環境活動レポート

環境活動レポート
(対象期間:2012年 6月 1日~2013年
作成
2013年
10月
利高工業株式会社
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5月31日)
5日
静岡工場
環境方針
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1.事業概要
認証登録対象事業者名及び代表者名
利高工業株式会社 静岡工場
工場長 山本 忠義
2.所在地
及び 対象範囲
静岡工場
静岡県掛川市浜野2692
EA21対象事業所
関連事業所所在地以下があります。
本社
大阪市西淀川区御幣島5丁目6番14号
未取得(取得EMS調整中)
滋賀工場
滋賀県米原市長沢988
ISO14001 取得事業所
関東工場
埼玉県幸手市上吉羽2100-11(幸手工業団地内)ISO14001 取得事業所
山口工場
山口県美祢市美東町真名2257
3.環境管理責任者及び担当者の氏名・連絡先
環境管理責任者 :
和泉 善馬
EA21事務局 :
加藤 孝明
連絡先
(TEL)0537-72-7177
:
(FAX)0537-72-7282
4.事業内容
住宅用部材の製造(バルコニー、梁等)
5.事業規模
59期(2012年6月~2013年5月)
売上高(当事業所) : 107,500 万円
従業員数
: 53 名
事業所延べ床面積
: 11100m2
6.環境管理組織図
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ISO14001 取得事業所
7.環境目標及び実績
59期(2012年6月~2013年5月)
:BM(58期実績)
60期(2013年6月~2014年5月)
:BM(58期実績)
61期(2014年6月~2015年5月)
:BM(58期実績)
注記)①実績は毎月の使用量を生産重量比に置き換えた累積値としています。
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8.主な環境活動計画の内容
●二酸化炭素排出量:1%削減(58期BMに対し)
●廃棄物排出量:1%削減(58期BMに対し)
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●総排水量:1%削減(58期BMに対し)
●養生材削減:1%削減(58期BM設定)
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9.環境活動の取組結果の評価
環境活動計画を策定し、2012年6月~2013年5月の一年間の評価
1)
数値目標を達成するための取組
■CO2排出量の削減:総合評価<達成>
※二酸化炭素排出係数は平成23年度中部電力数値にて計算してあります
◆液化石油ガス排出量:評価<達成>
ガスの使用量については、2008年より湯沸し器を電化にすることで使用をゼロにすることが
出来ております。
溶接 CO2 ガスの使用量を見直し調整し、不具合削減にも力を入れてきました。年末にクレームを
受付け、不具合修正や再生産などが多発したものの、結果生産重量比で4.5%削減を達成すること
が出来ました。引き続きガス漏れのチェックや不具合修正の削減による CO2 ガス削減に努めていき
たい。
◆電力使用量:評価<達成>
デマンド値管理計を設置し、使用電力の管理を行える仕組みが出来ました。一方節電活動としては、
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気づいた不要な電気などをoffにする癖をつける呼びかけや、蛍光灯の省エネタイプへの変更とい
った地味な活動ではあるが結果としては、生産量増加にもかかわらず6.5%の削減に繋げることが
出来た。まだまだ各従業員が意識を持って行う節電行動も浸透し切れていないので来期は意識力の向
上へ向けて活動していきます。
◆燃料使用量:評価<達成>
灯油に関しては、冬季のストーブの使用にて現場ストーブの消火徹底を行い、事務所ストーブに関
しては日中の使用をなるべく避け、消火活動をすることで23%と大きく削減することが出来ました。
ハイム部門における部材を事前段取りする仕組みを構築したことで部材の集約化ができ、リフト運搬
の削減による効果が得られました。結果約10%の軽油削減が出来ました。
■廃棄物排出量の削減:総合評価<達成>
今期は生産量が大きく増加しましたが廃棄物の排出は抑えることが出来ました。前期多くの廃棄を
行い今期もレイアウト変更に伴う3Sを行いました。極力返却、再利用といった意識が高まってきて
いる。しかし返却する仕組みといった点ではまだまだ仕組み化されていない。3Sの意識を定着させ
る必要が有る。
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■総排水量の削減:総合評価<達成>
場内での洗車の抑制、軍手使用から一部グリップ手袋に替えることでの洗濯量抑制、製品の養生シ
ート化により製品の水洗い削減などの活動継続、新たにトイレ貯水タンクの容積改善で期末には効果
が現れ、34%の削減をすることが出来ました。工場内における目立った水の無駄使いは見受けられ
ません。ひきつづき指導及び徹底し、節約意識を全員で持つようにしていきたい。
■環境負荷の低減:総合評価<達成>
前年に引き続き養生シート化の推進を進めてきました。更なる養生の簡素化に努めたい。
養生シートの破損が目立ち、少しサイズアップすることで解消されました。破損は使用不可となりゴ
ミの増加にもつながります。大事に使う意識を高めたい。
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10.環境関連法規への違反、訴訟等の有無
環境関連法規への違反はありません。尚、関係当局や地域からの指摘や苦情は、過去5年間あり
ません。また、訴訟もありません。
11.代表者による全体評価と見直しの結果
今期59期の実績においては、各活動項目に対し、ほぼ削減達成出来ております。この結果から見ても
これまでの 1 年間実施してきた環境改善活動の内容は年々評価できるものであると感じます。
しかし一方では、生産量の増加により全体の CO2 排出量は増加し、課題は多く残ったのも事実です。
私どもの会社では、会社方針に添って毎年、方針活動テーマを掲げ生産~環境に至るまでの各活動を
行い、全体改善に取り組んでいます。従業員一人一人の変わっていく力が大きな成長に繋がるものであり
この環境活動においては、地球で生活させてもらっている感謝を形で守らなければなりません。
今期無駄をなくす活動を主に実行してきましたが、もっと知恵を絞り改善を進めなければなりません。
もう一度、全体活動テーマを明確にし、誰もが身近に出来ることの個人テーマを掲げ公表することで
さらなる環境改善活動に取り組みたいと考えます。
12.次年度取り組み予定
●二酸化炭素排出量:0.5%削減(59期BMに対し)
●廃棄物排出量:0.5%削減(59期BMに対し)
●総排水量:0.5%削減(59期BMに対し)
●養生材削減:0.5%削減(59期BM設定)
13.次号の発行計画年月日
次号は、2014年10月発行予定です。
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