ビットをお勧めします)。
•
Microsoft Internet Explorer 10 以降
•
Google Chrome 26 以降
•
Mozilla Firefox 21、22 および Extended Support Release (ESR) 17、24、およびそれ以降
1.1 説明
3
1.6 言語
HP 3PAR StoreServ Management Console 2.0 は、以下の言語をサポートしています。
•
英語
1.7 機能
HP 3PAR StoreServ Management Console には、接続されているストレージシステムを管理するこ
とができる、メインメニューがあります。 メインメニューを表示するには、マストヘッドの左側
にある矢印をクリックします。
SSMC には、以下の機能があります。
•
[GENERAL] — ストレージシステムの容量、パフォーマンス、アクティビティ、および状態を
表示します。 また、スケジュールおよびグローバル設定を参照または変更することもできま
す。
•
[BLOCK PERSONA] — CPG、仮想ボリュームセット、仮想ボリューム、ホストセット、および
ホストの作成、編集、および削除を行います。 仮想ボリュームおよび仮想ボリュームセット
のエクスポートおよびアンエクスポート、バーチャルコピーの作成、編集、削除、およびプ
ロモートを行うこともできます。
•
[FILE PERSONA] — File Persona、FPG (ノードあたり最大 32 TB)、仮想ファイルサーバー、ファ
イルストア、およびファイル共有の作成、編集、および削除を行います。 ([File Stores] および
[File Provisioning Groups] は、[Global Settings] で [Advanced file objects] を有効にした場合だ
けメニューに表示されます。) [Persona Configuration]、[Virtual File Servers]、および [File Stores]
のレベルでアンチウイルス設定を構成できます。
重要: この機能を利用できるのは、ファイルサービスをサポートしているシステムだけで
す。 File Persona ライセンスが必要です。
•
[STORAGE SYSTEMS] — システムの編集、位置確認、およびライセンスの追加、コントロー
ラーノード、ドライブエンクロージャー、および物理ドライブの位置確認、およびポート情
報の編集を行います。
•
[SYSTEM REPORTER] — レポートの作成、編集、および削除を行います。 この機能により、可
用性が高い状態で、オンノードサンプリングが提供されます。 ノード障害が発生した場合で
も、HP 3PAR OS は別のノードで System Reporter を自動的に起動するため、データ収集は続
行されます。
•
[REPLICATION] — 作成、編集、削除、開始、停止、同期、ファイルオーバー、回復、およびリ
ストアなどの、Remote Copy グループ操作をサポートします。 SSMC は、1:1 Remote Copy
をサポートします。 その他の Remote Copy 構成には、HP 3PAR Management Console (MC)
または HP 3PAR CLI が必要です。
•
[SECURITY] — StoreServ ユーザー、LDAP、ロール、およびユーザー接続を管理します。
各見出しに対応するウィンドウについての情報は、『HP 3PAR StoreServ Management Console ユー
ザーガイド』の「メインコンソールのクイックツアー」を参照してください。 これらの機能の使
用方法については、『HP 3PAR StoreServ Management Console オンラインヘルプ』を参照してく
ださい。
4
1.6 言語
1.8 修正点
該当なし。
1.9 問題と回避策
System Reporter
•
SSMC System Reporter は、TDVV スペースメトリックをサポートしていません。ただし、Dedup
Store (DDS) のスペースメトリックがレポートに表示されます。
•
リアルタイムの Port レポートには、Host Ports と Disk Ports のみが含まれます。 SSMC 2.0
は、他のポートのタイプをサポートしていません。
•
スケールアウトされた環境では、System Reporter で、パフォーマンスに関連する以下の問題
が発生することがあります。
◦
Create/Edit レポートで [Filter by objects] を使用していると、応答が遅くなります (応答の
