HP 3PAR StoreServオールフラッシュアレイ | IT導入事例 | Latisys社 | HP

よくあるご質問 (FAQ)
オールフラッシュアレイを
選択する際の確認事項
目次
パフォーマンス............................................................................................................................................. 2
アプリケーションに関して、予測可能な一貫したパフォーマンスが必要ですか。 ...................... 2
アプリケーションセットで低遅延が必要ですか。 ............................................................................. 2
「ノイジーネイバー」への対処に役立つサービス品質 (QoS) 制御は
用意されていますか。 ............................................................................................................................. 2
キャパシティとパフォーマンスの拡張性はどの程度重要ですか。.................................................. 2
耐障害性 ........................................................................................................................................................ 2
高可用性 (HA) が必要ですか。................................................................................................................. 2
エンタープライズクラスの機能セットが必要ですか。 ..................................................................... 3
複数のドライブで障害が発生した場合はどうなりますか。 ............................................................. 3
ビジネスで常時稼働が必要ですか。 ..................................................................................................... 3
実現できない約束をするベンダーの製品を使用したいですか。...................................................... 4
効率性 ............................................................................................................................................................ 4
ラック密度や電力消費はどの程度重要ですか。 ................................................................................. 4
パフォーマンスを犠牲にしないデータ節約技術を求めていますか。 .............................................. 4
シンプルな製品が必要ですか。 ............................................................................................................. 4
管理スイート、プライベートクラウド、自動化を検討していますか。 .......................................... 4
仮想マシン (VM) のクローンを定期的に作成する必要がありますか。 ............................................. 4
高い費用対効果が必要ですか。 ............................................................................................................. 5
エコシステム................................................................................................................................................. 6
どのような接続オプションが必要ですか。 ......................................................................................... 6
