ヘラキャストＩ Ｑ 問診表 １ 電源が入らない ２ ｌ ｏｗ ｖａｃｕｕｍ ｃｏｎｔ ｒ ｏｌ ｐｒｅｓｓｕｒｅ−ａｉ ｒ エラー ３ ｓｌ ｏｗ ｐｕｒｅｓｓｕｒｅ ｂｕｉ ｌ ｄ ｕｐ ｌ ｏｗ ａｉ ｒ ｐｕｒｅｓｓｕｒｅエラー ４ ｗａｔ ｅ ｒ ｆ ｌ ｏｗ エラー ５ ｃｈａｍｂｅｒ ｏｐｅｎ エラー ６ ｃｈｍｂｅｒ ｍｏｖｅｍｅｎｔ エラー ７ ｅｘｃｅｓｓ ａｉ ｒ ｐｕｒｅｓｓｕｒｅ エラー １ 電源が入らない 本体に電源が供給 されている。 NO ブレーカーが落ち ていないか確認 Yes メインスイッチの出 力側に２００Vが出 ている。 NO メインスイッチ交 換 ＊パーツ交換法1参照 Yes 弊社CSへご連絡く ださい。 ２ low vacuum control pressure-airエラー 本体に圧力が供給 されている。 NO コンプレッサーを 確認 Yes 真空ポンプオイル は汚れていない NO 真空ポンプオイル 交換 Yes 逆流防止弁が汚れ ている Ｙｅｓ 逆流防止弁清掃 または交換 Ｙｅｓ 真空ポンプは回転 する。 NO Ｙｅｓ NO 弊社CSへご連絡く ださい。 弊社ＣＳへ御連絡 下さい チャンバーOリング 交換/Uボルト調 整。 ＊ パーツ交換法4，5参照 NO VPVB（電磁弁ブ ロック）内が汚れて いる。 NO ＊ パーツ交換法 2参照 Ｙｅｓ チャンバーより真空 が漏れる。 ポンプヒュズ断線 （Ｆ７，Ｆ８）３Ａ交換 Ｙｅｓ VPVB（電磁弁ブ ロック）清掃 ＊ パーツ交換法6参照 ピストンバルブの パッキン劣化確認 交換 ３ slow puressure buil up low air puressureエラー （エアーの流量が少ないまたは、圧力が低い時に出ます） 本体への圧力が５ 気圧以上供給され ている。 NO コンプレッサーを確 認 Ｙｅｓ エアー開放 Yes ラボ室エアーコック が半開きになって いる（流量不足） NO VPVB（電磁弁ブ ロック）内が汚れて いる。 Ｙｅｓ VPVB（電磁弁ブ ロック）清掃 ＊ パーツ交換法6参照 NO 弊社CSへご連絡く ださい。 弊社CSへご連絡く ださい。 ４ water flowエラー 冷却水の水量が規 定内にある。 NO 冷却水補充 NO 弊社ＣＳへ御連絡 下さい パーツ交換法１ 参照 Yes 水流ポンプは回転 している。 Yes 水量基準 （この基準値外にwater flow発生） ＬＥＶＥＬ１ >２００ ＬＥＶＥＬ２ >４００ ＬＥＶＥＬ３ >４００ サービステストプログラム起動 サービスモード 水量確認 Yes 逆流防止弁目詰ま り Yes 逆流防止弁交換 または除去 NO 水ホースがくびれ ている NO 弊社CSへご連絡く ださい。 Yes 水ホース交換また は手直し。 ５ chamber openエラー Uボルトが緩い Yes NO チャンバー用リミッ トスイッチ（前）は動 作している。 Uボルト締め付け 調整 ＊ パーツ交換法６参照 NO 弊社CSへご連絡く ださい。 NO 弊社CSへご連絡く ださい。 Yes リミットスイッチ（後 ろ）は動作してい る。 Yes 弊社CSへご連絡く ださい。 ６ chamber movementエラー serviceモードを立 ち上げます。 Adjustを選択しま す。 Basic postionの Preset値とActual 値が１５以内 Yes 弊社CSへご連絡く ださい。 NO Preset値とActual 値を１５以内に調整 ＊ サービステストプログラム起動 ７ excess air pressureエラー 本体への圧力が7 気圧以上供給され ている。 Yes 補助タンクのエアー ＊ 補助タンク５∼７気圧 出力を７気圧以下 に設定。 