ないブラウザーダイアログ)。
◦
環境の規模によっては、レポートの生成にさらに時間がかかる場合があります。
◦
SSMC サーバーとの接続が失われます。
レポートの作成時に上記のような問題が発生しないようにするには、可能な場合は [All] オプ
ションを選択するのではなく、[Filter by objects]、[Filter by rules]、または [Top or Bottom] オプ
ションを使用してください。 また、Chrome ブラウザーの使用をお勧めします。
一般的な問題
問題 ID
問題
説明
106123
SSMC ブラウザーセッション [Administrator Console] または SSMC
がタイムアウトしません。
へのログイン時に、ブラウザーセッ
ションがタイムアウトしません。
116979
Time interval レポートと
Specific time レポートが、異
なるタイムゾーンを使用しま
す。
対処法
ブラウザーセッションを使用し終わっ
たら、ブラウザーを手動で閉じてく
ださい。
Time interval レポートはブラウザーの 要件に基づいてタイムゾーン情報を
タイムゾーンを使用し、Specific time 手動で変換してください。
レポートは HP 3PAR StoreServ のタイ
ムゾーンを使用します。
SSMC ブラウザーのタイムゾーンが
HP 3PAR StoreServ のタイムゾーンと
異なる場合、それぞれのレポートは異
なるタイムゾーンを使用します。
118952
サーバーへの接続が失われた SSMC のアップグレード処理がサー
後、正常に IE セッションを閉 バー接続をクローズするため、Internet
じることができません。
Explorer セッションを正常に終了する
ことができません。
Windows の [タスクマネージャー]
を開き、[Internet Explorer] タスクを
選択します。 [タスクの終了]をクリッ
クし、ブラウザーアプリケーション
を閉じます。
119810
RCFC ポートの初期化アク
RCFC ポート構成をクリアした場合、 -
ションは、まだ利用できませ または RCFC ポートを構成したことが
ん。
ない場合は、次のコマンドを使用する
必要があります。
HP 3PAR CLI (controlport rcfc
init)
または、HP 3PAR Management
Console を使用して、SSMC で構成ま
たは編集を行う前にポートを初期化し
ます。
1.8 修正点
5
問題 ID
問題
説明
対処法
120066
別のノードペア上でのファイ
ルサービスのインストールま
たは構成中に、ファイルサー
ビスオブジェクトの作成が失
敗します。
別のノードペア上でファイルサービス オブジェクトは、インストールまた
のインストールまたは構成を行ってい は構成が完了した後に作成してくだ
るときに、動作中のノードペア上で
さい。
ファイルサービスオブジェクトを作成
しようとすると、次のエラーメッセー
ジが表示されます。
key <key value> not known in
dictionary
6
120219
ファイルサービスのノードペ ファイルサービスのノードペアの削除 詳細情報は、失敗したタスク ID で示
アの削除のアクティビティ詳 時に障害が発生した場合、アクティビ されているアレイタスクの詳細を参
細が不明確です。
ティ詳細には、アレイタスクの障害が 照してください。
示されます。
120329
無効なサブネットマスクで
VFS を作成すると、VFS 作成
アクティビティがタイムアウ
トします。
プロセスは VFS の作成を続けますが、
サブネットマスクは有効なフォーマッ
トに変換されます。 たとえば、
「255.255.255.1」は、
「255.255.255.128」に変換されま
す。 サブネットマスクは、技術的に
有効なフォーマットに変換されます
が、ネットワークにとっては適切でな
い可能性があります。
120332
Create レポートまたは Edit レ
ポートの作成時に、[Report
type] およびその他のオプショ
ンがダイアログから消えるこ
とがあります。
Create レポートまたは Edit レポート [Cancel] をクリックして、ダイアロ
を繰り返し作成すると、[Report type] グを再度開いてください。
およびその他のオプションがダイアロ
グから消え、レポートの生成を続ける
ことができなくなります。
120614
すべての特殊文字がレポート レポート名のツールチップには、ダッ レポート名にダッシュ、ピリオド、