アプリケーションについてはどう考えていますか。
オープン性と統合はどの程度重要ですか。 ......................................................................................... 6
既存のインフラストラクチャと統合できるアレイが必要ですか。.................................................. 6
サイロの排除を目指していますか。 ..................................................................................................... 6
保証された相互運用性サポートが必要ですか。 ................................................................................. 6
エンドツーエンドのソリューションが必要ですか。 ......................................................................... 7
長期にわたり頼りにできるオールフラッシュアレイのベンダーですか。 ...................................... 7
よくあるご質問 (FAQ) | オールフラッシュアレイを選択する際の確認事項
フラッシュは非常に魅力的なテクノロジーであり、ストレージ分野で注目が集まっています。しかし、多
数の製品が販売されているため、投資するオールフラッシュアレイの選定は簡単ではありません。このホ
ワイトペーパーでは、オールフラッシュのストレージアレイを導入する前に検討すべき事項を紹介します。
お客様ご自身や候補のベンダーについて確認してください。検討事項は4つのカテゴリ (パフォーマンス、
耐障害性、効率性、エコシステム) に分類されています。
パフォーマンス
アプリケーションに関して、予測可能な一貫したパフォーマンスが必要ですか。
仮想化ワークロード、OLTPワークロード、一部の従来型ワークロードでは、高いパフォーマンスレベルだ
けではなく、予測可能な一貫したパフォーマンスが必要とされます。システム全体でのストライピングに
より、HP 3PAR StoreServストレージアレイ内のすべてのドライブにわたって、データを広範に分散できます。
その結果、パフォーマンスとキャパシティが非常に均等に分散した状態になります。ドライブ追加ごとに
パフォーマンスとキャパシティを均等に追加して、アレイを容易に拡張可能です。市販されているオール
フラッシュアレイの大半では、ドライブ追加は大規模に実施する必要があります (ドライブ追加ごとにキャ
パシティを2倍にしなくてはならない場合も存在します)。一方、HP 3PAR StoreServストレージでは、新しい
ドライブをアレイに少量ずつ追加できます。また、オンライン状態で追加できるため、ドライブ追加時に
オフラインにする必要はなく、アレイを退避させる「スウィングキット」も不要です。
アプリケーションセットで低遅延が必要ですか。
用途によってはスピードが重視されます。HP 3PAR StoreServ 7450ストレージはフラッシュ専用に設計され
ており、単にフラッシュドライブを搭載したディスクアレイとは異なります。HP 3PAR Operating Systemに
フラッシュ専用の拡張を加えたことで、HP 3PAR StoreServ 7450は高いパフォーマンスと同時に、ミリ秒未
満の遅延時間を実現しています。高性能ストレージが必要とされる環境に最適なプラットフォームです。
「ノイジーネイバー」への対処に役立つサービス品質 (QoS) 制御は
用意されていますか。
単一階層のストレージを使用すると、管理が大幅に容易になります。しかし、各ドライブが物理的に分離
されていなければ、1つのサービスがすべてのリソースを使用してしまう可能性があります。こうした事態
は、どのような方法で防止できるでしょうか。ファミリのすべてのアレイでサポートされているHP 3PAR Pr
iority Optimizationを利用すれば、サービスのパフォーマンスレベルを確保できるようになります。きめ細か
い制御が可能で、QoS方式の制限をボリュームベースで適用できます。このテクノロジーにより、リソース
の使用を特定のアプリケーションに限定できるため、「ノイジーネイバー」がもたらす混乱を防止し、ビ
ジネスクリティカルサービスのパフォーマンスを確保できます。
キャパシティとパフォーマンスの拡張性はどの程度重要ですか。
オールフラッシュアレイへの投資は、将来へ向けた投資です。そのため、現在のワークロードだけではな
く、将来のニーズについても考慮する必要があります。キャパシティの拡張性に加えて、パフォーマンス
の拡張性も検討してください。
HP 3PAR StoreServストレージでは、キャパシティとパフォーマンスを個別に拡張可能です。8個のソリッド
ステートドライブ (SSD) から開始し、ビジネスの成長や要件の変化に合わせて、新しいドライブやシェルフ
をアレイに追加できます。他のプラットフォームとは異なり、ドライブを一括で追加する必要はなく、ド