NO VPVB（電磁弁ブ ロック）内が汚れて いる。 NO 弊社CSへご連絡く ださい。 Yes VPVB（電磁弁ブ ロック）清掃 ピストンバルブの パッキン劣化確認 ヘラキャスト I Q パーツ交換マニュアル 準備 本体カバーの開け方 １ メインスイッチ交換 ２ 真空ポンプヒューズ交換 ３ 逆流防止弁交換 ４ チャンバーO リング交換 ５ Ｕボルト調整 ６ バキュームプレッシャブロックのフィルター交換 添付資料 エラーメッセージリスト 添付資料 サービステストプログラム起動法 Ａ 通常点検時 Ｂ 故障時 Ｃ マニュアルモード 準備 本体カバーのはずし方 ① 本体カバーのネジ、前面部４本、側面部各６本、上面部４本計２０本をはずす ② 前面右下部はアース線が接続されているので、注意する。 本体カバー アース線 １ ① ② メインスイッチの交換 本体カバーを開ける。 作業しやすくする為、操作パネル上側ネジをはずし、前に倒す。 準備 本体カバーはずし方 参照 操作パネル ③ メインスイッチ裏側の、赤いロックノブを解除する。 ロックノブ ④ ノブを倒すとメインスイッチは２つに分割できる。 ⑤ スパナで、固定リングをはずす。 固定リング ⑥ 固定リングをはずすと、つまみ部が抜ける。 ⑦ ネジを緩め配線をはずす。 ＊ 配線をはずす時は、必ずメモをし 間違わないようにする。 ⑧ 新しいメインスイッチと交換する。 ⑨ 元通りに配線し、装着し直し完了 アドバイス 導通試験 テスター抵抗レンジにて上側（下記写真）両サイド、下側両サイド 測定する。 正常ならば、スイッチＯＮ時 導通、スイッチＯＦＦ時 導通なし。 ２ ① ② 真空ポンプヒューズの交換 本体カバーをはずす。 カバーをあけると右側前部にヒューズ基板がある ＊ 本体カバーのはずし方は 「準備 本体カバーはずし方」 参照 ヒューズ基板 ③ ④ 奥側 Ｆ７、Ｆ８ ヒューズ２本が真空ポンプ用ヒューズです。 新しいヒューズと交換します。 ヒューズは ヒューズは ３Ａ タイムラグ型 真空ポンプリレー 真空ポンプヒューズ（Ｆ７，Ｆ８） ３ ① ② ③ ④ 逆流防止弁の交換 本体カバーをはずす。 逆流防止弁は真空ポンプホースに装着されている。 ８ｍｍチューブより逆流防止弁を取り外す。 新しいのと交換する。 逆流防止弁 ＊ ＊ 方向性に注意 逆流防止弁には エアーの流れの⇒が銘記されてい る。ポンプ側を⇒の方向にする。 写真右側のように、黒ずむと目詰まりし Ｌｏｗ Ｖａｃｃｕｍエラーが出る。 定期に清掃または交換する。 目詰まりの逆流防止弁 ４ ① ② チャンバーO リングの交換 古いＯリングをはずす Ｏリングの溝を清掃する ＊ Ｏリングにシリコングリース等塗布し 作業しやすくする。 ③ 新しいＯリングを溝にはめ込む ア 最初に数点固定するとバランスがよい イ 外側を最初入れ、次に内側の溝を−ドライバー等利用しはめ込む。 アドバイス 応急処置として、 自転車パンク補修材（ホームセンター）を 利用するとよい。 ５ U ボルトの調整 チャンバー蓋のロック強さの調整を行なう。 ① ② 支軸の両サイドのボルトをスパナで位置調整 ボルト右方向 ロックがゆるくなる ボルト左方向 ロックが硬くなる 下側もあるので上下均等にバランスよく固定する ＊ Ｕボルト寿命 ５万回または５年使用で交換する 上側ボルト 下側ボルト ６ バキュームプレッシャーブロックのフィルター交換 バキュームプレッシャーブロック内部のフィルターは必ず１年に１回ごとに交換して下さい。 ① 本体に圧力がかからぬよう、途中でエアーを遮断するか、エアーを抜いてください。 ② 本体カバーの無塗装ネジ１８本（前面３本、上面３本、左右側面の各６本）を外します。 ③ 本体カバーを取り外し、カバー前面裏側のアース線を抜きます。 