名として受け付けられます。 シュ、ピリオド、およびアンダースコ およびアンダースコア以外の特殊文
アを含む英数字だけをレポート名とし 字を使用しないでください。
て使用できると説明されています。
120768
チャートでプロットされたよ
りも多くのデータポイントが
返された場合、チャートの
ツールチップに表示される時
刻と値が適切ではありませ
ん。
Time interval レポートは、データのグ
ループ化を使用します。 データのグ
ループ化により、一連のデータポイン
トが、グループ化された 1 つのポイ
ントに置き換えられます。 グループ
化されたポイントの各値は、使用され
たすべてのポイントの元の値から計算
されます。 たとえば、(09:49:58,
230.05) および (09:50:03, 289.88)
などの、バックエンドから返された 2
つのデータポイントがあるとします。
チャートに多数のデータが表示されて
いる場合に、この時間間隔の近くにマ
ウスポインターを移動すると、ツール
チップには (09:50:00、
238.7933333333) と表示されます。
実際の値を参照するには、チャート
をズームするか、または下部にある
ズームスクロールバーを使用してく
ださい。
120862
[Edit additional settings] が
チェックされ、ボリューム
セットに [<None>] が選択さ
れると、仮想ボリュームの作
成が失敗します。
[Edit additional settings] がチェックさ
れ、ボリュームセットに [<None>] が
選択されると、[Create Virtual Volume]
アクティビティが Invalid
character < (0x3c) in name な
どのようなエラーで失敗します。
仮想ボリュームを、ボリュームセッ
ト <None> では作成しないでくださ
い。 デフォルトでは、仮想ボリュー
ムはボリュームセットには配置され
ません。
120922
ブラウザーを開いたまま 2 時 ブラウザーを開いたまま 2 時間を超
間を超えると、リアルタイム えた場合、リアルタイムレポートの
レポートでパフォーマンスの UI 応答が遅くなることがあります。
問題が発生します。
121118
ファイルサービスのローカル ファイルサービスのローカルユーザー ファイルサービスのローカルユーザー
のユーザー/グループ名、お 名またはグループ名、またはファイル 名またはグループ名、またはファイ
1.9 問題と回避策
VFS の作成時には、ネットワークに
対して適切な、正しいフォーマット
のサブネットマスクを指定してくだ
さい。
リアルタイムレポートの生成中に
チャートの数を減らしてください。
問題 ID
問題
説明
対処法
よびスナップショットタグ
ストアのスナップショットセットのタ ルストアのスナップショットセット
に、複数のスペースがありま グ名中の単語の間に連続する複数のス のタグ名中の単語の間には、連続す
す。
ペースを使用すると、UI からこのよ る複数のスペースを使用しないでく
うなユーザー、グループ、またはス
ださい。
ナップショットを削除できなくなるな
どの、予期しない動作の原因となるこ
とがあります。
121128
SMB ファイル共有の作成が、 コメントフィールドに二重引用符を入 二重引用符ではなく、一重引用符を
サーバー 500 例外で失敗しま 力すると、サーバー 500 例外が発生 使用してください。
す。
する可能性があります。
121179
作成された Exported Volumes
ライブレポートを編集する
と、オブジェクト選択の最大
限度を超えたというエラー
メッセージがシステムから返
されます。
リアルタイムの Exported Volumes レ レポートを編集するには、手動で目
ポートの生成中、複数のパスを持つオ 的のオブジェクトを追加し、余分な
ブジェクトをユーザーが選択すると、 オブジェクトを削除してください。
生成されたレポートにはすべてのパス
の情報が含まれ、各パスは異なるオブ
ジェクトとして見なされます。 追加
の行が複数組表示されることがあり
(個々が選択されている場合)、凡例を
クリックすることで、必要のない組を
非表示にすることができます。 ユー
ザーが [edit] をクリックすると、リス
トには選択されたオブジェクトが、
ユーザーが選択したよりも多数含まれ
ていることがあり、選択されたオブ
ジェクトの数が結果的に許容限界値を
超え、ユーザーが編集を行うことがで
きなくなる場合があります。
121384
AD を使用すると、2 番目の
ノードペアの追加時に、
Active Directory 認証情報が必
要です。
1 番目のノードペア上で AD を構成