ライブを満載した状態でシェルフを追加する必要もありません。
HP 3PAR StoreServ 7450アレイは、単一のアレイ内に2個のコントローラーで開始し、4個のコントローラー
と240台のSSDまで拡張できます。容量としては、460TB以上のraw容量と1.3PBの使用可能容量まで拡張可能
です。また、HPのストレージフェデレーション機能により、複数のHP 3PAR StoreServアレイを連携させる
と、迅速かつ簡単にアレイ間でボリュームを移動できます。移動はオンライン状態で実施でき、データ移
行プロセスは必要ありません。
耐障害性
高可用性 (HA) が必要ですか。
オールフラッシュアレイにはさまざまな製品がありますが、耐障害性の高い製品ばかりではありません。
アップタイムを保証できるオールフラッシュアレイが必要な場合は、この点に特に注意する必要がありま
す。
HP 3PAR StoreServストレージアレイは、ハードウェア/ソフトウェアの冗長性とフォールトトレランスを提
供し、豊富なHA機能も備えています。 この特長は、オールフラッシュアレイだけではなくプラットフォー
ム全体に当てはまります。 「Mesh-Active」と呼ばれるアクティブ/アクティブコントローラー設計により、
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すべてのコントローラー間でワークロードを共有することで、管理オーバーヘッドのない予測可能なパ
フォーマンスと極めて優れたフォールトトレランスを実現します。
これらのメリットは、オールフラッシュのHP 3PAR StoreServ 7450などのクアッドノードシステム以外でも
利用できますが、クアッドノードシステムでは2コントローラーよりも高い耐障害性を実現できます。また、
HPはHP 3PAR Get 6-Nines Guaranteeプログラムを通じて、お客様が99.9999%のアップタイムを維持できるよ
うにサポートします。対象となるのは、オールフラッシュのHP 3PAR StoreServ 7450アレイを含む、すべて
のクアッドノードHP 3PAR StoreServシステムです。
このテーマについては、詳細な情報が公開されています。まず、テクニカルホワイトペーパー『HP 3PAR St
oreServ Storage: designed for mission-critical high availability (HP 3PAR StoreServストレージ: ミッションクリティ
カルな高可用性を実現する設計)』をご覧ください。
エンタープライズクラスの機能セットが必要ですか。
スナップショット、複製、プラットフォーム統合などの機能は備わっていて当然と思えるかもしれません。
しかし、オールフラッシュアレイのプロバイダーによっては、現時点で対応していない場合や、追加製品
が必要になる場合が少なくありません。
HP 3PAR StoreServ 7450アレイは、StoreServ 7000シリーズ/10000シリーズのディスクベースアレイと共通す
るアーキテクチャー、OS、豊富なデータサービスを使用しているため、次のようなエンタープライズクラ
スの機能を提供できます。
• HP 3PAR Virtual Copyスナップショットテクノロジー
• HP 3PAR Remote Copy複製
• HP 3PAR Peer Persistenceによる自動化された透過的なサイトフェイルオーバー
• 完全に仮想化され、システム全体でストライプ化されたアレイ
• HP 3PAR Peer Motionによるアレイ連携
• 機能の豊富なレポートスイート
• 実績あるプラットフォーム/アプリケーション統合
• EMCおよびHP EVAアレイからのオンラインインポート
• HP 3PAR Persistent CacheおよびPersistent Ports
• HP 3PARシンテクノロジーによるデータ圧縮
• Microsoft® System Center Operations Manager (SCOM)、HP OpenStackなどのサポート
HP 3PAR StoreServアーキテクチャーの詳細については、テクニカルホワイトペーパーをダウンロードしてご
確認ください。
複数のドライブで障害が発生した場合はどうなりますか。
2台のドライブで同時に障害が発生すると、ほとんどのアレイではデータを保護できません。しかし、HP 3
PAR StoreServアレイは完全に対応できます。HP 3PAR StoreServストレージは自律的な設計のため、自己修復
が可能です。クアッドコントローラーアレイでコントローラー障害が発生すると、キャッシュが代替コン
トローラーに残り、コントローラー障害時に一般的に使用されるライトスルーモードにならないようにし
ます。
プラットフォームのRAID実装が備えている仮想化の性質により、ドライブの障害時には消失したデータの
みが再構築され、その他のデータや未使用部分は再構築されません。システム全体のスペアリングによっ
て、データは各ドライブのキャパシティを使用して再構築されます。この2つの機能が連携することで、再
構築時間が大幅に削減され、管理者が介入しなくても最小限の時間でアレイを保護された状態に戻せます。