作業前に必ず本体に圧力が掛からないよう、 エアーを遮断しておいてください。 ④ バキュームプレッシャーブロック上部にある六角ネジ６本を外します。 ⑤ バキュームプレッシャーブロック上部の蓋を外します。 パッキンを紛失しないよう注意してください パッキン(小) ３個 バキュームプレッシャーブロックの蓋を外す とき上蓋に付着したパッキンを紛失しないよ う注意してください。 リード線を断線させないように注意してくださ い パッキン(大) ５個 ⑥ パッキンとフィルター類を取り外します。 フィルターセット ピストンバルブ ラインフィルター ⑦ ピストンバルブを取り外します。 ピストンバルブ上部のくぼみに六角レンチ等を差込んで引っ掛けるようにして引き上げると 簡単に抜き取ることができます。 ⑧ ピストンバルブを取り外し後、柔らかいウエスで汚れをふき取り、潤滑材（シリコングリス）少量 塗布しておきます。 ピストンバルブを取りはずときには、差し込ま れている順番に注意してください。 左 側 中 央 右 側 ⑨ バキュームプレッシャーブロックの内部を柔らかいウエスを用いて清掃を行います。 清掃後、潤滑材（シリコングリス）を薄く塗布します。 ⑩ 清掃後、新品のフィルターセットとラインフィルターを取り付けます。 フィルターセット ラインフィルタ ー ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ピストンバルブを取り付け位置を間違えないよう装着します。 パッキンを元の位置に取り付けます。 バキュームプレッシャーブロックの上蓋を正しい位置の戻し、六角ボルトを均等に締めこんでください。 本体にエアーを接続し真空・加圧をチックし完了です。 チェック バキュームプレッシャーブロックからエアー漏れが ないかチェックしてください。 エアー漏れがある場合、パッキンの脱落・損傷・六 角ボルトの緩みが考えられます。 添付資料 エラーメッセージ リスト １ 現 象 ｌ ｏｗ ｖａｃｕｕｍ ｃｏｎｔ ｒ ｏｌ ｐｙｅｓｓｕｒｅ−ａｉ ｒ ｓｌ ｏｗ ｐｒｅｓｓｕｒｅ ｂｕｉ ｌ ｄ ｕｐ エラーメッセージ ｅｎｅｌ ｇｙ ｃｏｎｔ ｒ ｏｌ 推定原因 ａ 本体に圧力が全くかかって ない ｂ 真空ポンプの引きが悪い またはポンプが作動して いない 処置内容 圧力系統チェック ｃ その他 ａ 圧力が低い 逆流防止弁、他 ５∼７気圧設定 ｂ エアーの流量が足りない エアー配管チェック ｃ その他 その他 ａ ｍａｘ ｐｏｗｅｒ ２０００ｗで 2 分以上高周波発振している メタルの量、形態、位置確 認 ｂ その他 5 分間冷却後、電源を OFF し再度入れ直して下さ い ａ 圧力が高すぎる ５∼７気圧設定 ｂ その他 他 真空ポンプオイル交換 真空ポンプ交換 ポンプヒューズ交換 ｅｘｃｅｓｓ ａｉ ｒ ｐｒｅｓｓｕｒｅ ｃｒｕｃｉ ｂｌ ｅ ｃｏｎｔ ｒ ｏｌ 黒鉛るつぼ寿命 または 入っていない。 黒鉛るつぼ交換時期です ａ 黒鉛るつぼ寿命 または 入ってない 黒鉛るつぼ交換時期です ｂ その他 オシレーター周辺の電気 的故障 ｐｏｗｅｒ ｐｒｅｓｅｔｄｅｖｉ ａ ｔ ｉ ｏ ｎ １ 現 象 ｗａｔ ｅ ｒｆ ｌ ｏｗ 推定原因 ａ 水ポンプ劣化 処置内容 水ポンプ交換 マニアルテストで水流値 ＬＥＶＥＬ１、２、３が基準値 以下になっている LEVEL1＜２００ LEVEL2＜４００ LEVEL3＜４００ ｂ 水センサーまたは水センサ 水センサーコネクター ーコネクター接触不良 接触不良? 補修 エラーメッセージ （水ポンプ回転⇒水流値 が０ｍｌ になっている場合） ｃ その他 ｃｏｏｌ ｉ ｎｇ ｌ ｉ ｑｕｉ ｄｔ ｅ ｍｐ ｔ ｏｏ ｈｉ ｇｈ ｃｏｏｌ ｉ ｎｇ ｌ ｉ ｑｕｉ ｄｔ ｅ ｍｐ ｔ ｏｏ ｌ ｏｗ ａ オシレーター水温が高い b 他 a オシレーター流入水温が １０? 