-
し、その後 2 番目のノードペアを追
加する場合は、AD への参加操作が成
功するように、[Configure File persona]
ダイアログに AD のユーザー名とパス
ワードを指定する必要があります。
121517
[Select Template] ダイアログ レポートの生成中、[General] 設定の [Cancel] をクリックして、ダイアロ
に、空の表が表示されます。 下の [Select] をクリックしてテンプ
グを再度開いてください。
レートを選択すると、テンプレートが
表示されないことがあります。
121638
Microsoft Internet Explorer (IE)
を使用すると、マウスクリッ
クに対して反応しなくなりま
す。
ブラウザーの戻るボタンを使用する
表の任意のエントリーまたは別のプ
と、Create または Edit のダイアログ ルダウンメニューを選択してから、
(たとえば、[Create Virtual Volume]) の アクションを再度実行してください。
表示時に、メインメニュー、[Actions]
プルダウンメニュー、および [+ Create]
ボタンが、マウスクリックに対して反
応しなくなります。 この症状は、
[Create User] ダイアログで [Cancel] ボ
タンを選択した後、および [Edit
Password] ダイアログで [OK] ボタン
を選択した後にも発生します。
121641
システムを選択して、[Create
Virtual File Server] ダイアログ
を開くと、ダイアログには選
択されたシステム以外のシス
テムが含まれています。
複数のストレージシステムに接続して
から、その 1 つを選択し、[Create
Virtual File Server] ダイアログを開く
と、ダイアログに別のストレージシス
テムが選択されて表示されることがあ
ります。
121922
複数のノードで一時停止また
は再開をすばやく繰り返す
と、コマンドが失敗すること
があります。
ノードの状態が変更されるのを待たず ノードが一時停止または再開するの
に、複数のノードで一時停止または再 を待ってから、別のノードで一時停
開を行うと、コマンドが失敗すること 止または再開操作を行ってください。
があります。
[Create Virtual File Server] ダイアロ
グのストレージシステムの選択を確
認し、適切なストレージシステムを
設定してください。
1.9 問題と回避策
7
問題 ID
問題
説明
対処法
122001
[File Persona
Configuration]→[Authentication
Settings] が動的にはアップ
デートされません。
[Leave active directory] アクションまた
は [Delete LDAP configuration] アクショ
ンを実行しても、[Authentication
Settings] ページはリフレッシュされ
ず、完了したアクションは表示されま
せん。
SSMC の別のページに移動して、
[Authentication Settings] ページを手
動でリフレッシュしてください。
[Authentication Settings] ページに戻
ると、アレイ上で変更が完了した後
の、リフレッシュされた情報が表示
されます。
122152
SSMC からのファイルサービ VFS およびファイルストアを削除しよ SSMC からすべてのファイルサービ
スの削除が失敗します。
うとすると、失敗します。
スコンポーネントを削除する場合は、
SSMC からファイルプロビジョニン
ググループを削除してください。 こ
れにより、すべての子オブジェクト
が同時に削除されます。
122178
隔離ファイルの移動が成功し ファイルが移動されていても、隔離
ますが、アクティビティは失 ファイルを移動するための [Manage
敗を報告します。
Antivirus Quarantine] の使用によるア
クティビティが失敗を報告することが
あります。 これは、移動されたファ
イルのパーミッションが、移動後に保
持されないことにより発生します。
122205
[Actions] メニューが表示され 左側のリストペインを展開し、[filters] 左側のリストペインを展開しないか、
ないことがあります。
サイドバーまたは [activity] サイドバー 高い画面解像度を使用するか、また
を表示すると、[Actions] メニューは表 はブラウザーのウィンドウサイズを
示されなくなります。
大きくしてください。
122259
グローバル設定で無効にして 2 つのブラウザーウィンドウが開かれ -