また、システム全体のスペアリングを使用すると、アレイパフォーマンスに寄与しない「ホットスペア」
ドライブが不要になります。
ビジネスで常時稼働が必要ですか。
エンタープライズ以外のお客様にも、常時稼働のサポートが必要になっています。スマートフォンやリ
モートアクセスの登場によって、ユーザーは時間や場所を問わずに作業環境にアクセスできることを期待
するようになりました。HP 3PAR StoreServストレージは、常時稼働環境のサポートを目的に基礎から設計さ
れており、中断を伴わないファームウェアアップグレードおよびキャパシティ/パフォーマンスアップグ
レードが可能です。HP 3PAR StoreServストレージを配備すれば、ドライブのアップグレード中でも、生産性
を落とさずに業務を継続できます。また、このプラットフォームはアクティブ/アクティブアーキテク
チャーを採用しているため、システムパフォーマンスに寄与しないコントローラーをサポート (電力供給/
冷却/収容) する必要がなくなります。
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よくあるご質問 (FAQ) | オールフラッシュアレイを選択する際の確認事項
実現できない約束をするベンダーの製品を使用したいですか。
オールフラッシュアレイのベンダーは、実現できていない機能をアピールする場合があまりに多くありま
す。たとえば、フェデレーション、複数のドライブ障害に対するデータ保護、オンラインアップグレード、
実際には達成できない重複排除率、設置面積削減の約束などです。一方、HPは実現できない内容を主張し
て注目を集めるような手段は取りません。そのため、HPの主張の多くは、HP 3PAR Get 6-Nines Guaranteeプ
ログラムなどの保証で裏付けられています。オールフラッシュのHP 3PAR StoreServストレージアレイに備
わっているすべての耐障害性機能は、ラボでのテストに加えて、何年にもわたり本稼働環境で使用されて
いるため、有効性が保証されています。HPの約束には、すべて根拠があります。
効率性
ラック密度や電力消費はどの程度重要ですか。
高密度のフラッシュドライブを使用すれば、スペースや消費電力を削減できることは広く知られています。
しかし、HP 3PAR StoreServストレージでは、さらなる削減が可能です。専用チップのHP 3PAR ASICにより、
特定の機能 (RAIDパリティ計算、シンプロビジョニング、シンデデュプリケーションなど) がワイヤース
ピードで実行されます。そのため、HP 3PAR StoreServアレイは複数の汎用プロセッサーや大量のRAMを使用
せずに、オールフラッシュアレイのパフォーマンスを実現できます。これにより、密度が高まり、消費電
力/熱出力/物理スペース要件を削減できます。
パフォーマンスを犠牲にしないデータ節約技術を求めていますか。
ストレージへの投資から高い成果を上げる最善の方法の1つは、キャパシティへの投資を最大限に活用する
ことです。これはフラッシュの場合に特に重要です。このような理由から、デデュプリケーションなどの
データ圧縮機能は、オールフラッシュアレイの選択時に重要な要素となります。
HP 3PAR StoreServストレージアレイは、HP 3PAR ASICを活用して、高性能なシンデデュプリケーションと
オーバーヘッドのないシンプロビジョニングを実現しています。HP 3PAR ASICには、インラインデデュプリ
ケーションやゼロブロック検出メカニズムが備わっています。このソリューションでは、ハードウェアと
ソフトウェアの機能を組み合わせることにより、データ圧縮技術で発生する場合が多いパフォーマンス
オーバーヘッドなしで、使用可能容量を増やせます。また、HP 3PAR StoreServアレイは仮想化されているた
め、シンデデュプリケーションはボリュームベースで有効化/無効化できます。この作業はオンラインで実
行でき、サービスの中断を伴いません。
シンプルな製品が必要ですか。
用途によってはスピードが重視されませんが、フラッシュテクノロジーのメリットはスピードだけではあ
りません。ディスクベースのアレイでさえ、複雑になる場合があります。複数のドライブタイプや「自動」
階層化を利用する一部のテクノロジーは、メリットよりも管理の煩雑さをもたらす可能性があります。HP
3PAR StoreServストレージは、自律的な機能セット (自己修復、ワイドストライピングRAID、ポリシーベース
の管理、ホスト/ボリュームセット、革新的なレポート機能など) によりシンプルな管理を実現します。た
とえば、オールフラッシュのHP 3PAR StoreServ 7450は、あらゆるストレージニーズに対応する単一階層の
ストレージの採用により、シンプル化を実現しています。業界をリードする管理機能を備え、シンプルで
拡張性も高いHP 3PARアーキテクチャーと比較すると、複雑なスケールアウトソリューションの魅力は色あ
せて見えます。
管理スイート、プライベートクラウド、自動化を検討していますか。
HP 3PAR StoreServテクノロジーには、REST (Representational State Transfer) アーキテクチャーをベースとする、
機能の豊富なRESTful APIが含まれています。RESTful APIにより、自動化プラットフォームとのシームレスな