以下である。 警告 １０℃以下 エラー ５℃以下 （ソフトｖｅｒ 。 ０１０３００００ 以前は、 ｃｏｏｌ ｉ ｎｇ ｌ ｉ ｑｕｉ ｄ ｔ ｏｏ ｈｉ ｇｈ と表示） b他 ｔ ｅ ｍｐ ｓｅｎｓｏｒ ｄｅｆｅｃｔ 温度センサーが故障のとき 温度表示は常に〇? となる （水センサー交換または 清掃） 逆流防止弁交換、除去 他 冷却水確認 温度センサー清掃または 交換 他 温まるまでセルフテストを 繰り返してください。 水温が上がります 室温を上げてください 他 ＣＳにご連絡ください 温度センサー交換 エラーメッセージ １ 現 象 ｃｈａｍｂｅｒ ｏｐｅｎ 推定原因 ａ チャンバーリミットスイッチ 故障または位置不良 ｂ チャンバーロックがゆるい ｃｈａｍｂｅｒ ｍｏｖｅｍｅｎｔ ｃ その他 ａ 何らかの抵抗により モーターが回転せず ｂ チャンバー位置が設定位置 より15 度以上ずれている （マニアルチャンバーテスト にて設定値と実測値に 15 度以上のずれがある） ｃ その他 処置内容 リミットスイッチ交換または 位置調整 （チャンバー前後に２つ あります） チャンバーＵボルト調整 （ナットを緩め位置調整） 他 ギアーかみあい調整 チャンバー角度調整 モーター交換 チャンバー位置調整 他 添付資料 サービステストプログラム起動法 １ メンテナンス時に機器の状態を検査する時に使用します。 １ メインスイッチを入れセルフテスト 囚虜時、初期画面になります 右下の SERVICE キー▲を 押します SERVICE キー ２ 右図の PASSWORD 入力画面に なります 右下の ０００００ に PASSWORD １２３４５ を 入力します。 ０００００ ３ ジョグハンドル●を回す事により 下線部の数値が増減します ジョグハンドル●を押すことにより その数値が確定します PASSWORD に１２３４５を確定 させたら 右下の OK キィー▲を 押します OK ｷｰ １２３４５ ４ 右図の動作選択画面が出ます。 MANUAL TEST OPERATION を選択確定します 。 ジョグハンドル●を回すことにより ＊ 印を移動させ ジョグハンドル● を押すことにより確定します。 MANUAL TEST OPERATION ５ 右図の MANUAL TEST PROGRAM 画面となります ＶＤＣ： 高周波電圧試験 Ｐ−Ｐｒｅ： 高周波出力試験 Ｖ−Ｐｒｅ： 真空試験 Ｐｒ ｅ ｓ ｓ ｕ ｒ ｅ 圧力試験 Ｃｈａｍｂｅｒ チャンバー回転 Ｃｏｏｌ ｉ ｎｇ 水流試験 ＊ 印で選択 サービステストプログラム起動法 その２ 故障時はこちらの方法で立ち上げます １ メインスイッチ ON 後 セルフテスト画面 右下 ｂｒｅａｋ キー▲を押します ｂｒｅａｋキー ２ 次画面にて左下 ｉ ｇｎｏｒｅ キー▲を 押します ｉ ｇｎｏｒｅキー ３ 初期画面が出ます 以下同様の手順となります ｓ ｅ ｒ ｖ ｉ ｃ ｅ キー マニュアルテストオペレーション試験項目 ア ＶＤＣ 高周波電圧を測定します イ Ｐ−Ｐｒ ｅ 高周波出力試験 黒鉛るつぼを使用し設定出力値に対し 実測出力値を 表示します ゥ V−Pre 真空試験 設定真空値に対し 実測真空値を表示します エ Ｐｒ ｅ ｓ ｓ ｕ ｒ ｅ 圧力試験 ＶＰＶＢの圧力弁を作動させスイッチを押すごとに加圧、排圧を 行います。圧力値、圧力速度を測定します。 オ Chamber チャンバー回転試験 カ Cooling 水流試験 水量設定を３段階に分け、各レベルごと 実測水量値が 表示されます
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