も、高度なファイルオプショ ていて、2 つのブラウザーウィンドウ
ンが表示されます。
のうちの 1 つで高度なファイルオブ
ジェクトが有効になっている場合、両
方のウィンドウがその設定を継承しま
す。
122278
レポートが、グローバル設定
([General]→[Settings]) の [Date
& time Format] を読み取りま
せん。
122291
既存のスケジュールを編集す 既存のスケジュールを編集した直後に ブラウザーをリフレッシュして、再
ると、スケジュールタスクの 新しいスケジュールタスクを作成する 度試してください。
作成が失敗します。
と、新しいスケジュールタスクの作成
は失敗します。
122301
[Edit FPG] ダイアログでは、 ファイルサービスのネットワーク情報 -
ノードペア情報を利用できま を構成していない場合は、[Edit File
せん。
Provisioning Groups] ダイアログでは
ノードペア情報を利用できません。
122342
アンチウイルスエンジンのベ
ンダーを、仮想ファイルサー
バーのアンチウイルスポリ
シーから削除できません。
122353
8
エラーが報告されていても隔離ファ
イルが移動されていることを確認し
てください。 確認されたファイルの
パーミッションを調べ、正しいこと
を確認してください。
System Reporter レポートで表示され -
る日付と時刻のフォーマットは一定
で、グローバル設定からは読み取られ
ません。
SSMC では現在、選択されたアンチウ
イルススキャンエンジンのベンダー
を、VFA アンチウイルスポリシーから
削除することはできません。
HP 3PAR CLI を使用して、以下のコ
マンドでベンダーを VFS アンチウイ
ルスポリシーから削除してください。
support.bat を実行する
Microsoft Windows の設定によって
と、.zip ファイルの生成に失 は、support.bat で生成された
敗します。
C:\ProgramData\Hewlett-Packard\
SSMC\support.<date>.zip ファイ
ルを含む C:\ProgramData\ディレ
クトリが隠しファイルになることがあ
ります。
隠しファイルの表示を有効にしてく
ださい。
1.9 問題と回避策
setfsav pol -vendor NA <VFS
name>
Windows 7 と Windows 2008 の場
合:
1. Windows エクスプローラーを開
いてから、キーボード上で [Alt+T]
を押します。
2. メニューから [フォルダーオプショ
ン]を選択します。
問題 ID
問題
説明
対処法
3. [表示]タブを選択します。
4. [詳細設定] の下にある [隠しファ
イル、隠しフォルダー、および隠
しドライブを表示する]を選択し、
[OK] をクリックします。
5. [ProgramData] フォルダーに移動
します。
Windows 8 と Windows 2012 R2 の
場合:
1. ファイルエクスプローラーを開い
てから、[表示] タブを選択しま
す。
2. 画面上部のリボンにある [隠しファ
イル]チェックボックスを選択しま
す。
3. [ProgramData] フォルダーに移動
します。
122480
Port レポートのオブジェクト
選択でファイルサービスポー
トが表示されますが、レポー
トにはデータが含まれませ
ん。
選択されたストレージシステムにファ -
イルサービスが構成されている場合、
Port レポートのテンプレートには
[Filter by Objects] の下にファイルサー
ビスポートが表示されます。しかし、
ユーザーがファイルサービスポートを
選択すると、レポートにデータは表示
されません。
122838
[Create report]/[Edit report] ダ
イアログは、常にブラウザー
のローカルタイムゾーンを使
用します。
HP 3PAR StoreServ Storage System お
よび SSMC ブラウザーが別のタイム
ゾーンを使用している場合、カスタム
タイムレポートの生成中に、HP 3PAR
StoreServ の時刻を直接入力すること
はできません。
HP 3PAR StoreServ の時刻を手動でブ
ラウザーのローカル時刻に変換し、
変換後の時刻をカスタムタイムとし
て入力してください。
122400
関連する FPG をフェイルオー
バー中にアンマウントする
と、VFS/ストア/共有のペー
ジから VFS/ストア/共有が消
え、再表示には手動のリフ
レッシュが必要です。
VFS のページを参照しているときに