統合が可能になります (HP OneView、HP Cloud Service Automationツールセット、OpenStack、Microsoft SCOM、
VMware® vCenter Operations Management Suite、Veeam Backup & Replicationなど)。また、管理者がスクリプト
を作成してアレイのあらゆるタスクをスケジュール設定できる、完全なスクリプティング環境も提供され
ます。
仮想マシン (VM) のクローンを定期的に作成する必要がありますか。
VMware vSphere Storage API - Array Integration (VAAI) のサポートにより、一部のアレイはXCOPYを扱えます。ク
ローンワークロードをアレイに移行することで、フロントエンドワークロードは削減できますが、同一の
バックエンドワークロードを実行する必要があります。
HP 3PAR StoreServアレイは、XCOPYとともに重複排除に対応しているため、データのクローン時にフロント
エンドだけではなくバックエンドのIOPSも削減できます。これにより、アレイはXCOPYの実行中に各ブロッ
クの重複排除を行う必要がなくなるため、VMやボリューム全体のクローン作成時間を大幅に短縮できます。
また、Virtual Desktop Infrastructure (VDI) デスクトッププールの再構成や再構築にかかる時間を大幅に短縮で
きます。
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よくあるご質問 (FAQ) | オールフラッシュアレイを選択する際の確認事項
高い費用対効果が必要ですか。
HP 3PAR StoreServストレージアレイは、単にSSDを後付けしたブロックアレイではありません。その1例を
ご紹介します。オールフラッシュアレイに広く使われているeMLC (enterprise MLC) ドライブは、公表されて
いる値よりも30%多い容量を持っている場合が一般的です。しかし、その容量はスペアリングやガベージ
コレクションなどに使用されるため、「隠され」ています。SSDの寿命延長という役割を果たしていますが、
アレイが利用することはできません。一方、cMLC (consumer MLC) の場合は、寿命が短くなる可能性が高い
と認識した上で、予備の容量を5~10%にしています。ベンダーによっては、独自のガベージコレクション
を実行するため、アレイのドライブの容量を20%隠します。一方、HPが実装しているAdaptive Sparingテクノ
ロジーでは、cMLCドライブ上のスペースを予約し、ガベージコレクション用にドライブに戻します。ドラ
イブ障害が発生すると、(必要になった場合のみ) このスペースがSSDから回収され、故障したドライブの
データの保管に使用されます。故障したドライブが交換されると、スペースがガベージコレクション用にS
SDに戻されます。この仕組みにより、HP 3PAR StoreServアレイはcMLCドライブの寿命を延長すると同時に、
ドライブの使用可能容量を20%増やすことができます。また、ガベージコレクションの実行時に、ドライ
ブを故障として扱う必要がなくなります。 寿命に関しては、HPはすべてのHP 3PAR StoreServ SSDに5年間保
証を提供し、故障やメディアの消耗から保護しています。アーキテクチャーのフラッシュ最適化の詳細に
ついては、テクニカルホワイトペーパー『HP 3PAR StoreServ Storage: optimized for flash (HP 3PAR StoreServス
トレージ: フラッシュに最適化)』をご覧ください。
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よくあるご質問 (FAQ) | オールフラッシュアレイを選択する際の確認事項
エコシステム
どのような接続オプションが必要ですか。
アレイによっては、複数の接続オプションをサポートしていない場合があります。オールフラッシュのHP
3PAR StoreServ 7450は、最大24個の8Gbファイバーチャネル、最大8個の10Gb iSCSIまたはFibre Channel over Et
hernet接続をサポートしており、接続のニーズに合わせた真のマルチプロトコルサポートを提供します。複
製は1Gb IP接続またはファイバーチャネル接続を使用して実行されます。ゲートウェイやストレージルー
ターは不要です。ホストOSのサポートはどう考えていますか。Windows®やLinux®のホストOSに加えて、U
NIX®も実行していますか。また、お客様のフラッシュアレイは、これらのOSや関連するバージョンをサ
ポートしていますか。HBAやスイッチとの相互運用性はどう考えていますか。
アプリケーションについてはどう考えていますか。オープン性と統合はどの程
度重要ですか。
特に新規参入ベンダーのオールフラッシュアレイの場合、アプリケーション統合が困難な可能性がありま
す。HP 3PAR StoreServ 7450ストレージは、複数のプラットフォームとの緊密な統合を実現しています。た
とえば、HP 3PARテクノロジーは、既存のVMware vSphere Suiteと適切に統合できます。さらに、HPはVMwar
e vSphereパートナーとしてVMwareと緊密に連携し、VMware Virtual Volume (VVol) を開発しており、vSphere 6
のリリース初日からVVolテクノロジーをサポートします。
HP 3PAR StoreServストレージは、Microsoft Hyper-VおよびSCVMM/SCOM、Microsoft ExchangeおよびSQL、Oracle、
SAP® LVMも完全にサポートしています。また、HP 3PAR StoreServソリューションはVeeam Backup & Replicati
onと緊密に統合できるため、アレイスナップショットからのバックアップ/リカバリが強化されます (これ
はデータリカバリに関して見過ごされやすい部分です)。
HPはオープン性を重視しているため、HP 3PAR StoreServアレイではHP OpenStack Cinderを完全にサポートし
ています。実際に、HPは単独の企業としてOpenStackプロジェクトに最も貢献しています (ファイバーチャ
ネルアレイのサポートの追加など)。
既存のインフラストラクチャと統合できるアレイが必要ですか。
HPはストレージだけでなくサーバーやネットワークも提供しているため、HP 3PAR StoreServストレージは
既存のHP環境にシームレスに統合できます。フラットSANのサポートにより、HP 3PARテクノロジーをHP Bl
adeSystem c-Classブレードと組み合わせることで、SANファブリックの削減や除去が可能になります。管理
とパフォーマンスが改善すると同時に、初期コストと総所有コスト (TCO) の削減にもつながります。 HP 3PA
Rテクノロジーは、サードパーティのインフラストラクチャでも完全にサポートされています。
サイロの排除を目指していますか。
オールフラッシュアレイを配備する際に注意が必要なのは、高性能/低遅延のシステムによってストレージ
サイロが短期間で生み出されてしまう点です。これは、コンバージェンス、統合、リソース共有という大
きな目標とは相いれません。
HP 3PAR StoreServストレージファミリで最も基本的なモデルは、ミッドレンジの7200アレイです。その上
に、クアッドコントローラー対応の7400やオールフラッシュの7450があり、ハイエンドの10000シリーズ
は最大8ノードに対応できます。これらすべてのシステムで同一のOSと管理インターフェイスが使用されて
おり、豊富な機能を同じように利用できます。単一のプラットフォームですべてを実行でき、オールフ
ラッシュシステムとハイブリッドシステム/HDDのみのシステムとをシームレスに統合することも可能です。
すでにHP 3PAR StoreServを使用している場合は、既存のHP 3PAR環境にオールフラッシュのHP 3PAR StoreSer
v 7450をシームレスに統合でき、HP 3PAR StoreServファミリの他のすべてのモデル間で連携と複製が完全に
サポートされるようになります。
保証された相互運用性サポートが必要ですか。
HP 3PAR StoreServアレイは、テスト/サポート済みのハードウェア (HBA、スイッチなど)、ファームウェアリ
ビジョン、ソフトウェアスタック (Microsoft Windowsパッチのリビジョンなど) を含む完全なサポートマト
リックスを備えています。動作と保護について、完全にテストされ保証されたソリューションを提供しま
す
。
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よくあるご質問 (FAQ) | オールフラッシュアレイを選択する際の確認事項
エンドツーエンドのソリューションが必要ですか。
オールフラッシュアレイを備えた、真のエンタープライズクラスのエンドツーエンドソリューションを提
供できるのはHPだけです。HPはストレージ、サーバー、SANファブリック、ネットワーク、ハイパーバイ
ザー、アプリケーション、バックアップを含むソリューションを単一ベンダーで提供できます。このソ
リューションにより、お客様のビジネスで必要な動的機能と高可用性 (HA) 機能を提供します。また、一元
的な対応窓口や、データセンター全体にわたる統合されたサポートを提供できるのもHPのみです。
長期にわたり頼りにできるオールフラッシュアレイのベンダーですか。
HP 3PARテクノロジーは、他社に買収される、根本的に変更される、完全に消滅してしまうなどの心配があ
りません。しかし、他のオールフラッシュアレイのベンダーに関しては、こうした心配が付きまといます。
また、オールフラッシュのHP 3PAR StoreServアレイがベースとしているテクノロジーは、成熟した信頼性の
高い実績あるテクノロジーであることに加え、エンタープライズやサービスプロバイダーでも導入され、
数千の企業のクリティカルインフラストラクチャをサポートしています。 HP 3PARの製品と比較すれば、実
績のない製品や無名企業の製品を購入する理由はありません。
詳細情報
hp.com/jp/StoreServ
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ますのでご了承ください。
必要に応じて、商標に関する表記を記載
4AA5-5146JPN、2014年10月