FPG がフェイルオーバーすると、
SSMC のファイルストアのページまた
はファイル共有のページでは、その
FPG に対応する VFS、ファイルスト
ア、またはファイル共有がページから
消えます。 消えた項目は、FPG が再
度マウントされても自動的にはリフ
レッシュされません。
別のページに移動してから、VFS、
ファイルストア、またはファイル共
有のページに戻ることで、手動でデー
タをリフレッシュしてください。
122515
ログインできません。エラー SSMC 2.0 UI では、cookie を許可す cookie を有効にするようにブラウ
メッセージには、cookie が有 るようにブラウザーを設定する必要が ザーの設定を調整してから、再度
効でないと示されます。
あります。
SSMC にログインしてください。
123042
SSMC UI を使用して、AD
ユーザーおよび LDAP ユー
ザーをファイルサービスグ
ループへ追加または削除する
ことはできません。
SSMC 2.0 は、UI による AD ユーザー
および LDAP ユーザーのファイルサー
ビスグループへの追加および削除はサ
ポートしていません。ただし、HP
3PAR CLI で実行することはできます。
123066
[Advanced File Objects] セレ
クターにオフが設定されてい
ても、高度なファイルオブ
ジェクトが表示されます。
グローバル設定で [Advanced file
[Settings] に移動して、[Advanced file
objects] セレクターにオフが設定され objects] セレクターを確認してくださ
ていても、高度なファイルオブジェク い。
トが表示されることがあります。
123109
ストレージアレイが不良状態
の場合、SSMC は接続性を維
持することが難しくなりま
す。
同時に多数の SSMC インスタンスを 影響を受ける StoreServ システムおよ
実行して、同じアレイに接続している び SSMC サービスを再起動してくだ
場合、StoreServ は時々接続を中断し、 さい。
SSMC はデータを正しく取り出せなく
HP 3PAR CLI を使用して、AD ユー
ザーおよび LDAP ユーザーをファイ
ルサービスグループへ追加または削
除してください。 UI は、HP 3PAR
CLI によるユーザーの追加または削除
の結果を表示します。
1.9 問題と回避策
9
問題 ID
問題
説明
対処法
なります。 これにより、ログファイ
ル内に多数のエラーが生成されます。
123389
予期しないエラーをサーバー パフォーマンスレポートへのアクセス SSMC をヨーロッパの OS で実行し
[500] から受信しました。
の問題により、未処理のサーバーエ
ている場合は、ロケールに
ラーが UI に送信されます。
US/English を設定してください。
123481
Persona の [Add users] の [Add
additional groups] では、すべ
ての新しいグループが作成さ
れません。
管理者が作成し追加グループリストに この問題を回避するには、以下の操
割り当てたすべての新しいグループの 作を実行してください。
追加に UI が失敗したため、[Create File 1. ダイアログの [Add+] ボタンを使
Persona] タスクが、ユーザーの構成時
用して、ユーザーに追加グループ
に失敗することがあります。
を追加します。
2. [Add new group] ダイアログで、
まず新しいグループを作成しま
す。 [Add additional groups] ダイ
アログで、既存のグループを選択
するラジオボタンを選択します。
123525
FPG に関連する仮想ボリュー
ムセットの名前を変更する
と、FPG の変更時にボリュー
ムが残されてしまいます。
SSMC は仮想ボリュームセットを使用
して、指定されたファイルプロビジョ
ニンググループに関連する仮想ボ
リュームを管理します。 仮想ボリュー
ムセットの名前を変更すると、ファイ
ルプロビジョニンググループの削除時
に、システムは名前が変更されたセッ
トは削除しません。
ファイルプロビジョニンググループ
に関連付けられている仮想ボリュー
ムセットの名前は変更しないでくだ
さい。 仮想ボリュームセットの名前
をすでに変更した場合は、その変更
を、元の名前に変更することで取り
消してください。
123653
ログファイルを収集するため support.bat ツールを実行してログ
の support.bat ツールが応 ファイルを収集すると、内容を zip 化
答しなくなります。
しているときにこのスクリプトが応答
しなくなることがあります。
キーボードで Ctrl+C を押して、
support.bat スクリプトを終了し
てください。 スクリプトを終了して
も、ツールはログを含む zip ファイ
ルを作成します。
123791
support.sh スクリプトが、 一部の状況下では、support.sh ファ .zip 拡張子を付けるようにファイル
<timestamp> ファイルを
イルが、<timestamp> ファイルを
名を変更してください。
.zip 拡張子なしで生成しま .zip 拡張子なしで生成します。
す。
124007
[retention time] と [expiration
date] を編集しているときに、
仮想ボリュームの編集が失敗
します。
124078
ファイルオブジェクトの編集
または作成時に、以下のよう
な障害メッセージが出力され
ます。
同じ値を使用する必要がある場合は、
[retention time] と [expiration date]
を、2 つの別の編集セッションで編
集してください。 [retention time] と
[expiration date] を同じセッション中
に編集するには、異なる値を使用し
てください。
コメントフィールドに特殊文字を指定 コメントフィールドでは特殊文字を
して FPG、VFS、ファイルストア、ま 使用しないでください。
たはファイル共有を作成および編集す
ると、作成または編集が失敗するか、
またはコメントが正しく表示されない
• Failed:
status=500,exception ことがあります。
• Failed: unmatched
open brace in list
• Failed: list element
in braces followed
by "\" instead of
space
• FAILED : Command
contains unprintable
characters:
10
[retention time] および [expiration date]
を同時に同じ値で編集した場合、
SSMC はこの編集を正常に完了するこ
とができません。
1.9 問題と回避策
1.10 前提条件
SSMC をインストールする前に、以下のセキュリティ設定を構成してください。
•
ファイアウォール — 管理対象の StoreServ Storage System と SSMC が通信できるように、イ
ンバウンドの TCP ポート 8443 (デフォルト) をオープンするか、またはインストール時に選
択したポート番号をオープンします。
•
LDAP — 管理対象のストレージシステムを追加する前に、アレイに接続する認証方法として
LDAP サーバーを構成します。ロールマッピングは、super-map、service-map、edit-map、
browse-map、create-map、basic_edit-map、3PAR_AO-map、および 3PAR_RM-map です。こ
れらのロールの説明については、『HP 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイド』
の「グループとロールのマッピングパラメーターの構成」を参照してください。
1.11 インストール手順
SSMC 2.0 は、Microsoft Windows 環境または Linux 環境にインストールできます。
1.11.1 Windows 環境へのインストール
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
最初の GA リリースであるため、ベータ版または以前のリリースの SSMC のすべての既存の
データをアンインストールおよび削除します。
セットアップファイルをダブルクリックして、インストールウィザードを起動します。
[Introduction] 画面を読んで、[Next] をクリックします。
ライセンス契約を受け入れ、[Next] をクリックします。
[Yes] を選択して、既存のデータを保持します。 以前のすべての SSMC データを削除するに
は、[No] を選択します。
インストール先のターゲットフォルダーを選択するか、またはデフォルトのフォルダーを受
け入れ (推奨)、[Next] をクリックします。
ブラウザーがアクセスする SSMC のコンピューター上のセキュアな TCP ポートの番号を入力
するか、またはデフォルトのポート 8443 のままとし (推奨)、[Next] をクリックします。
[summary] 画面に、選択した設定と、インストールに必要なディスクスペースの量が表示され
ます。
8.
これらの設定を受け入れてインストールを続行するには、[Install] をクリックします。 これら
の設定を変更するには、変更する設定を含む画面が表示されるまで、[Previous] をクリックし
ます。
システムがインストールの最低限の要件を満たしていない場合、インストーラーは、エラー
メッセージを表示します。 エラーメッセージについては、『HP 3PAR StoreServ Management
Console 2.0 管理者ガイド』の「Windows でのインストールの問題」を参照してください。
[Installing...] 画面に、インストールの進行状況が表示されます。
インストールの最後に、スクリプトは以下のメッセージを表示します。
If you are using a firewall to protect this system, please ensure that
the inbound SSMC TCP port 8443 is accessible from an outside system
(システムを保護するためにファイアウォールを使用している場合は、外部システムからイン
バウンドの SSMC TCP ポート 8443 にアクセスできるようにしてください)
9. [Next] をクリックしてインストールを完了します。
10. [Done] をクリックして、インストールウィザードを終了します。
1.11.1.1 サイレントインストールオプションの使用
1.
デフォルト以外の設定を使用して SSMC をインストールするには、コマンドプロンプトウィ
ンドウを開き、-r <response file> オプションを使用してインストーラーを実行し、レスポンス
ファイルを生成します。
1.10 前提条件
11
2.
デフォルトの設定を使用して SSMC サービスをインストールするには、コマンドプロンプト
ウィンドウを開き、–i silent オプションを使用してインストーラーを実行します。
手順 1 で生成したレスポンスファイルを使用して SSMC サービスをサイレントインストール
するには、コマンドプロンプトウィンドウを開き、–i silent –f <responseFile> オプ
ションを指定してインストーラーを実行します。
1.11.2 Linux 環境へのインストール
Linux 環境で HP 3PAR SSMC サービスをインストールするには、スーパーユーザーアクセスが必
要です。
1. 最初の GA リリースであるため、ベータ版または以前のリリースの SSMC のすべての既存の
データをアンインストールおよび削除する必要があります。
2. 以下のコマンドを実行して、インストールを開始します。
sh HPSSMC-<version number>-linux-x86_64.bin.HPb
または
以下のコマンドでファイルのパーミッションを変更し、インストールを開始することもでき
ます。
chmod 775 HPSSMC-<version number>-linux-x86_64.bin.HPb
./HPSSMC-<version number>-linux-x86_64.bin.HPb
3.
4.
5.
[Yes] を入力して、表示されているエンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) に同意します。
ブラウザーがアクセスする SSMC のコンピューター上のセキュアな TCP ポートの番号を入力
するか、または [Enter] キーを押してデフォルトのポート 8443 を受け入れます (推奨)。
Summary のメッセージは、選択した設定に加えてインストールに必要なディスクスペース容
量を表示します。この設定を許可しインストールを続行する場合は [Yes] を入力します。キャ
ンセルする場合は [No] を入力します。
システムがインストールの最低限の要件を満たしていない場合、インストーラーは、エラーメッ
セージを表示します。 エラーメッセージについては、『HP 3PAR StoreServ Management Console
2.0 管理者ガイド』の「Linux でのインストールの問題」を参照してください。
1.11.2.1 サイレントインストールオプションの使用
1.
Linux のコマンドを使用して bin.HPb パッケージからファイルを展開します。
sh HPSSMC-2.0.0.10734-linux-x86_64.bin.HPb --tar xv
hpssmc-2.0.0.10734-x86_64.rpm ファイルを展開します。
2.
次の Linux コマンドを実行して製品をインストールします。
chmod 775 hpssmc-2.0.0.10734-x86_64.rpm
rpm –i hpssmc-2.0.0.10734-x86_64.rpm
デフォルトのセキュアなポートを変更する場合は、インストール後に手動で変更する必要が
あります。
3.
インストールが完了後、Linux コマンドを入力してサービスを開始します。
service ssmc start
1.12 関連情報
HP 3PAR Management Console の最新のドキュメントは、HP サポート の Web サイトで入手でき
ます。
入手可能なドキュメントは、次のとおりです。
12
•
『HP 3PAR StoreServ Management Console 2.0 管理者ガイド』
•
『HP 3PAR StoreServ Management Console 2.0 ユーザーガイド』
1.12 関連情報
•
『HP 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイド』
•
『HP 3PAR StoreServ Storage コンセプトガイド』
1.12 関連情報
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